六代目円楽襲名披露興行

昨日新潟テルサで開催された「六代目三遊亭円楽襲名披露興行」に行ってきました。
東京生活のころに初めて生の落語に触れ、すっかり落語のファンになってしまいました。とは言っても、ＤＶＤとか一切持っていないんですけどね。薀蓄もなく、機会があれば見に行く程度です。

この興行は、桂歌丸、三遊亭小遊三、そして楽太郎改め三遊亭円楽という笑点でおなじみの面々の登場ですから、まあ満員御礼は当然でしょうね。高齢化率が高い会場でしたが、皆さんの期待度もかなり高かったようです。

歌さんは肺炎の退院から間もないため、出演は無理かな・・・と思っていたのですが、しっかり小遊三さんが、「楽屋で生きています」といきなりかまして一安心。
やはり登場の拍手は楽さんよりも歌さんの方が気持ち大きかったかな。
多少苦しそうでしたが、歌さんの「おすわどん」、さすがでした。笑いっぱなしでした。

そして当然主役の楽さん、はじめは笑わせつつも、細かい描写、そして会場が静まり返るような話の展開に、途中でようやく演目が「芝浜」と気づきました。芝浜はこれが初めてです。
五代目円楽の最後の高座がこの芝浜でした。それを六代目が披露興行で演ずるのですから、相当の想いが込められているのでしょうね。

あっという間の楽しい2時間半でした。

たまにいいですよ、落語。お勧めします。