
ストックといえば、本来スキーで使われる
バランス保持のための道具でしたが近年
歩行時の足腰の負担を軽減してくれると
して、
登山用のストックが登場。 (
写真奥)
中高年の登山ブームにあやかり、商魂を
たくましくして山ストックという道具 (商品)
が登場したのかどうかは知りません。^^;
片棒使い、両刀使い、使い方いろいろ。確かにこれを使うと、重荷を背負った時
足腰の負担がやわらぎます。ところが、登山道の途中に岩場があっても、これを
使い続けている人がいますが、 今度はストックが邪魔になり、 かえってバランス
の保持を崩してしまい、
転落事故の危険を招く可能性もありそう。最近の伸縮式
ストックならば、危険地帯を抜けるまで仕舞いこむべきだと思いますが・・・
昔は夏山でストックを使う若者など皆無だったわけで、これも中高年登山ブーム
の影響でしょうか。ワタシも、その一派の引退組近しといった感じです。(X_x☆\
雪山でも同じことが言え、 滑落の危険がある急斜面でのストック使用は、いざと
いう時には、ピッケルのような滑落停止が困難。 要は
適所で道具を使い分ける
べきではないかと思いますが、 どこまでが危険なのかの判断も個々人のレベル
で違ってくるので、扱いの難しいピッケルよりも、安易にストックをたよる中高年が
多いのかもしれない。 安易なストックの使用が、最近の転落事故や滑落事故の
影の要因だと思うのは杞憂でしょうか。(ワタシの独断と偏見)
ストックでは不安だけど、ピッケルは扱いにくい、ならばストック+ピッケルの機能
を付加したような小道具、名づけてストッケル (無理やりの造語) ってのはどう?
試行錯誤にしては、やっぱダメかな、こりゃ・・・orz
Posted at 2009/09/15 15:47:45 | |
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山の道具 | 趣味