
深く見下ろす渓谷と藪斜面の断崖。寸断したスノーブリッジを越えての渓流遡行の詰めでは、滑りやすくて危ない逆層岩盤に時々出くわすことがある。そんなときに、毛嫌いしたくなるような猛烈な藪の密叢も生い茂っていたりしてウンザリするものだが、 かえって、 藪の枝々が天然のザイルかわりになり助かることもあるのだからして、人跡も稀なる豪雪地特有の面白さ難しさといったらいいいだろうか。
ツツジ(写真上)シャクナゲ(写真下) 咲く密叢帯でホッとしたのもつかの間、不注意から足を滑らせ
数十メートルほど滑落。一歩間違えれば、あわや大怪我、いや命に関わる事故だったかもしれない。負傷の痛みや怖さのホトボリ冷めるまで、カメラを持つ手の震えがしばらく止まらなかったのも無理はない・・・おかげでピンボケ写真の大量生産であった(笑)
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山の日記 | 旅行/地域
Posted at
2010/07/22 18:19:55