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ずみさんのブログ一覧

2017年05月02日 イイね!

住所変更はお早めに

久しぶりに登録関係の記事です。

もうそろそろ引越をして1年ちょっとになるのですが、よく考えてみたら車検証の住所を変更していませんでした。

正直なところ車検証が旧住所のままだと、自動車税の納税通知書が旧住所に届いてしまうという問題があるのですが、うちの住所のある大阪府の場合、納税通知書の送付先の変更は大阪府のHPでできるので、取り急ぎ問題になることはないのです。
住所変更の手続きでは市役所と警察署(と陸運局)にいくのですが、警察署で去年免許証の住所を変えたときに一緒にしておけば良かったなどという一筋縄ではいかない事情で先送りにしていたのですが、ちょうど今年は車検もあることなので、スッキリ新しい住所にします。


まず行うのが車庫証明の取り直し。
以前は月極の駐車場を借りていたのですが、今度は自宅に車庫があるので、そこで申請します。

車庫証明を取るには車庫の場所がわかる地図と、車庫の図面、申請書などを警察署に提出します。
大阪府警HPでは申請書用紙がダウンロードできますが、警察署でもらうと複写になっているので手間がかなり省けます。
また今度は自宅車庫なので車庫証明のサイン代を大家さんに貰う必要はなく、代わりに「自認書」というものを作成します。
これは普通に車庫証明を申請する手続きと同じですね。
ただ、車庫が異動したからといって元の車庫について車庫証明を取り消すとかいった手続きや、古い車庫証明ステッカーを返す必要はないようです。

ここで最初にして最大の面倒くさい壁に当たります。
これが面倒だからなかなか手続きしなかったんですよね。

それが「警察署の営業時間」
午前9時から午後5時45分までで土日祝日は完全休みという超ホワイト企業っぷり。
一応「引っ越した日から15日以内に届けないと10万円以下の罰金」という法律になっているので、起訴されたらそれはやむを得ない、こんな営業時間に手続きをしろなんて一般サラリーマンには到底無理だという主張は法廷で叫ぼう・・・などと覚悟を決めて、なんとか仕事の都合をつけて午後5時30分に警察署に飛び込んだら
「現場を見に行くから車庫は開けといてね。こちらから連絡がなかったら1週間後に書類が出来てるので取りに来てね。」
と、申請料2,200円を払ってあっさり受理。

そう、この超ホワイト企業に2回も行かないといけないのが超面倒くさいのです。
しかしウチの回りはそれほど治安の悪いところではないつもりですが、警察自ら「車庫は開けといてね」とは不用心な話です。
これはさすがに「車庫を開けっ放しにしておくのは不用心なので来られたらチャイムを鳴らして下さい」と言いました。
が、留守番していた嫁曰く、誰も来ていないようだとのこと・・・

1週間後、今度はやむなく午前休を取って警察署に行くと、ちゃんと車庫証明は出来ていました。
500円を払ってステッカーと車庫証明書を貰います。
警察署でご親切に「他の必要書類はここに電話して聞いてみてね」と陸運局の電話番号を書いた紙を渡されたのですが、残念なことにこの番号に電話してもただのテレホンサービスで、HPの内容を読み上げてくれるだけでした。

警察署の次は市役所に行って住民票を取得。これは300円でした。
この住民票の旧住所が今の車検証の住所と同じではない場合は、戸籍謄本も必要になるようです。

次はいよいよ陸運局です。

登録以来5年ぶりの陸運局は検査棟が新しくなっていました。


しかし今回はこちらに用はなく、事務棟で済む用事ですが、中をちょっとだけ



ますます工場って感じになりましたね。


前回と変わったことは申請書OCR紙が無料になった?申請用紙が普通紙になったことと、書き方が増刷されたことですね。

申請書と旧車検証と車庫証明、証紙350円をバインダーに挟んで「相談窓口」でチェックしてもらうとおしまい。
本来の受付窓口ではチェックして貰えないし、「書類不備」と黒板に書かれるだけなので、不安のある場合は「相談窓口」に出すのがいいです。

