
すっかり放置していた
こちらの続き でして(汗)
←このような景色が出現する場所ってどこなの?
との疑問が、これで一気に解消するでショー ^^;
その場所とは、南米のウユニ塩原
知る人ぞ知る、 知らない人は全く知らない場所?
南米ボリビア、アンデス山脈に囲まれ、一面が白い塩でできているのが
ウユニ塩原。しかも、その
面積は、日本の四国の半分程度もあろうかという広大さ。(驚)
海の塩分を含みながら隆起した南米アンデス山脈、その山地に降った雨水は逃げ場のない窪地
に流れ出てたまり、気の遠くなるような長い年月をへて山から流れでた塩分やミネラルが凝縮した。
最近の精密な測地観測によれば、 四国の半分もある広大なエリアの最大高低差は、何と±50cm
しかなく、
地球上で一番平らな場所ではないかと言われている。塩を少し掘ると水がしみでてくる。
その塩分濃度は何と
海水の10倍もあるのだ。 ここで採れる塩は、ナトリウムのほか、カルシウム
マグネシウムなどのミネラルが豊富で味もマイルド、世界中の料理人からも重宝されているという。
ふつうの海水に比べ塩水の浮力が高いため、湖水面下に出来る塩の結晶も形状が独特で大きい。また世界有数のリチウム埋蔵地帯らしい。
乾期は荒涼として広大な雪野原みたいな塩原でも、地元民が雨を呼ぶ祈りの祭りが雨雲を呼んで
雨期の雨が降る。そして広大な塩原の上に貯まった数センチの雨水は、この湖水の特徴たる波が
ほとんど立たない平滑な水面を作り上げ、この世のものとは思えない
天空の鏡 を作るのである。
まさに
「世界で一番平らな場所」「天空の鏡」「ここは、もはや地球ではない」 などの比喩がピッタリ。
条件が整えば上の写真
(※) のような素晴らしい光景が見れるのだから凄い。 また、月明かりない
新月の日ならば、天地の区別がつかないほどの満天の星が視野いっぱいに拡がる。 まるで、宇宙空間にいるかのような錯覚さえ感じるほどだという。一度体験したら人生観が変わるかもしれない。
ウユニ塩原には、観光用のバスやオフロード車も走るという。 商魂たくましく、ツアーの旗を先頭に
ゾロゾロ人の行列ができるような場所ではなく、ありのままのウユニ塩原であり続けてほしい・・・。
(※)写真は作画イメージ
~
NHKオンライン(NHKワンダー×ワンダー
第9集)より~
Posted at 2010/02/27 18:44:14 | |
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