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ずみさんのブログ一覧

2011年11月09日 イイね!

登録する日までにやっておくこと

前回、ようやく払い下げの手続きが完了し、保管場所も確保できました。
家族の了解(諦めともいう)も得られて、受け入れ準備は万端です。


ところで自動車というのは大事にしまっておくとか、専らサーキットなど公道以外の場所で走らせる専用とか、部品取りや解体用・輸出用でもない限り、ナンバープレートの交付を受けて、道路を走れるようにするのが一般的でしょう。

その「一般的」でない使い方をする場合は、自動車としての登録はされていない車(一時登録抹消車)を引き取ってくるという今回のケースでは、所有権自体の移転は完了しているので、前回までで手続きは終わりですが、今回は新所有者(この場合は私です)で新たに登録をするので、まだまだ手続きは続きます。

むしろここからが本番といった方がいいかな?


前回の記事を読んで頂ければ分かりますが、今回は手続き完了から車両の引き渡しまで6日もありました。
ところが現実には6日間しかありませんでした。

車庫証明を受けるのに7日かかるのが最長で、不動産屋に車庫の契約に行ったり自賠責保険の手続きをしたりするのは手続き自体は1時間もあれば十分ですが、スムーズに処理してもらうために何度となく電話しました。

サラリーマンでもフットワークが軽ければ自分で全部出来ますが、早朝から勤務のある方だと、不動産屋・警察・保険屋を一度に回れるように調整して半休を取らざるを得ないでしょうね。


ところで、この車を登録するにあたって必要な手続きは「中古新規登録」となり、必要書類は次の物です。

1. 新規登録申請書
2. 手数料納付書
3. 検査に合格した書面
4. 自動車損害賠償責任保険証明書
5. 自動車重量税
6. 所有者を証する書面(次のいずれか)
     ※一時抹消登録証明書+譲渡証明書
     ※通関証明書+譲渡証明書
     ※完成検査終了証+譲渡証明書
7. 所有者の印鑑証明書(発行後3か月以内のもの)
8. 所有者の印鑑(実印)又は委任状(実印押印)
9. 使用者の印鑑又は委任状
10.使用者の住所を証する書面
11.使用者の車庫証明書(証明の日から40日以内のもの)
12.リサイクル料金の預託確認(新車新規に限る)
(大阪運輸支局HPより抜粋)


1.から3.と5.の書類は当日陸運局で入手します。
今回は申請者が所有者であり、使用者でもあるので8.の委任状と9.と10.は要りません。
12.のリサイクル料金は普通は車検証入れに「リサイクル預託済証」が入ってますし、無くても陸運局で再発行してもらえるようです。
6.の「一時抹消登録証明書」は「登録識別情報等通知書」のことですし、「譲渡証明書」は県庁の方で用意してもらっているので車と一緒にもらいに行くだけ。

ということは持って行くのは自賠責の証書と実印と印鑑証明書と車庫証明書、そして結構な額の現金ですね。


書類関係はこれだけですが、この車は「一時抹消登録」の名前の通り、一時的に自動車としての存在を抹消された何か、なので、実際にその車が公道を走れるシロモノなのかどうか、検査が行われます。
結論から言うとその検査をパスした証書が3.の書面です。


私は「車両検査→書類審査」で一連の流れかと思っていたのですが、微妙にそうではないみたいです。
どちらかというとちょうど車の運転免許のように「教習所で卒業検定→免許センターで学科試験」の流れに近いかな。

登録手続き自体は陸運局の営業時間内ならいつ行っても良いようですが、車両検査は時間が区切られていて、予約が必要なようです。

予約は自動車検査を行う独立行政法人「自動車検査独立行政法人(http://www.navi.go.jp/index.html)」のHPから行います。

指示通りにユーザーアカウントを作成し、必要事項を記入して、受付メールを受け取ったら、検査場の予約は完了。
当日受付番号を聞かれたので、そのメールをプリントアウトした方が良いと思います。

