久しぶりに登録関係の記事です。
もうそろそろ引越をして1年ちょっとになるのですが、よく考えてみたら車検証の住所を変更していませんでした。
正直なところ車検証が旧住所のままだと、自動車税の納税通知書が旧住所に届いてしまうという問題があるのですが、うちの住所のある大阪府の場合、納税通知書の送付先の変更は大阪府のHPでできるので、取り急ぎ問題になることはないのです。
住所変更の手続きでは市役所と警察署(と陸運局)にいくのですが、警察署で去年免許証の住所を変えたときに一緒にしておけば良かったなどという一筋縄ではいかない事情で先送りにしていたのですが、ちょうど今年は車検もあることなので、スッキリ新しい住所にします。
まず行うのが車庫証明の取り直し。
以前は月極の駐車場を借りていたのですが、今度は自宅に車庫があるので、そこで申請します。
車庫証明を取るには車庫の場所がわかる地図と、車庫の図面、申請書などを警察署に提出します。
大阪府警HPでは申請書用紙がダウンロードできますが、警察署でもらうと複写になっているので手間がかなり省けます。
また今度は自宅車庫なので車庫証明のサイン代を大家さんに貰う必要はなく、代わりに「自認書」というものを作成します。
これは普通に車庫証明を申請する手続きと同じですね。
ただ、車庫が異動したからといって元の車庫について車庫証明を取り消すとかいった手続きや、古い車庫証明ステッカーを返す必要はないようです。
ここで最初にして最大の面倒くさい壁に当たります。
これが面倒だからなかなか手続きしなかったんですよね。
それが「警察署の営業時間」
午前9時から午後5時45分までで土日祝日は完全休みという超ホワイト企業っぷり。
一応「引っ越した日から15日以内に届けないと10万円以下の罰金」という法律になっているので、起訴されたらそれはやむを得ない、こんな営業時間に手続きをしろなんて一般サラリーマンには到底無理だという主張は法廷で叫ぼう・・・などと覚悟を決めて、なんとか仕事の都合をつけて午後5時30分に警察署に飛び込んだら
「現場を見に行くから車庫は開けといてね。こちらから連絡がなかったら1週間後に書類が出来てるので取りに来てね。」
と、申請料2,200円を払ってあっさり受理。
そう、この超ホワイト企業に2回も行かないといけないのが超面倒くさいのです。
しかしウチの回りはそれほど治安の悪いところではないつもりですが、警察自ら「車庫は開けといてね」とは不用心な話です。
これはさすがに「車庫を開けっ放しにしておくのは不用心なので来られたらチャイムを鳴らして下さい」と言いました。
が、留守番していた嫁曰く、誰も来ていないようだとのこと・・・
1週間後、今度はやむなく午前休を取って警察署に行くと、ちゃんと車庫証明は出来ていました。
500円を払ってステッカーと車庫証明書を貰います。
警察署でご親切に「他の必要書類はここに電話して聞いてみてね」と陸運局の電話番号を書いた紙を渡されたのですが、残念なことにこの番号に電話してもただのテレホンサービスで、HPの内容を読み上げてくれるだけでした。
警察署の次は市役所に行って住民票を取得。これは300円でした。
この住民票の旧住所が今の車検証の住所と同じではない場合は、戸籍謄本も必要になるようです。
次はいよいよ陸運局です。
登録以来5年ぶりの陸運局は検査棟が新しくなっていました。
しかし今回はこちらに用はなく、事務棟で済む用事ですが、中をちょっとだけ
ますます工場って感じになりましたね。
前回と変わったことは申請書OCR紙が無料になった?申請用紙が普通紙になったことと、書き方が増刷されたことですね。
申請書と旧車検証と車庫証明、証紙350円をバインダーに挟んで「相談窓口」でチェックしてもらうとおしまい。
本来の受付窓口ではチェックして貰えないし、「書類不備」と黒板に書かれるだけなので、不安のある場合は「相談窓口」に出すのがいいです。
ここでも期限を大幅に過ぎて登録したことについて何のツッコミもなし。
結論的にいうとあれは「悪質な車庫飛ばし」対策の条文なんでしょうね。
私の場合は同じ陸運局管轄内なのでナンバープレートの変更もなかったので新しい車検証を受け取り、自動車税事務所に行って住所変更の届け出を出しておしまい。
陸運局の管轄が変わる場合は新しいナンバープレートを貰う必要があるようです。
・・・ということは違う登録のクルマがずっとそこにいたらそれは車庫飛ばsゲフンゲフン
何はともあれ引っ越ししてから一年以上たっても特にお咎めもなく車検証の住所を変更できたお話でした。