
  明け方の冷え込みはまだ厳しいけど、昨日は水も
  ぬるむという旧暦の雨水。 小学校の理科のテスト
  で
氷が解けると何になる? との問いに
春になると
  答えて○をもらえるかどうかは別としても、確実に
  季節は一歩づつ進んでいることは、日中の陽射し
  の温もりからもわかる。しばらくは寒い日が続いて
  きたせいもあるけど、 それでも平年なみの気温に
  戻った感じだろうか。
冬芽を固く閉ざしていた植物も、日照時間が延びて逝く冬の気配、くる春の気配を感じとって
いるのだろう。日増しに高くなる太陽が明るく笑っている。寒の戻りがあるにせよ確実に春が
近づいていることを感じる今日の好日。 日中のぬくもりは来週の半ばまで続くという。
未だ雪深い春山への思慕で落ち着かない日々が多くなりそうだ。 風は名のみの風の寒さよ。
深雪に輝く高嶺が君を呼んでいる。 雪山から足を洗おうと誓った舌の根も乾かないこの悪い
虫のささやきだ。その誘惑に、どこまで耐えられるのか。 そう言いながら、ガサゴソ山の道具
を未練がましく出し入れしている自分がいる。全く困ったものである。
 
				  Posted at 2010/02/20 12:51:01 |  | 
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気象歳時記 | 日記