太陽のような自ら燃えて光かがやく
恒星の一生には、その質量の大きさ
によって、 いくつかのタイプがあると
いう。 太陽程度の恒星が、 核融合
燃料を使い年老いてくると今の地球
軌道も飲み込むほど膨張した、
赤色
巨星に変貌するのだという。 その時
の地球がどうなるのか想像だにでき
ないけれど何十億年も先の話らしい。
赤色巨星はやがて、宇宙空間に膨大なガスを撒き散らしながら収縮してゆき最後
は白色矮星となり輝きも失って一生を終えるそうです。
その一方で、星間ガスが互いの引力で集まり新しい星々が力強い光を放ちながら
誕生してゆく。わが太陽にしても、
昴 (すばる) の名を持ち夜空に青白い光を放つ
プレアデス星団も、そんな星々輪廻の過程なのでしょう。
太陽よりも質量のある重い星が、 光り輝く恒星としての一生を終え核融合の燃料
を使い果たした末、自らの重さで崩壊し反動の衝撃波で星の外殻を木っ端微塵に
吹き飛ばす
超新星爆発は、 想像を絶する膨大なエネルギーと物質を宇宙に放出。
星同士の衝突、銀河同士の衝突も起き、ばら撒かれた星くずは、 また、あらたなる
星を誕生させる原料となって宇宙を漂う。わが太陽系や私たちの体を作るさまざま
な原料も、 そうした宇宙での劇的なドラマの末できた元素を含んでいるかもしれず
そうだとしたら私たちは
スターダスト 星くずの子。 何と、 ロマンチックな話でしょう。
超新星爆発の後、星の中心には質量を凄まじく凝縮した核が回転しながら電磁波
を放つ
中性子星が誕生、高速自転軸の偏りで規則的なパルスを送っているように
見える星が発見され
パルサーと名付けられた。
超新星爆発を起こすには太陽より
重い一定の大きさが必要で、それ以上に大きな質量を持った恒星の終末は、自ら
の重さを支えることができず、中性子星以上に中心核は凝縮してゆき、重力崩壊
の最後は光さえ抜け出せない暗黒なエリアに。 それが、 有名な
ブラックホールで
何でも吸い込む特異な天体というわけですね。 相対性理論から導かれた数学的
解だった
ブラックホールや、 重力理論、空間理論が、実際の宇宙に存在している
ことを裏付ける観測結果が、沢山見つかっているといいますから、驚くばかりです。
ブラックホールの事象の地平面内部、 中心特異点では質量が無限大かつ空間も
無限大に歪み時間も停止してしまう。その先の世界は現代科学の通用しない全く
未知の世界で、 何でも吐き出す
ホワイトホールによって他の時空へのトンネルに
なっているとしたら、タイムマシンになり得るかも? もっとも
ブラックホール内部を
無事に通過できる保障もなく、桁違いの潮汐力に引き伸ばされるのがオチだとか。
仮に無事通過できたとしても、二度と戻れない一方通行路みたいだし^^;
私たち太陽系が属する銀河系内部にも (星々の質量は膨大)巨大ブラックホール
が存在している可能性が大きいという。 ほかにも、ミニブラックホールの存在とか
ブラックホール同士の衝突、ブラックホールの蒸発、などといった話もあり、何だか
訳ワカメになってきますねえ。 人類のあくなき探究心と、あたらしい発見によって
科学の定説や常識が見直されることは珍しいことではないにせよ^^;
ニュートン理論、 相対性理論、 量子論、 素粒子論、 超弦理論、 大統一理論 etc
この世、この宇宙のことを完全無欠に説明できる理論を求める科学者たちの旅は
終わりがない。 宇宙から作られた人類が、 意思を持ち、 宇宙を知りたがっている。
私たちはどこからきて、どこへ行こうとしているのか・・・・・突き詰めて考えると・・・
ああ、今夜も眠れなくなる。(^^ゞナンチャッテ
ググられて、アラを探され、玉砕するエセサイエンスのウンチクぶろぐ終了(滝汗)
Posted at 2009/10/05 22:07:47 | |
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宇宙 | 日記