
地表付近をただよう雲が
層雲と呼ばれる霧。
よく晴れた日に、放射冷却によって発生する
朝霧は、気温が低下する頃よく見られる現象
ですが、時には交通機関にも影響することも。
高速道路の速度規制や通行止め(東北道の
利根川鉄橋付近とか、関越道の渋川~赤城
あたり鬼門かな?) 鉄道の徐行運転はもと
より、空港の発着に影響することもあり。(汗)
たかが霧、されど霧ですが、朝霧の多くは、朝陽が昇るにつれ晴れてくる兆しでもあります。
♪さ霧消ゆる湊江の 舟に白し朝の霜 ただ水鳥の声はして いまだ覚めず岸の家
これは、唱歌『冬景色』の一説で、静かな冬の朝を謳った名曲で、情景さえうかんできます。
朝霧、狭霧、朝もや、夕霧、夕もや、など、ちょっとした気象現象であっても、日本語の語彙
の豊富さ、文学的語感は、やはり、日本の風土に根ざした文化、日本人の感性のあらわれ
なのかもしれませんねえ・・・ナンチャッテうんちく (^^ゞ
まぁ、登山とか、航空機などで雲の中 (たとえ、それが、どんな雲であろうとも) に入れば
すべて「霧」の中と表現できますが、地表付近の霧(層雲)とは別物であるわけですね(汗)
↓過去ブログより雲の基本形10種ほか(汗)
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雲と気象歳時記 | 旅行/地域
Posted at
2009/11/09 16:02:27