ここでも期限を大幅に過ぎて登録したことについて何のツッコミもなし。

結論的にいうとあれは「悪質な車庫飛ばし」対策の条文なんでしょうね。

私の場合は同じ陸運局管轄内なのでナンバープレートの変更もなかったので新しい車検証を受け取り、自動車税事務所に行って住所変更の届け出を出しておしまい。
陸運局の管轄が変わる場合は新しいナンバープレートを貰う必要があるようです。
・・・ということは違う登録のクルマがずっとそこにいたらそれは車庫飛ばsゲフンゲフン

何はともあれ引っ越ししてから一年以上たっても特にお咎めもなく車検証の住所を変更できたお話でした。
Posted at 2017/05/02 17:59:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月20日 イイね!

法定点検

前回までのあらすじ


いよいよ晴れてナンバープレートも取得し、車検証の名義も換わって名実ともに私の物となったクラウンセダン。
ここまでは制度的なお話で、実はこれからが自分の身を守るために大事なことかもしれない・・・



さて、時間はかかり、制度もややこしく、回った窓口の数も計り知れない今回の「自分で登録してみた」



フロントガラス中央部に貼るシールは自分でゲットしました。

実は前回少し書き漏らした事があります。

それが「任意保険」と「法定点検


任意保険は自賠責に加入した農協の担当者はじめ、会社の出入りの保険屋や、家にある家族の車のセールスマンなど、保険業の知り合いがいっぱい居たので、その中で最もコストパフォーマンスの良いところに加入。
車両が古いため、車両保険は付けるメリットがないらしく、車両保険無しだと余裕で予算内でした。


法定点検については、陸運局ではやってくれるものではありません。

私が調べたところ、以前は法定点検を行い、その結果と記録した「点検記録簿」がないと車検は受けられないのでしたが、現在は「後で点検を受けるのであれば、車検時に点検記録簿の提出は要しない」のだそうです。

その際には検査の時に後で法定点検を行うことを申告すればいい、とかネットでは書かれていましたが、私が行ったときは特に何も聞かれませんでした。

検査→登録の一連作業を終えて、戻ってきた書類のひとつに「点検記録用紙」というものがありました。

よく覚えていないのですが、OCR用紙を買ったときに一緒に渡されたような気がします。

本来なら徹底的に自分でやるなら自分で点検して、この記録簿にチェックを付けていけば良いのですが・・・


如何せん私は車の整備に関してはまるっきり素人です。
「機械アレルギーじゃない」程度の知識量です。

なので例えば「サイドブレーキの引きしろ」とか言われても、どの程度が適正な引きしろか、なんて知るよしもありません。

しかも点検をすることにより、ある程度は車にとって深刻なダメージを回避できると思うので、ひいては自分の身の安全を担保することも出来るんじゃないか、と思いますので、法定点検はプロにお任せすることに。

と、言いつつも、過去には指定整備工場で車検を受けた車が1ヶ月もしないうちに交換したてのファンベルトが切れてそのまま廃車になった、なんてこともありましたが(笑)


営業車でおなじみ150系クラウンセダンということで、ひょっとしたらタクシー関係の工場の方がノウハウは積んでいるかも知れませんが、近くにはタクシー会社の経営する整備工場や、業務用車両専門のディーラーなどもあるのですが、LPG車という訳でもないのでここはひとつそれらと比べて敷居の低いクラウン取り扱いディーラーへ。

正直、トヨタディーラーは初めて行ったのですが、まさに「痒いところに手が届き、痒くないところまで掻いてくれる」サービスとよく表現される、まさにその通りですね。
何するにも工賃を取られましたけど・・・


結局、前ユーザーから引き継いだ分厚い記録簿のお陰で以前の作業内容が一目瞭然となり
「タイヤ以外は交換する部品はないです」
ATFも前の法定点検で交換していたことが分かりました。

