前ブログの 機体当てクイズ(何の機内?)
ですが・・・解答しちゃいま~す。
←この画像が答えで~す!
そう、ご存知、超音速旅客機コンコルドの
機内でした。復活した怪鳥(でも引退・・・)
で、
この機内画像に写っているオッサンはと言うと
9・11テロで一躍有名になったニューヨーク市長
ジュリアーニ氏(当時)でした。
機内画像を見ると、けっこう胴体が狭いですね。YS-11みたいな感じ?(^^;
コンコルドは、2000年7月の離陸墜落事故から470日間運行停止されて
いましたが、不死鳥のごとく運行再開されたのが2001年の11月7日。
勿論、運行会社は、エア・フランス、ブリティッシュ・エアウェイズ。
やがて、運行コストその他の理由から、すべてのコンコルドは就航を終え
その役目を閉じたのでしたが・・・
運行再開された初日(2001.11.7)、ロンドンのヒースロー空港を
飛び立ったBA001便がニューヨークのJ・F・ケネディー空港に豪快に
ランディングしたところが、この画像。
ニューヨークに到着したコンコルドの機内に、ニューヨーク市長ジュリアーニ氏が
訪れたのが、この画像ってわけです。
コンコルドは離陸から30秒以内で時速200マイルに加速、その後、
マッハ0.95の亜音速状態をへて、衝撃波を発散しつつマッハ1.7へ加速、
さらに速度を上げて高度6万フィート(約18000m)マッハ2(音速の2倍)
の巡航域に達するそうです。
衝撃波(ソニック・ブーム)を生ずるような音速に達する際、同じ航路を飛行する
他の航空機に悪影響を及ぼさないために、このような高高度(通常の旅客機の2倍
近い高空)を飛ぶそうです。それでも燃費は相当悪いらしい・・・
音速の壁を越える時には、機内でも甲高い音が響くそうですが、眠っている乗客が
気がつかない程度のレベルで、意外と静かな(一般的な旅客機より若干騒々しい
程度)ソニック・クルーズだそうです。
ちなみに、2001年当時の航空運賃(日本円換算)は・・・
ロンドン/ニューヨック往復で、約157万円。
パリ/ニューヨーク往復で、約133万円。 高っけぇ~!(笑)
Posted at 2005/08/20 01:38:01 | |
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