←午後6時頃、愛知県豊山町 県営名古屋空港。
落雷の痕跡を残すジェイエア 4323便の
機首ドーム部分と、交換作業にあたる地上
整備スタッフ。矢印に焼け焦げた跡がある。
低気圧と寒冷前線の通過に伴い、大気が不安定に
なった西日本の上空で、飛行中の小型旅客機に
落雷事故が相次いで発生した。
①午前10時30分頃
三重県上空、高度約4000mを飛行中の アイベックス・エアラインズ 307便
福島発 大阪行き ボンバルディア CL600型機(乗客乗員34名)の右エンジンが停止。
当該機は、残った左エンジンだけの片肺飛行で、約20分後に大阪空港に緊急着陸。
同社が調べたところ、機種付近に落雷とみられる痕跡があったという。
②午前11時10分頃
高知県上空 高度約4500mを飛行中の 全日空 1609便
大阪発 高知行き ボンバルディア DHC8ー400型機(乗客乗員38名)に落雷。
当該機は、高知空港への着陸のため降下中で、左主翼エンジンのプロペラ羽が焦げたが
無事に着陸した。
③午前11時25分頃
愛知県豊山町の県営名古屋空港を離陸し、高度約2300m付近を飛行中の
ジェイエア 4323便 山形行き ボンバルディア CRJ200型機(乗客乗員33名)に落雷。
当該機は、約15分後に同空港に引き返した。
国土交通省 大阪航空局などが調べたところ、機体先端部の機首ドームと機体後部に
焼け焦げた落雷の痕跡があり、また、両方の主翼先端が3cm ほど欠損していた。
Posted at 2006/04/03 13:20:58 | |
トラックバック(0) |
航空 | ニュース