
HNKのドキュメンタリー番組
プロジェクトⅩでも取り上げられた
名機YS-11。
戦後、アメリカから一切の航空技術を
剥奪され、開発予算も厳しい状況の中、
世界に誇れるこんなプロペラ機を開発
した技術陣の情熱には、頭が下がります。
耐久性の高い機体は、今でも世界各国で活躍しています。離陸滑走中のアクシデントの一つに
片側エンジン停止がありますが、機体の最終開発段階では、そんな状況下でも、パイロットに
大きな負担をかけずに安全に飛び立てる工夫がなされ、米国から来た審査官も・・・
「すばらしい機体だ」と賞賛したそうですね。
きわめて短い滑走路でも離着陸できるので、ローカル空港を結ぶ路線でも大活躍。
機体製造事業事態は、赤字続きだったそうで、とっくの昔に製造終了・・・残念。
機体通過後に聞こえるターボプロップエンジン特有の排気音が、また味があって、
いまだ隠れファンも多いようです。
Posted at 2005/07/23 12:50:26 | |
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