私は引渡日の午後で予約しました。




 ここで私はふと、ある制度を思い出しました。

それが「希望ナンバー

折角なので、好きな番号を取ってみます。

希望ナンバーの制度に対しても私はちょっとした誤解をしていたようで、当日陸運局で「○○番ください」でもらえる物では無いようでした。

これも「希望番号申込サービス(https://www.kibou-number.jp/html/CA0101.html)」でネット上から手続きを行います。


無事に希望ナンバーの仮押さえが出来たことをメールで受けると、代金を支払います。

値段は陸運局によって違うらしいですが、「大阪」の場合、普通のプレスのナンバープレート2枚で4,100円。希望しなければ1,440円なので、結構な差があります。

払込もネットバンキングで行えばすぐに完了です。
ここもクレジットカードは使えないようです。

払込手続き完了の翌日くらいに振込の確認がされるとメールで受け付け番号が送られて来ます。この手続きの有効期限は受付後たっぷり1ヶ月あるので安心ですが、それを過ぎるとナンバーはなくなるわ代金は没収されるわという悲しいことになるそうです。

この番号も当日必要なので、このメールをプリントアウトして持って行きます。


車検場の予約も、希望番号の申し込みも、ネット通販をしたことがある人なら何の抵抗もなく出来ると思います。



いよいよ引渡の前日、引渡で最も大事な物を貰いに(正確には借り受けに)行きます。

それが「仮ナンバー

貸してくれるのは市役所です。
私の市では納税課が窓口となっていました。

これも簡単な手続きなのでお仕事前にちょこちょこっと行けばすぐ借りられます。
私の市では750円で最長5日間まで借りられます。
なので別にわざわざ前日に行く必要も無かったし、簡単な手続きなので極端な話、引渡日の朝でも良かったようです。



これで明日はいよいよクラウンセダンとの改めての対面です

※今回の費用
印鑑証明    300円
希望ナンバー 4,100円
仮ナンバー   750円
合計      5,150円
(累計43,400円)
Posted at 2011/11/09 22:51:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月09日 イイね!

車を買うのにもっとも大事なのは受け入れ体制作り

前回のつづきで、わりと棚ぼた的にクラウンセダンオーナー“への切符”を手に入れることになりました。


さて、そうと決まると、色々することがあります。

今回は本当にこの車を手に入れると思っていなかったので、まず予算を組むところから始めました。
日々の生活を脅かさない範囲で使える金額を逆算したところ

「車両落札価格+必要経費15万円+任意保険料7万円くらい」

で、乗り出せたらいいなぁ・・・


次に親の説得です。

うちには同居の両親が居て、車もすでにあります。
しかもクラウンセダンに割と近い大きさの2.5リッターのセダンが。
ましてや住宅地にある我が家には車をもう一台置けるようなスペースなどありません。

「ママ・・・、実はね、クラウンを拾ってきたの。ほら、可愛いでしょ?」
まぁ!そんな埃だらけの無登録車!!ダメですウチでは飼えません!!!
「でも過走行だけど役所出身で記録簿もいっぱいあるんだよ・・・パパぁ・・・」
ダメだ!うちにはもう車庫はない!捨ててきなさい

的な防戦一方の家族会議となる可能性は十二分にあるので、まずは駐車場を探します。


幸い駐車場はウチの近所の月極駐車場に空きがあったので、ここを仮押さえ。

ここで両親に車を買った旨を伝えると
ついにお前はフェンダーミラーの車を買いやがったか
という、予想とは全然違う呆れムード全開の「ただの報告会」に終わってしまいました・・・


そうこうしているうちに売主の県庁から契約関係書類が書留で送られてきました。

さすが相手は地方公共団体。

「甲は乙に~」みたいな事がたくさん書かれた契約書「甲乙各1部保管」に実印押印をして印鑑証明書を添付し、送り返さなければなりません。

そして支払いは「納付書」
税金を納めるときに銀行に提出するアレです。
納付書のおかげでクレジットカード払いが出来ないかわりに窓口扱いでも手数料なしで支払うことができました。

さらに「登録識別情報等通知書」のコピーも送られてきました。



 このクラウンは「一時抹消」状態なので、私の名義でナンバーを取得するまでは「登録識別情報等通知書」が車検証代わりになります。
この通知書のコピーは車庫証明を取るときの警察署自賠責に加入するときの保険屋仮ナンバーを取るときの市役所で必要です。
最終的には原本を陸運局に提出します。


