本日、ディーラーの6ヶ月点検に行ってきました。
思い返せば半年前、車検は自分で陸運局に持ち込んで通したのですが、その後に受けるべき法定点検を通すべく赴いたトヨタのクラウン取り扱いディーラーです。
この6ヶ月の点検を前に、ディーラーから案内の手紙を貰っていたのですが、返事をするのを放置している間にそのディーラーの担当氏から電話が掛かってきて、点検の日取りが決まりました。
それと前後して、メーカーから「サービスキャンペーン」の案内が来ました。
サービスキャンペーンといえばリコールに並ぶ重要事案。品質保証上の問題があるので無償で修理しますというのが通例。
しかしそのサービスキャンペーンの内容も理解に苦しむもので
「フロントサスのロアボールジョイントが劣化して故障する恐れがあるので点検します」
というもの。
また、「点検の結果異常が認められる場合は修理をしますが、
修理費用は有料となります」
と、無償修理の定義をハナから無視する内容のもの
まぁ、保証期間をとうに過ぎた車だからそこまで面倒を見るほどでもないや、という考えなのでしょうね。
ウチの車の場合、6ヶ月前の法定点検から走ったのは4000km。
特にハンドル操作時に問題は感じていなかったし、この車より長距離・長期間乗った車でもこのような問題は指摘されなかったので特に気にしてはいなかったのですが、点検当日に思い出したので、今日いきなりそのサービスキャンペーンの手紙をディーラーに持って行ってみました。
するとディーラーの受付で
「今日はそのサービスキャンペーンについては予約されていないので点検できない」
と、あっさり断られてしまいました。
その点は仕方ないので、通常の6ヶ月点検だけお願いし、しばらく待っていると、ちょうど法定点検の時に作業をして貰った方が工場から出てきて
「点検の結果、ワイパーゴムの劣化が見られます」と。
ところがそのワイパーゴムは3ヶ月ほど前に交換したもの。
面白そうなので最初は私も「あらあら困りましたねぇ」などと調子を合わせつつ、ついに交換して3ヶ月ほどしか経っていないことを告げると、急に話を変えられ
「そういえばタイヤが2本、違う物を履いているのですがこれは何でですか?」
と聞かれます。
タイヤが2本違う件に関してはここのブログでも以前書いたとおり、法定点検の際になぜか「左2本だけショルダーが削れていた」という怪現象により交換したもの。
奇遇にもその交換を実際に行った人が今またこの車の整備をしてくれています。
その人に「なぜ?」と聞かれてもこっちが聞きたいくらいです。
前回あなたに急かせれなかったらそんなタイヤじゃなくて同じ値段で余所でレグノを入れてましたよと。
そしてあのとき貴方は2本だけ交換する根拠も丁寧に教えてくれたのに、何でいまさら溝が十分あってひび割れもない残り2本も交換を勧めるんですか・・・
ここで十分アホらしくなって車を置いて帰ってやろうかと思ったところで、点検が終了し
なにも聞かれないまま、見積書が並べられました。
そこにはきっちり
ボールジョイントの交換が
なんとこれ「交換したとしたらの仮定」じゃなくて「交換する前提」
の話だそうです。
点検はしたのかと聞いたところ
「正規の点検はしてないけど、整備士がジャッキアップして目視した結果、交換する可能性が高い」
とのこと
「分解点検した結果、異常はなかった」という仮定は最初から存在しないような言い方でした。
ワイパーブレードの劣化具合どころかタイヤの溝の減り具合も分からないあの整備士の意見というなら彼はたいした透視能力の持ち主です。
ついでにトランクのゴム足が1本無くなっていたので、取り寄せをお願いしたら部品代の他に工賃525円
ここで怒り心頭です。
確かにゴム足1本取り付けるにも人手を使うならその人にも生活はあるし給料を払わなければなりません。
でも所定の穴にクサビ形のゴムをひとつネジ込むだけで工賃を表記するその姿勢はさすがに私の考え方とは合いません。
正直簡単な部品については「取り付け方は簡単だから部品だけ取り寄せるけど取り付けは自分でやれ」と言って欲しいんです。
クラウンはすごく良い車で、それを作ったトヨタは世界有数の優良企業なのですが、その車の整備をするところがこのような拝金主義者なら今後の付き合い方についてかなり考えさせられます・・・
こうも金の掛かる方向に持って行かれると果たして「何が本当に必要な修理か」が分からず、かえって疑心暗鬼になりそうです。
この車が嫌いになる前に頼るところを変えよう・・・
Posted at 2012/04/23 00:07:41 | |
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クラウンセダン | 日記