
もともとは、 岩や氷河におおわれた
欧州アルプスの鉱物採りのオッサン
連中が、安全確保の為に造り出した
氷斧がルーツらしい?
雪山の一般縦走用途から氷壁登攀の
ためのアイスピッケル (アイスバイル)
エキスパート向けまで、種類は豊富。
硬い雪に足場のステップを刻んだり、登山靴やアイゼンに付いた湿った雪のダンゴ
を叩き落としたり、急斜面での制動確保や耐風姿勢の支点にしたりと、ワザの用途
はいろいろあれど、 これを使いこなすようになったときは、 何とかエセヤマオトコの
域になったもんだなと有頂天にもなったり・・・(^皿^;) ウソウソ
滑落する場合の多くは、登高時よりも下降時やトラバース時(斜面横断)に集中。
大荷物の場合、軽装の場合、空身の場合でも、動作に影響・・・
防風ヤッケ(製品表面はツルツル)に身をつつみ、不注意でアイスバーンを滑落。
加速は一気に増して、死を覚悟するような恐怖の勢い。(゚Д゚;)
ある程度の速度がつくと、 もう何をやっても無駄といった感じ。 そこで肝心なのは
最初の滑り出しで制動停止をいかに早く試みることだと知る。そこでピッケル登場。
滑落停止訓練なるものをさんざんやらされた山ヤもいるはず。(汗)
雪質や斜面の性質によって速度の出方は違えど、実際に下降体勢で体を反転させ
刃先をすばやく雪面に打ち込み、 足を持ち上げ胸元の刃先に全体重をかけ続ける
停止動作をしてみると、 思ったりよりも止まらなかったり、 ピッケルの扱いを誤って
刃先や角でケガしたりして泣きをみたり・・・ _/\●ボク オウチヘ カエリタイ タスケテ!(爆)
Posted at 2009/08/27 07:57:44 | |
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