タイヤはなぜか2本(しかも片側)だけ、溝は十分あるのにショルダー部分だけがツルツルになっていたので、これだけ交換。

ついでなのでオイル・エレメントを交換して、オイル管理スケジュールをリセット。

直ちに交換する必要はないけれど、長期的にみて交換の必要な部品と、その交換時期・価格を教えてもらえて、さらに一安心です。


見慣れたステッカーがまた一枚、新しいものになりました。



ちなみにディーラーの説明では先に車検を済ませた場合は「24ヶ月点検」ではなく、通常の車では車検の無い年に行う「12ヶ月点検」と同じで良いとのことでした・・・


法定点検基本料金は店によって違うようでしたが、今回は11,000円でした。
Posted at 2011/11/20 01:06:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月17日 イイね!

いよいよ引渡し、そして登録へ(後編)

前回までのあらすじ

ついに車を手に入れ、登録への必要書類を全て揃えた私はいよいよ自動車の登録を行う「陸運局」へ向けて出発。
しかし発炎筒の期限が切れているという問題によりより出鼻をくじかれ、時間をロス。
元々設定した時間がぎりぎりなのに果たして間に合うのか・・・



さて、警察署近くのホームセンターで新しい発炎筒も装備し、改めて陸運局へ向かいます。
陸運局までの予想移動時間は1時間。
14時までに到着したいのですが、時すでに13時前。
昼食はハナから諦めて向かいますが、途中には渋滞の名所もあります。

しかし奇跡的に渋滞に巻き込まれず、13時45分頃に陸運局に到着。
ドキドキワクワク、うれしさと緊張が入り交じった感覚で、陸運局の駐車場に車を止め、書類を持って事務所に向かいます。
ちなみに「陸運局」とずっと書いてきましたが、私が行ったこの施設は正しくは「近畿運輸局 大阪運輸支局」というそうです。

ここで書類審査や車両検査などを行って、これらにパスすると、晴れて車検証・車検ステッカー・ナンバープレートが交付され、正式にこのクラウンは私の名義の自動車になります。

大阪運輸支局は大きく5つの建物からなっており、事務手続き関係を行う3つの建物には「A」「B」「C」の記号が壁に大きく書かれているのが特徴的です。
この3つの建物の中に様々な役所や特殊法人が入居していて、自動車の登録に関する色々な手続きが出来るようになっています。
 
残りの2つの建物は自動車用の検査場と、2輪車用の検査場なので、むしろ近寄りたくても近寄れない雰囲気です。


ネットで下調べはしてきたつもりですが、大阪運輸支局そのものについて書かれた記事は見つからなかったのでどこに向かって良いのかさっぱり分かりません。
駐車場からはBの建物が最も近いのですが、まずは最も大きなAの建物に行きました。

A棟の一番端に案内窓口があったので、とりあえずそこで持ってきた書類一式を見せ
「どこに行けば良いですか?」と、素直に質問します。

ちなみにこの施設の窓口の人々、役所やそれ関連とは思えないくらいみんなフランクです。
「客」も敬語がほとんど聞かれないくらいフランクな感じで、スーツを着ているのも私だけだったかも。
ツナギや作業服が多かったかなという位に玄人の世界です。

さすがに案内の方は「素人お断り」の表情を見せず、私の持ってきた書類を一通り見て
「検査受付に並んでください」と、親切に教えてくれました。

言われた通りに同じ棟内にあるけど別の組織、「自動車検査独立行政法人(自動車検査法人)」の受付は少し長い列が出来ていました。
しばらく並ぶと

「検査用紙がないね。C棟で買ってきて。」

フランクな感じに言われるがままに、いったんA棟を出て、C棟に向かうと、銀行の窓口のようなカウンターが並ぶ「財団法人 大阪陸運協会」の印紙販売所でした。

ここで暇そうにおしゃべりしているお姉さん2人組の片方にまた書類の挟まったバインダーを渡すと
「中古新規やね。2,850円。」と、私が何も言わなくてもレジを叩き、書類と印紙を渡されました。

