重登山靴とスパッツ(左上)は、主に雪山登山や
ハードなロングコースのときなどに選択してます。
ビブラム(靴底)の張替えで、長期使用に耐える
丈夫な造りや耐寒防水性に優れる反面、重いのが
難点ですが、重い荷物の時にも足回りサポート性
はバツグンです。山スキーや、ワンタッチ固定式
アイゼンを使う場は、対応可能な登山靴との相性
が問題で、スキー雪山登山兼用のプラスチック製
ブーツが有利ですが長い林道歩きは地獄に。(笑)
地獄の林道歩きを快適に乗り切るために、ビーチ
サンダルのような履き物を使うという
奥義もあり。山にビーチ
サンダル?(笑)これが意外と便利なグッズなんですよ。(^^)v
最近の
スパッツは防水性通気性に優れた
ゴアテックス素材が一般的。雪山用途以外にも
雨よけ砂利泥汚れ用途の薄手のスパッツも登場し夏山でのスパッツ姿も違和感なしです。
アイゼン爪を引っ掛けると薄手スパッツは破れること多し。ガムテープで緊急補修します。
が、そこだけ
ゴアテックス本来の通気性も悪くなり、補修箇所だけ結露するのを見ると
素材による通気性能の違いに感心したりします。(^^;)
地下足袋とワラジ(左下)は、沢登りの定番でした。ワラジは2日間くらいでボロボロ
になり交換したものですが、最近は長持ちする良質なワラジが手に入りにくくなったり
滑りにくいフェルトやスパイク打ちの地下足袋(フェルトは耐久性に難点あり)の登場
ののち、近年は耐久性の良い
渓流シューズが普及。古きよき時代の旧式スタイルは
姿を消しつつあるようです。(釣り道具屋のワラジは、質が悪いのが多いようです)
軽量登山靴(右上)は、一般的な日帰り登山や営業小屋利用の背負う荷物も少ない2日
程度のスタンダードコースならば、この程度の靴でも、足元を十分サポートしてくれます。
登山靴を選ぶ場合に、キチキチに爪さきが当たらないよう、やや大きめのサイズを選ぶ
のがいいと思いますが、山専門店なら、それなりに (中にはウンチクを聞くハメになる)
アドバイスしてくれます。
ビブラムソールの張替えができないモデルだと、酷使によって
短いお付き合いになるかも?
トレッキングシューズと
8爪アイゼンの組み合わせ
(右下)は、たとえば、夏場の白馬岳
大雪渓コースのような軽荷物の登山エリアなら何とか役にたつといえる組み合わせです。
雪山のような仰々しい装備は不要、 しかし雪渓のような難所がある、というようなときに
これなら何とか安心できそうです。 しかし、足首周りのサポートが浅いので、重い荷物
や岩場の多いコースには不向きで、中には4本爪の
簡易アイゼンを雪渓で使っている人
もいますが、 爪先、かかと、接地時に爪のサポートが全く無いので滑りやすく危険です。
できれば8本爪以上、欲を言えば、12本爪の
本格的なアイゼンならば、より安全ですね。
ただし、爪数が多くなると、アイゼンの爪で足をひっかけやすく、転倒すると危険ですね。(汗)
慣れないうちは練習しておくと安心。で、どこで練習? う~ん、わかりません・・・(X_x☆\(==
Posted at 2009/08/05 17:54:59 | |
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