
①変化高積雲・
層積雲の雲海
②濃密な巻層雲(絹層雲)・
層積雲の雲海
③濃密な巻雲(絹雲)・高積雲・
層積雲の滝雲
④濃密な帯状巻積雲(絹積雲)・高積雲・
層積雲の滝雲
地表を這う霧 (
層雲 ) なら、標高の低い所でも雲の海をみることができますが
山で見るその多くが
層積雲の雲海です。天候回復や下り坂といった、お天気の
変わり目のさい時折見られるのは、 ガスの切れ目の眼下には雲海、 上空には
雲底、といったぐあいに、雲層の多重構造です。薄気味の悪い暗灰色の空間に
横たわる真っ白な雲の海は、 雨を降らせる
乱層雲や濃霧の元の
層雲の類です。
また、夏山の雲海は太陽が昇るとともに、モクモクを頭をもたげ入道雲になって
ときには雷雲に豹変することもあり。しかし、
日が沈む頃には勢いを失ってゆき
もとの雲海に戻るというパターンがよく見られます。 この雲海の日変化のようす
は梅雨明け後の夏山の天候が、 比較的安定している時期の特徴でもあります。
雲海をつくる
層積雲が山脈を越えて移動するさい、 流れ落ちるナイアガラの滝
を思わせるような様相から 「
滝雲 」 とよばれる雲海もみられ、これも山脈地帯
特有の景観だろうと思いま~す。 (
一題目、二題目ウンチクなんとかクリア^^;)
Posted at 2009/09/09 12:47:55 | |
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雲と気象歳時記 | 旅行/地域