ちなみに後でこの内訳を調べると
登録費用700円+検査費用400円+自動車検査独立行政法人審査手数料1,700円+登録用OCR用紙代50円
だそうです。
税務署の申告書用紙でももっと高そうで、分厚い「書き方」付きでもタダでくれるのに、自動車登録のOCR用紙は有料の上「書き方」は見たら返せって言われるとか・・・

そして書類を挟んだバインダーは私のところに帰らず、先ほどまで談笑していた隣の席のお姉さんに。
お姉さんはまた別のレジを叩いて
「40,000円ねー」
そろそろ何の値段か言って貰わないと、下調べもなしに来た人なら
「え?あれ?もしかして俺だまされてる??」
てなことになりますよ

ちなみにこの40,000円は自動車重量税(国に納める税金)です。


用紙にいくつか住所氏名などの記入欄があるので、これを記入し、先ほどのA棟自動車検査法人」の窓口に戻ります。
総走行距離も書く欄があるので、オドメーターの数字をメモしていった方がいいです。

今度は書類も揃っているので、検査予約の有無だけ聞かれただけでした。
時間は14時過ぎでしたが丁度14時15分までの回の予約を入れていたので、すぐに検査棟に入るよう指示されます。




自動車用の検査棟は7レーンあり、一番端の7番レーンには見学者通路があります。
また、1~2レーンはトラック用、6~7レーンは4駆兼用と書いてありました。
検査受付のおっちゃんも何レーンに行けとか言ってくれたらいいのに・・・

7レーンの見学者通路で作業の流れを見て、検査項目の流れを把握します。
「目の前にあるLED表示板の指示通りにすりゃいいんですね」と・・・・・・

これが後に悲劇に




さて、いざボンネットの蓋をあけ、ホイルキャップを外してホイルナットが見える状態にし、運転席・助手席の窓を全開。書類と発炎筒を助手席に置いて並ぶと、自然と5レーンに流れていきます。

そしていざ私の番



あれ?


見学したのと違う・・・・





見学したところはLED表示器で何か信号機みたいなのがついてたのに・・・


私の入った5レーンは光るパネルみたいなのが天井からぶら下がってる、ちょっと古そうなタイプでした。


どうして良いのかわからず、涙目になりながら車を進めると、検査官の方が飛んできて

「ブレーキテストがまだですよ!!」
軽く怒られました。

しかし後から他の車が迫っていたので再検査することもできず、仕方なく前に進みます。

結局サイドスリップ・ブレーキ・スピードメーターは未チェックのまま、光軸・下回り・排気ガスだけハンコをもらいました。

この時間およそ10分弱。途中なんか色々しでかしてしまったみたいですが、車両には問題は無かったみたいです。

検査官の人にまさに平謝りです。
「次は6レーンか7レーンのマルチテスターに並んでくださいね」と、ものすごく優しいめのお叱りを受け、再検査。

まさかの再検査ですが、恐れていた排ガスと光軸はパスできたのでちょっと肩の荷が軽くなりました。


2巡目、今度は7レーンに並んでいると、どこからかチャイムの音が。
そこから15分間、ぱったりとどのレーンも車は動かなくなりました。
休憩があるんですね。業者っぽい方々もチャイムと同時に車を置いてどこかに消えて行きました。

14時30分、再びチャイムが鳴ってこの日最後の検査時間開始。
予約は最初に検査に入るときだけ必要で、その日2巡目以降は要らないようです。

順番待ちの間、よく見ていると6レーンと7レーンは検査官が出てきて、別のチェックをしているみたいです。

私の番でも先ほどとは違い、検査場に入る前に検査官が来たので、半端にハンコの押してある検査用紙を見せると、なにやら機械を操作して
「じゃ、残りの検査だけやります。まずはサイドスリップから。信号の通りやってくださいね。」と、こんどはエラい丁寧に教えてくれました。

