部品でこれは劣化しないだろうと思いこむ部品があります。
コンデンサやトランジスタ よりも 劣化は可変抵抗やボリュームのほうが早い気がします。
ボリュームは分解できれば、洗浄して組み立てすれば何とかなります。
そして 意外とLPF(ローパスフィルター)という 四角いボックス が壊れていることがあります。
今回はこの部品を交換しました。
見かけは 白いプラスチックに包まれてるから 腐食とは無縁と思われますが、中を開けてみると 中の抵抗?は腐食で変な色をしてます。細い線の何本かは切れているかもしれません。
ローパスフィルターは抵抗とコイルの組み合わせ一体の部品です。コイル類の細いエナメル線?は 接着剤などで腐食しやすくなるようです。
他の新しいめの(90年代の)ジャンク基盤から LPFと書いてある部品を取って 取り替えました。金属シールドでなんか良さそうだす!
LPFには向きがありますが、2個上下互い違いにさして、モニタリングして音が正常にでるほうに合わせて 間違ったほうを上下向きを変えて指し直すだけです。
LPFでシールドケースをGNDに落とすタイプは ケースに繋がってる平べったいピンがあるのですが、tc-fx6ではこの突起をニッパーで切って使います。
シールドケースに 半田をもってリードを伸ばして その先をGNDに繋げるとオッケーだす。
今まで気付かなかったのが残念なくらい 音が見違えます。モニタリングで今まで聴いてきた音が嘘なくらい ノイズが少ないです。
全く違う きれいな音になります。
再生時やモニタリングや録音で元気がない ノイジーな音がある 低音がぶつぶつ言う とかあれば LPF は必ず交換が必要なようです。
まずは 他のジャンクデッキから LPF を取って 交換をオススメしますだす!
Posted at 2012/10/17 01:22:45 | |
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