本来ならこの手の記事は「整備手帳」あたりに書くことなんでしょうが、クラウンセダンの話だけでもないし、写真もあまり撮ってないし、効果の程もよく分からないので日記に記すことにします。
ウチにはもう一台、父親の車がありまして、それは排ガス記号が「ABA-」となるGDI非搭載の、月産数十台というレア?車「最後のディアマンテ」。
私がクラウンを買う前はたまに乗せてもらっていて、逆に整備は一任されていたのですが、クラウンを買ってからは整備に関しては全てディーラー丸投げ、半年点検ごとに行っていたオイル交換もパスして年に一度の法定点検を受けるだけの状態になっていました。
そして先日、このディアマンテを運転してみると、何だかアクセルが重い・・・というか固い
同じ2500ccとはいえFR直6に乗り慣れてからのFFのV6はこんなに重・・・いや、普通は逆ですね。
本来ディアマンテの方が走りは軽いです。
そういう重さではなく、アクセルペダルの「踏み始め」が何か引っかかっているような感じがするのです。
半年ほど前からなんだか固いなと感じていて、ディーラーで言っても改善せず、最初はアクセルペダルのバネの油切れかと思って、グリスを塗ってみたのですが、あまり変わりませんでした。
ところがだんだん固くなってきて、ついには走り出しできつめに踏まないといけなくなり、急発進することもありました。
ネットで調べたところ「スロットルバルブにヤニがたまるとアクセルの踏み出しが固くなる」という話を見つけたので、早速この対策、スロットルバルブの清掃を行います。
ネット情報を総合すると、スロットルバルブが汚れてアクセルが固いケースの症状は
・踏み出しだけ重い
・エンジンが冷えている時は特に重い
・加速時などのペダルの踏み増しでは感じない
まさにこれでした。
清掃方法もそれほど難しいものではなさそうなので、「エンジンコンディショナー」を使用するやり方を試してみます。
KUREの「エンジンコンディショナー」です。
ホームセンターで1,000円をちょっと下回る程度の値段で買いました。
何故か近所に3軒もあるコー○ンには取扱い無いんですよね・・・
試しに機構の簡単なクラウンで予習です。
エンジンが十分に暖まっている状態でエンジンを切り、説明書では吸気パイプに刺さっている細いホースを外して、とありますが、そのホースが固くなっていて外すと割れそうだったのでスロットルボディに繋がっている吸気パイプそのものを外して、スプレーのノズルが入る程度の隙間を開ける(パイプは完全に外さない)で、エンジンを再び掛けたら、先ほど作った隙間からエンジンコンディショナーのノズルを差し込んでスロットルボディめがけてプシュー。
スプレー時間は40秒、エンジンは3000回転程度をキープとありますが、そんな高回転を40秒も続けると近所迷惑なので、1500回転(?)で10秒×3セットをしてみました。
1500回転(?)なのは、アクセルワイヤーのスロットルボディ側を引っ張って回転数を上げたので、メーターを見ていないからですが、音がそんなもんかなという感覚です。
隙間からスロットルボディの中を覗いてみると、白いモコモコの泡が吸い込まれていくのが見えます。
アクセルを煽るとすごいスピードで吸い込まれていきました。
吸気って結構な圧力なんですね・・・
元々エンジンの吹け上がりに不満のないクラウンですので、特に変化も感じられず、排ガスの臭いが良くなったかなと思ってもこれは先日来の原油安のおかげでハイオクを入れている影響の方が大きいだろうし・・・
といったところで本命のディアマンテです。
こちらも吸気パイプに刺さっているホースはクリップで留まっているのではなく、ねじ込んであるような感じだったので吸気パイプ自体を外します。
そしてエンジンをかけると・・・
・・・プスゥ
エンストしました。
エアフローセンサーが作動しないからでしょうかね?
こちらはシビアに吸気パイプとスロットルボディの隙間を閉じないとエンストするようです。
エンストしそうになったらアクセルを煽るの繰り返しで、結局きっちり40秒吹きっぱなしになってしましました。回転数はこちらも2000回転いかなかったと思いますが。
こちらは効果覿面でした。
アクセルの引っかかりがキレイに取れました。
(でもバタフライ周りをちょっと拭いてしまったのでモリブデンコートは取ってしまったかもしれない・・・)
Posted at 2016/03/31 11:35:03 | |
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クラウンセダン | 日記