そして2巡目にして全ての検査項目をクリア。これも10分程度でした。

県庁さんの言ったとおり、車に車検上の問題はありませんでした。
 

ユーザー車検初心者の皆さんは「マルチテスター」とあるところに並ぶべきですよ!
大阪運輸支局も検査棟の建て替えで、マルチテスターは6~7レーンではなくなりますのでご注意を。


ハンコの押された検査票という新しい書類をバインダーに挟み、また車を止めて今度はB棟社団法人 大阪府自家用自動車連合協会」の窓口に。
ここで希望ナンバーの受付票を見せて、引換証をもらいます。

これもバインダーに挟むと結構な厚さになりました。

これらの書類を持ってまたA棟大阪運輸支局」に戻り、OCR用紙に必要事項を鉛筆で記入します。
鉛筆と消しゴムは記入台に備え付けられています。
記入事項は鉛筆ですが、実印を押す欄があるという、何ともアンバランスな登録申請用紙です。


必要事項を記入してその用紙だけ提出すると、すぐに呼び出されて他の必要書類も提出させられました。
何が要るかは担当の方に聞いた方が確実です。


しばらく待つと新しい車検証と、車検証ステッカーを渡されて、運輸事務所での手続きは完了。

でもまだナンバープレートは手に入っていません。


今度はまたB棟自動車税事務所」で自動車税(地方に払う税金)を納めます。

自動車税事務所でまた別のOCR用紙(こちらは無料)に必要事項を記入し、事務所内にある銀行の出張所で月割りの自動車税を支払います。
私の場合は2500ccの10月登録で18,700円でした。

この自動車税の納付書と車検証を持って、また「自家用自動車連合協会」に行き、ナンバープレートと、ネジ・封印台座をもらって窓口手続き関係は全て終了です。

駐車場に置いた車に戻り、仮ナンバーを外して新しいナンバープレートを装着します。

ということは持ち物にネジ回しが必要です。
ええ、私は忘れました。ラチェットレンチがあったから何とかなりましたけど。



これで気分は最高ですが、最後にまた今度は車でA棟の前にある「封印場」まで乗り付け、「封印」をして貰わなければなりません。
ボンネット内側にある車台番号と車検証を照らし合わせて、確認されるとお尻にゴツッと響く感覚で、リアのナンバープレートに封印を付けられて全ての登録作業は終了。
このとき時間はすっかり午後4時をまわっていました。
 

 
なにはともあれこれで私も晴れてクラウンセダンのオーナーに仲間入りすることができました。

 
※今回の費用
登録申請用紙・印紙・証紙 2,850円
自動車重量税        40,000円
自動車税(月割)      18,700円
  合計            61,550円(累計105,450円)  


時間はかかりましたが何とか予算内で登録できました。

正直代行手数料が1万円位なら頼んだ方がいいかな?なんて思ってみたり・・・。
Posted at 2011/11/17 00:43:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月14日 イイね!

いよいよ引渡し、そして登録へ(前編)

前回までのあらすじ

オークションで、元公用車を地方公共団体から落札した男。
暇に任せて社会勉強のために手続きを全部自分でやってみようと決意。
前日までにやることは車庫証明の取得、希望ナンバーの申込み、検査場の予約、仮ナンバーの申請。
この手続きをするためには車両売買の契約を行って一時抹消証明書のコピーを貰い、車庫の確保と自賠責保険の加入

もうここまでで何件の窓口に行った事やら・・・


さて、この日はいよいよ車の引渡日。
新車とか販売店で買った中古車だったら「納車日」と行った方が良いかもしれませんが、今回は別に「納め」て貰えるわけではないので、「納車」という言葉がしっくり来ないので、敢えて「引渡日」とします。