車両代の払込を終え契約書を返送すると、あとは県庁が契約書の仕上げと譲渡証明書の作成をしてくれるので、これで車の所有権の移転は完了します。

売主に対する手続きはあとは礼儀的に連絡するだけなので、他の手続きに入ります。


まず大事なのは車庫証明
車庫証明がないと自動車の登録ができません。
なので、先ほどの駐車場を管理する不動産屋さんへ行って、契約をします。
そして、不動産屋を通じて大家さんから「車庫証明取得の許可書」を書いてもらいます。
この許可書代、私がネットでみた限りでは初回無料とか5,000円程度とか書かれていましたが、
大阪では10,000円が相場のようです。


つぎに大事なのが「自賠責保険」
強制保険とも呼ばれるこの手続きがないと、やはり登録はできません。
また、仮ナンバーを取って移動する場合でも自賠責保険は必要です。
車検期間をカバーするだけの保険期間が必要なので、今回は24ヶ月車検の前の日に仮ナンバーを取得するので、24ヶ月+1日→25ヶ月の保険に入らなければなりません。

たまたまこの不動産屋さん、農協の近くにあったので、ついでに農協に寄って「自賠責保険」ならぬ「自賠責共済」(内容は同じです)に加入してきました。
本州地区25ヶ月で25,750円。これでいつでも仮ナンバーの取得が出来ます。


ついでなので農協で支払をして、支払手続きの終了と、積車ではなく仮ナンバー持参で迎えに行く旨を県庁の担当者に電話すると
「わかりました、○日の期限日にはお渡しできます。いつ頃取りに来られますか?」

と、その告げられた日は6日後。
オークションサイトで「払込期限」とされていた日です。
なんと、普通のオークションみたいに「金はもらったからいつでも来い」じゃないんですね・・・

明日にでも迎えに行く準備が出来たのに手続き上6日も待たなければなりません。

 
ちょっとがっかりしつつ、今度は警察署に車庫証明の申請に行きます。
持って行くのは印鑑と、大家さんに書いてもらった書類、家から車庫までの地図。そして駐車スペースの大きさをメモしたものです。
車庫までの地図は私は住宅地図をコピーして持って行きましたが、googleマップをプリントアウトした物でも良いし、別に手書きでも構いません。手書きの場合は警察署で用紙をくれます。
申請手数料2,200円を払うと
「一週間で出来るから、来週の今頃来てね」
車庫証明が出来るのは引渡日の翌日か・・・
それじゃ間に合わないんですよ、と相談してみたところ、なんとか引渡日の午前10時以降にはしてもらえたのですが・・・・・それでもちょっと間に合わないんですよ・・・。



実はこのとき、引渡しを受けたその足で陸運局に向かい、登録まで自力でやってみようと企んでいたのでした。


※ここまでの必要経費
印鑑証明       300円
車庫証明許可  10,000円
車庫証明申請   2,200円
自賠責共済    25,750円  合計38,250円
Posted at 2011/11/09 00:49:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月07日 イイね!

元公用車を地方団体から直接買う

それはある日のこと、ふと何気なく某オークションサイトの「官公庁オークション」を覗いていたときのこと。

ちょくちょくラインナップが入れ替わるのですが、その回の「自動車車体」カテゴリには恐らく差押物件と思われる普通の車や、消防車・ゴミ収集車といった特殊車両に混じって、7~8台ほどの「黒塗り」が公有財産払い下げという形で出品されていました。

大きい物ではセンチュリーもあったような気がしますが、クラウンは130系ワイドボディが数台、150系は1台だけあったと思います。

 
 その中で1台だけあった150系は写真の写し方もあまり上手とは言えず、薄暗い倉庫の奥深くにしまってあったような感じで、紹介コメントも特に書かれていなかったので特に気にもとめていなかったのですが、この1台だけは私の行動範囲内に置いてありました。


官公庁オークションではだいたい「下見会」といって、関係者立ち会いのもとで現物を確認する日が設定されているのですが、たまたまこの車の下見会の日が、私が仕事で近くまで行く日。
少し時間を調整して参加することができました。

 
 元々黒塗りの「はたらく車」が好きだった私は

後生の記念に黒塗りの車を運転できたらいいや
程度に思っていました。


さて、迎えた下見会の日

ただでさえ用事がないと行かない県庁という役所の中でも普段行かないような部署を訪ねていくと、「オークション担当」という方は私を待っていましたという感じで車の場所に案内していきます。

