まゆねこのブログ一覧

肺炎と思われていた症状は精密検査の結果「肺水腫」
そして肺水腫を引き起こした原因は心臓の病気「心筋症」と診断された。

うまく心臓が動かず血液を循環しきれず肺から水分が染み出して肺炎のような症状になっていたみたい。

利尿剤で強制的に水分を体から出すことでだいぶ呼吸は落ち着いてきている。
一生涯薬を飲むことで症状を抑えることしか出来ないらしい。
心臓に血栓が出来てそれが血管に流れ血流を止めてしまうと人間と同じように心筋梗塞のようなことになると。


夕方病院から戻ってきた福。
１階のリビングをホームにしてる福にケイ・メイ・しぃ・ナナコがお出迎え。
「どこ行っとったん？どこ行っとったん？」と福に染み付いた病院の匂いを嗅ぎながら福にとってはちょっと迷惑なひととき。

先日旅立ったうめのように
コタツから顔出してゴハン食べているケイ。

動物病院が開く時間と同時に福の見舞いに行ってきた。

待合室で待っていたら処置室の小窓から福が口から注射器で流動食を食べさせられていた。
人見知りの福だから知らない病院の人達に囲まれゴハンも喉を通らないんだろうと思ったら悲しくなってきた。
毛並みも入院する前に比べ遠目から見てもパサパサになっているのがわかるくらいになっていた。

～面会～
先生の話だと相変わらず肺炎はよくない。
ただ様子を見ている限りでは入院当日に比べ元気になってはいるようだと。
一時的に退院し家でゴハンを食べるのなら通院に切り替えようかという話も出たが自分的には入院してもらってる方が安心なので福には可哀想だがもぅ少し入院していてもらう事にした。

人見知りの福だからゴハンも喉を通らないんだろうと思っていたが何か看護師さんにむちゃくちゃ甘えてすり寄っていたので「なんだ？ふーちゃん！」と笑ってしまった。
いつもの様にお尻辺りを指で突いて「ふーちゃん！ふーちゃん！」と呼び掛けても看護師さんにスリスリ。
「な～ん！ふー！」こっちをチラ見してソッポ向く福。

なんとなくいつもの福な感じの今朝。

ここ数年、毎年花が届けられてくる。
ムニ まゆ ミル 。。。そして今年は少し遅れてうめの花が届けられてきた。
基本、動物病院に行き亡くなったことを言わないと届かない花。

2月16日、福が肺炎で入院することになった。
原因は不明。
まだ若く体力もあるので。。。という話だが人見知りの福はゴハンを食べようとしないらしい。
心配だ。

「人は二度死ぬ」ある本の一節。

一度目の死は生命が途絶えた時。
二度目の死は故人を知る人達がいなくなった時。

人に限らず家族として共に暮らしてきた愛犬・愛猫も同じように二度訪れるのだと思っている。

現にネットで仲良くしていただいてる方の家族達がふとした瞬間思い出す。。。
今では「思い出す」という言葉より「想い出す」という表現の方が近いかもしれない。

ネザーランドのウサギの「ひゃっほいジャンプ」
顔の丸い白猫の「パン好き」や「カミキリ虫」
幼い頃から一緒に暮らしてきた鹿児島の長寿猫。。。

自分の中ではとても少ない想い出だけど飼い主さんの知らないとこで今もその子達は元気な姿で生きている。。。


◆2月4日未明。
１９年目の冬を越すことが出来ず旅立ったうめ。
去年の９月から１２月にかけ一気にメイ・ケイ・しぃ・ナナコと４人の家族が増えて、うめは「またか・・・」と思ったろうか？

この数ヵ月、福も含め５にゃんずとドタバタ暮らしで、うめは５にゃんずに何かしら伝承したかな？

５にゃんずはすぐにうめの事を忘れ普段通りの生活になるだろう。
でも、ふとした瞬間にうめ独特の仕草や行動した時は無意識ながらもにゃんずの中に
今でもうめは生きているんだなぁと思い、自分もまたにゃんず達を見てうめを想い出す。