この日まで何度この車の売り主である県庁の担当者さんと電話でやりとりしたことか・・・

私も雇われ人という立場上、平日に休暇など1日しか(軽い気持ちでは)とる事が出来ません。
相手もお役所、引き取ってすぐに駆けつけるところもまたお役所なので、この予定を週末にずらすことは出来ません。

この日の予定は
「県庁で引き取り」-「地元警察署にいったん戻って車庫証明証をもらう」-「陸運局で登録」
という盛りだくさんのスケジュール

しかも陸運局は営業時間の関係で午後2時くらいまでに入らなければいけません。

前日までに
この車で車検に引っかかるような故障箇所はありますか?
と、正直なところ鬱陶しいくらいに聞きました。

県庁さんも親切な方で
自動車部の管理者に聞いたけど問題は無いです。
と、丁寧に対応して頂きました。
それよりスペアキーと取説とスタッドレスタイヤが見つかったけど要りますか?


朝イチに取りに行きたかったのですが、朝イチは会社で急ぎの用事の有無を確認するために少し出社。
県庁に着いたのは11時でした。

県庁の事務所での手続きは、受領証に印鑑を押すだけ。
落札者本人が実際に取りに来られたケースは初めてなので」、と、形式的に本人確認。
自分の免許証をかざして、「私です」。

譲渡証明書など他に受け取る書類をチェックして書類手続は2分ほで完了。

また秘密っぽい地下通路を通って同じ県庁の中にある公用車駐車場へ。
あ・・・また写真撮ってくるの忘れた・・・

この通路を歩いている途中、今回のオークションのことについて聞いてみたところ
何件くらい入札があったんですか?
約10件くらいです。参加申し込みはもっと多かったですけど

私の次に高い金額を入れた人は幾らだったんですか?
うーん、まーーーーー そうですねーーあははー
またはぐらかされました

ほんとこの人、実際お会いしてお話しすると「お役人」だなー、と思いつつ
一ヶ月ぶりに今度は晴れて自分の物になったクラウンセダンと対面。
残念というか安心したというか、一ヶ月間この車は微動だにしていなかったようです。

前回と違う点は、今回は車の横にスタッドレスタイヤが4本積んでありました。
見る人が見れば泣いて喜びそうな黒の鉄チンホイールだったのですが、溝がそんなに残ってなかったのと、どうにも運ぶ手段がないのと、この後の予定を考えて泣く泣くお断りしました。

仮ナンバーは自動車部の人に取り付けて頂き、結局トータル15分程であっけなく引渡しは完了。

ガソリンが空の状態だったので、最寄りのガソリンスタンドで給油をして出発進行。
初めて運転する車種、教習車以来のフェンダーミラー、久しぶりのFR車で緊張しまくりの運転です。
ただ、最近の車ようなハイテク装備が一切無いので全く操作には困りません
ちなみに弟の車、ギャランフォルティスを初めて運転したときはボタンの場所でかなり戸惑いました。

まずは下道で2時間、高速を使っても1時間少々かかる所轄の警察署へ。

最近はETC付きの車ばっかりで、私も長いことETC装着車しか乗ってなかったので、お約束通り「料金所で窓を開けるのを忘れる」というギャグを出してしまいました。
一応、一般レーンに進入して、料金所に止まったのに・・・何か忘れてるなぁ、とは思ったんですよ。

若干急ぐ気持ちはあったのですが、如何せん運転するのは初めての車。正式なナンバーが付いていないので任意保険はかかっていません。さらにいうと整備不良箇所の把握も出来ていない車。
安全のために少しゆっくり目に走ってようやく警察署へ。