車の置いてある場所は写真の感じからどこかの倉庫かと思っていたら、なんとこの県庁の地下にある公用車駐車場。薄暗い従業員通路を延々案内されます。


「今日の下見会は他の参加者は?」と聞いたところ
「あなただけです。というか私も何度か出品していますが下見会に来たのはあなたが初めてです」とのこと
ちなみに申込件数については
「まあ・・・ハハハそれなりですね。」と、はぐらかされ気味


 
という言葉とともに地下駐車場の扉が開けられると、そこはまさに「黒塗り公用車展示場」
ピッカピカのセンチュリーから現行クラウンHV、セドリックセダンまでもがずらりと並べられていて、いずれもきれいに磨き上げられた様子はハイヤーマニアが見れば天国のような光景。写真を撮ってこなかったのが残念です。

そしてそのお目当ての車は・・・・

やっぱりその車庫の一番奥深く。写真の通り残念ながら本当に埃をかぶっていました。


外周などをみたところ、埃はそこそこかぶってツヤが無いのが心配でしたが、それ以外にはこのときは傷一つ無いように見えて、動作の不具合やエンジンの異音もありませんでした。
自動車管理担当の方から一通りの説明を聞き、たっぷり13年分の分厚い点検記録簿の説明を受けますが、記録簿に書かれている内容よりも、この車の出自はしっかりしているなという印象以上のことは残念ながら自動車の査定をしたことなど当然ない私にはわかりません。また担当氏も下見会の説明などしたこともないのか、特に話しもなく、もう帰ろうと思っていたところ

乗ってみますか?」と言われたので、ワクワクして運転席に。
とはいっても、車庫内の直線を10m往復しただけ。

これでも「黒塗りのはたらく車を運転できた」と十分満足した気分で帰ってきました。

ところがその日のうちに担当氏から電話がかかってきて
「はやく入札申込書を提出してくださいね」

 
 
ここからの流れは普通のオークションとは違い
1.入札申込書を郵送で提出
2.入札保証金を支払う(クレジットカード可)
3.申し込みの受理をメールで通知

4.入札金額をオークションサイトで入力
5.入札締切日に行われる入札結果を確認 

6.落札は出品者と取引。落札者以外には保証金の返還
 
という手続きです。
オークションのように刻々とあがる入札金額を見て進退の判断をするのではなく、締め切り日までに「自分が払える値段」を一度入れればあとは締め切りを待つだけ。

 私はこのJZS151の価値を、出品者の見積価格(最低入札価格)の3倍程と提示して入札しました。

もちろんこのとき私はこの車を手に入れようという気持ちはほとんど無く
かといって最低入札価格でタナボタを狙ったと思われるのも癪なので「次点で落選くらいの価格」と考えてみました。
 
 
そして迎えた結果公表日

クラウンはいずれも同じような見積価格でスタートしたのですが、そのうち最初に目に飛び込んできたのは見積価格の10倍以上の値がつけられていました。
個人的にはこれくらいのレベルでの取引を予想していたので特に驚きはありません。
続いて最低落札価格で落札されたのが2台
これらはいずれもエアコンやエンジンに不調があると明記されている車
曰く付きとはいえこちらの取引価格の低さの方が私には驚きです。
 
 
さて、今回唯一の150系クラウンセダンは、と。

 

私が入れた金額と同額。
落札者名を2度見しましたよ

 
 この瞬間、私が初めてのマイカー持ちになることがほぼ決定しました。
Posted at 2011/11/07 23:48:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記
2011年11月06日 イイね!

はじめまして

はじめまして
ずみさんです。


このたび、初めてマイカー持ちになりました。

オーナーカーとしては珍しい車かもしれませんが、まだまだ街ではよく見かける車なので、「珍車」ともちょっと言いにくい車です。

元々は県の外郭団体がその重役用に購入した車、やがて県庁本体に所属が移り、運転手付きで運用されるという,所謂「黒塗り」のクラウンです。
それがちょっとしたことで公務員でも自動車屋でもない私がこの車を所有することになりました。

敢えてこのまま乗りたいので、成長の記録にはなりそうもないのですが、「自分で登録する」という貴重な機会を得ましたので、それをぼちぼち書いていこうと思います。
Posted at 2011/11/06 22:48:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登録するまでの話 | 日記

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