JR東日本では、以前から女性車掌さんは見かけていましたが、 最近は女性運転士に加え女性駅長まで誕生しているというし男女 雇用差別があっては ならないという時代の流れ要請ってことでたくましい女性たちに負けじと男たちもガンバ~!(汗)
(池袋駅JR山手線外回りホーム)
池袋駅ホームを発車してゆく↑長編成山手線電車。 首都圏では10両編成15両編成などザラにあり最後部
車掌は走り出した列車側方を駅を離れるまで目視安全確認を継続しなければなりません。

(池袋駅JR山手線外回りホーム)
しかし↑写真でも判るとおり、見通しが湾曲したホーム構造では列車側方の全領域を目視だけではとてもカバーしきれないことがわかります。
そこで、要所ごとに設置した監視カメラや編成車両の外板に設置されているドア開閉ランプ、および駅員の複数配置によって、 この安全死角をカバーしています。 それでも、 駆け込み乗車客の衣類とかベビーカーの車輪など
「細いモノ」が発車直前に閉まったドアに挟まるなど、不測の事態もあり。
乗降ドアにはセンサーがあるも、構造上、一定の大きさ以下の「挟み込み」は感知できないため駅員や車掌の死角になったまま、
危険な状態で電車が動き出す人身事故が実際に起きてしまう訳です。

(JR東日本 山手線仕様 E231系運転席)
発車チャイム鳴り止み
『○番線ドアが閉まります ご注意ください』 の合成音声が流れドアが閉められ
運転席にはドア開閉を知らせるランプがあり、戸閉ランプが点灯すれば(すべてのドアが閉まったことを意味するので) 運転士はそれを指差確認したのち、 列車を遅延させぬよう迅速に発車させます。
(鉄道会社によっては、戸閉ランプと車掌からの発車合図ブザーとを併用確認して安全に発車)例え数十秒の遅れとて、決められた運転マニュアルで時間を回復させるのは容易ではないからですね。
車両や駅のホームには
列車非常停止用のボタンなどあるので、乗客がドア外に挟まったまま電車が動き出す不測の事態を発見したときは、ただちにそれらを有効活用したいものです。
『乗り遅れまい』との利用者の自己中心的行動は、よく見かける光景としても、 結果として列車の安全運行を妨げるような行為が人身事故に発展すれば、そこで運行はストップ。それほどに自身の行動には、それこそ何万人もの足に影響を及ぼすかもしれないことを自覚する必要も・・・ って、まるでワタシは事業者の目線? JRの回し者? いや、全くの見当ハズレ、視点を変えての一般論述べているだけです(^^ゞ
<池袋駅>
JR山手線 埼京線(川越線 臨海線直通) 湘南新宿ライン(東海道線 横須賀線 東北線 高崎線直通)西武池袋線 東武東上線 地下鉄有楽町線 地下鉄丸ノ内線 地下鉄副都心線(東急東横線直通計画あり)が乗り入れ。日本一の乗降客数を誇る新宿駅に次いで、 日本第2位のそれを誇るという首都圏有数のマンモスターミナル駅です。
Posted at 2010/07/07 18:54:23 | |
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