警察署では車庫証明証の交付を受けるだけ。
同時に貰える車に貼るステッカー(車庫標章)を貰うのにまた500円かかりました。

これで書類関係は完璧。警察署の駐車場で必要な書類をチェック
自賠責証券・車庫証明・一時抹消登録証明書・譲渡証明書・リサイクル預託金証書・・・

たくさんの書類でごっちゃになって大変です。

ちょうど私は仕事鞄にバインダーが入っていたので、これに必要書類を全部挟んで整理しました。


 
陸運局ではクリアファイルに書類を挟んでいる人が多かったですが、書類の大きさも色々なのでバインダーを持って行った方が便利だと思います。


助手席に書類を広げて書類をチェックしていると、ふと視線の先にあるものが見えました。

あ、そうだ発炎筒だ
全くない私の車検知識の中でも、そういえば発炎筒の使用期限が切れてたら車検に通らなかったような・・・
と、何気なく取り出してみると、、、、、案の定切れてました。

陸運局への通り道にホームセンターがあるので、ちょっとタイムロスにはなりますが、寄り道します。


発炎筒と、念のために三角表示板、ブースターケーブルを購入。
これでいつでも故障で路駐できます。(したくないけど・・・)


 
これでようやく陸運局へ。

警察署から陸運局まで1時間くらい。
何とか目標の午後2時にはたどり着けそうです。


念には念を入れて、事前に「テスター屋」の場所も確認しておいたのですが、時間がありません。
ぶっつけ本番でいきますが、検査場は4時には終了するので、不良箇所を直してたら時間がないので「当日再検査」も出来るかどうか微妙です。

そうなった場合、まさかの「有給2日目」というわけにもいかず・・・・
県庁さんの「問題ない」を信じて突っ込むしかないです(発炎筒は切れてたけど)



※今回の費用
車庫標章 500円
(累計43,900円) +発炎筒・三角板・ブースターケーブル
Posted at 2011/11/14 23:46:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月09日 イイね!

登録する日までにやっておくこと

前回、ようやく払い下げの手続きが完了し、保管場所も確保できました。
家族の了解(諦めともいう)も得られて、受け入れ準備は万端です。


ところで自動車というのは大事にしまっておくとか、専らサーキットなど公道以外の場所で走らせる専用とか、部品取りや解体用・輸出用でもない限り、ナンバープレートの交付を受けて、道路を走れるようにするのが一般的でしょう。

その「一般的」でない使い方をする場合は、自動車としての登録はされていない車(一時登録抹消車)を引き取ってくるという今回のケースでは、所有権自体の移転は完了しているので、前回までで手続きは終わりですが、今回は新所有者(この場合は私です)で新たに登録をするので、まだまだ手続きは続きます。

むしろここからが本番といった方がいいかな?


前回の記事を読んで頂ければ分かりますが、今回は手続き完了から車両の引き渡しまで6日もありました。
ところが現実には6日間しかありませんでした。

車庫証明を受けるのに7日かかるのが最長で、不動産屋に車庫の契約に行ったり自賠責保険の手続きをしたりするのは手続き自体は1時間もあれば十分ですが、スムーズに処理してもらうために何度となく電話しました。

サラリーマンでもフットワークが軽ければ自分で全部出来ますが、早朝から勤務のある方だと、不動産屋・警察・保険屋を一度に回れるように調整して半休を取らざるを得ないでしょうね。


ところで、この車を登録するにあたって必要な手続きは「中古新規登録」となり、必要書類は次の物です。

1. 新規登録申請書
2. 手数料納付書
3. 検査に合格した書面
4. 自動車損害賠償責任保険証明書
5. 自動車重量税
6. 所有者を証する書面(次のいずれか)
     ※一時抹消登録証明書+譲渡証明書
     ※通関証明書+譲渡証明書
     ※完成検査終了証+譲渡証明書
7. 所有者の印鑑証明書(発行後3か月以内のもの)
8. 所有者の印鑑(実印)又は委任状(実印押印)
9. 使用者の印鑑又は委任状
10.使用者の住所を証する書面
11.使用者の車庫証明書(証明の日から40日以内のもの)
12.リサイクル料金の預託確認(新車新規に限る)
(大阪運輸支局HPより抜粋)


