
2003年 日本 120分
戦時中・・・・
広島・長崎に原爆が落とされ、日本の敗戦が間近となった1945年夏の宮崎県「キリシマ」
そこには銃撃戦や爆弾投下などは一切無いのだが、確実に生活に影を落としていく戦争・・・
何だろう・・・すごく淡々としていて、終わったあともすごく面白かった!!といった感動も無いのですが、後に残る悲壮感。
戦争への肯定・否定を前面に出すことなく、重圧や不安を美しい景色や空気で表現しています。
説明しづらいけど・・いい映画だと思います。
ただ残念なのは、前半の人物描写が薄くちょっと整理するのに時間がかかったところでしょうか。
全編に渡りコテコテの九州弁(鹿児島・宮崎)で会話がなされているのですが、前半は地元俳優さんを使ったんでしょうね。
とてもいい感じでした!!
後半、名の知れた俳優陣が出てくるといつもの大河ドラマのようでしたが・・・
コテコテの方言って皆さん分かるのかな~~(^_^;)
★★★★
ちなみに主人公の柄本佑は柄本明の息子なんですね~
将来どんな俳優さんになるんでしょ?
Posted at 2005/12/20 23:06:12 | |
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