近頃朝晩は寒くなり、やっと?秋らしくなってきました。
EOS60D+SIGMA18-50mm F3.5-5.6 DC (ss1/250 f5.6 50mm ISO125)
紅葉はまだまだ先のようですが・・・
さて、先週、実家から要修理品を預かって帰りました。
それがこちら。
ZAMA製RBキャブレター。 農機に付いていた汎用(?)キャブレター。

実家から持ち帰る時に、キャブレターだけを取り外して持ち帰りました。
エンジンは何とか始動するものの、回転を上げるとエンスト、アイドリングを維持出来ない等の症状で、燃料系かなぁ?と予測です。
帰って分解してみると、プライミングポンプが硬化して燃料漏れ、リードバルブのような物の変形、ダイヤフラム硬化等々。
『キャブレターOH』に作業決定。
OH用のリペアパーツを入手出来ないか、あちこち検索。

本体の製品名で検索するも、HITせず・・・
キャブレターのメーカー名から検索していると、
見つけました!(^^)
キャブレターパーツドットコム (リンクを貼る旨、了解を頂いてます)
他にも少しだけ、似たようなショップを見つけましたが、該当機種が無かったり、解らないので問い合せるも、回答が来なかったり。
こちらでやっと、キャブの型番,機番から希望のリペアキットを見付け、発注出来ました。
今回のZAMAの他、ワルボロ用など色々扱っておられます。
発注から2日待たずに、パーツが到着。
早速、週末に作業出来ました(^^)

キャブの下にあるのが、硬化して茶色くなったプライミングポンプ。
その台座を外すと、黒くて薄いリードバルブのような部品が外れてきます。
フィルター部分や小穴をパーツクリーナーでざっと洗浄。

下側に付いている、ダイヤフラムカバーを取ると、中からダイヤフラムが出てきます。
左の古い方が、ペコペコになっているのが、画像で見えるでしょうか?!

上側の、スロットル側から。
先ほどの、リードバルブとポンプは組込み済み。
矢印の小さいローラーは、スロットル開度によってスロットル自体を上に持ち上げています。
以外に、重要な部品でした。
組立時に気付かず飛ばしてしまい、動きがおかしいので発見。紛失したかと焦りましたw

スロットルを戻し、ダイヤフラムを取付、完了 と思いきや
画像の赤いボタンはチョークなのですが、動きが変です??
確か自動復帰タイプだったはずなのに、手で動かさないと戻りません???
もう一度バラして、ジィ~と観察してみると、どう考えても自動復帰する機構がありません。

どうも、スプリングが1本無くなってるようです。
こんな小さいスプリングあったかな~ ( ̄~ ̄;) ??
・・・・・・・・・
あっ!! 百円ライター!! (^_^;)V
さっそく、使い切ったライターを解体してスプリングを確保。
長さと強さを加工調整して、バッチリ復旧ですw
組立の済んだキャブを持って実家へ。
本体に取り付けます。

スロットルケーブルは、ハンドル側のレバーをアイドルにし、キャブ側スロットルリンクを全開にすると、このような状態で連動部分に簡単に通ります。(取外し時も)
燃料ホースを継いで、3,4回ポンピングをするとキッチリ燃料がたまりました。
スターターを数回引っ張ると、ビーンと2ストの音と共に無事エンジン始動。
高回転もしっかり回り、アイドリングもちゃんと維持します。
てきと~にアイドル調整して
修理完了(^^)v

今回は、草刈り機でしたw
軽く使い易いので、親も私もお気に入り、廃棄処分にならずに済んでよかった(^^)
Posted at 2013/10/27 23:29:43 | |
トラックバック(0) | 日記