1.から3.と5.の書類は当日陸運局で入手します。
今回は申請者が所有者であり、使用者でもあるので8.の委任状と9.と10.は要りません。
12.のリサイクル料金は普通は車検証入れに「リサイクル預託済証」が入ってますし、無くても陸運局で再発行してもらえるようです。
6.の「一時抹消登録証明書」は「登録識別情報等通知書」のことですし、「譲渡証明書」は県庁の方で用意してもらっているので車と一緒にもらいに行くだけ。

ということは持って行くのは自賠責の証書と実印と印鑑証明書と車庫証明書、そして結構な額の現金ですね。


書類関係はこれだけですが、この車は「一時抹消登録」の名前の通り、一時的に自動車としての存在を抹消された何か、なので、実際にその車が公道を走れるシロモノなのかどうか、検査が行われます。
結論から言うとその検査をパスした証書が3.の書面です。


私は「車両検査→書類審査」で一連の流れかと思っていたのですが、微妙にそうではないみたいです。
どちらかというとちょうど車の運転免許のように「教習所で卒業検定→免許センターで学科試験」の流れに近いかな。

登録手続き自体は陸運局の営業時間内ならいつ行っても良いようですが、車両検査は時間が区切られていて、予約が必要なようです。

予約は自動車検査を行う独立行政法人「自動車検査独立行政法人(http://www.navi.go.jp/index.html)」のHPから行います。

指示通りにユーザーアカウントを作成し、必要事項を記入して、受付メールを受け取ったら、検査場の予約は完了。
当日受付番号を聞かれたので、そのメールをプリントアウトした方が良いと思います。

私は引渡日の午後で予約しました。




 ここで私はふと、ある制度を思い出しました。

それが「希望ナンバー

折角なので、好きな番号を取ってみます。

希望ナンバーの制度に対しても私はちょっとした誤解をしていたようで、当日陸運局で「○○番ください」でもらえる物では無いようでした。

これも「希望番号申込サービス(https://www.kibou-number.jp/html/CA0101.html)」でネット上から手続きを行います。


無事に希望ナンバーの仮押さえが出来たことをメールで受けると、代金を支払います。

値段は陸運局によって違うらしいですが、「大阪」の場合、普通のプレスのナンバープレート2枚で4,100円。希望しなければ1,440円なので、結構な差があります。

払込もネットバンキングで行えばすぐに完了です。
ここもクレジットカードは使えないようです。

払込手続き完了の翌日くらいに振込の確認がされるとメールで受け付け番号が送られて来ます。この手続きの有効期限は受付後たっぷり1ヶ月あるので安心ですが、それを過ぎるとナンバーはなくなるわ代金は没収されるわという悲しいことになるそうです。

この番号も当日必要なので、このメールをプリントアウトして持って行きます。


車検場の予約も、希望番号の申し込みも、ネット通販をしたことがある人なら何の抵抗もなく出来ると思います。



いよいよ引渡の前日、引渡で最も大事な物を貰いに(正確には借り受けに)行きます。

それが「仮ナンバー

貸してくれるのは市役所です。
私の市では納税課が窓口となっていました。

これも簡単な手続きなのでお仕事前にちょこちょこっと行けばすぐ借りられます。
私の市では750円で最長5日間まで借りられます。
なので別にわざわざ前日に行く必要も無かったし、簡単な手続きなので極端な話、引渡日の朝でも良かったようです。



これで明日はいよいよクラウンセダンとの改めての対面です

※今回の費用
印鑑証明    300円
希望ナンバー 4,100円
仮ナンバー   750円
合計      5,150円
(累計43,400円)
Posted at 2011/11/09 22:51:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記

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ダイハツ アルティス ダイハツ アルティス
ダイハツ アルティス 平成27年初年度登録(元ダイハツ工業社用車)に乗っています。
トヨタ クラウンセダン トヨタ クラウンセダン
トヨタ クラウンセダン平成10年初年度登録・2.5Lロイヤルサルーン(元県庁公用車)に乗 ...

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