
昨日書いたBlogへのたくさんのコメントありがとうございます♪
いやはや足回りの話を書いただけであれだけ濃いコメントが返ってくるとは思いませんでしたので驚いておりますww
頑張って絵を描いてよかった~♪
今日は足回りの疑問パート2~~
※頂いたコメントより弓人なりに考察した結果を書いてますので正しいかはわかりかねますww
タイトル画像はスプリングの長さと荷重の関係をイメージしたグラフです。
赤色の線はプリロードなしの線図
青色の線はプリロードありの線図
※厳密には直線にならないと思いますがあくまでもイメージなのでご了承を~
このグラフより
①荷重が加わり重くなると、スプリングの長さは短くなる
②プリロードの分だけ短くなっていても、プリロード分の反発力以上に荷重が加わればスプリングの長さは短くなる
③逆に、プリロード以下の荷重ではスプリングは一切縮まない
ってことが読み取れるかと思います
ここで仮説①
ダンパーを縮めてプリロードがかかっているが、スプリングに加わる荷重は変化していないため、スプリングが要因で車高が変化したわけではない
そこでコメントの中で気になったのが [ダンパー内部の圧力] ってキーワード
ショックアブソーバーって大きく分けると
1.スプリング (振動を吸収する)
2.ダンパー (振動を熱エネルギーに変換して素早く振動を抑える)
に分けられて、お互い別々の仕事をしてるらしいですww
そんなダンパーさんですが、内部のオイルが小さな穴を通過することで[減衰]を生み出し
スプリングが吸収した振動を素早く抑え込む仕事をしているのですが
中の構造を見てみると
ガス室なる部屋があり、高圧ガスが充填してあるそうです。
よく、オークションなどで中古の車高調を探すと、「ダンパーを押し込むと自力で戻ってくるのでまだ大丈夫です」や、「押し込んだまま戻ってこないのでオーバーホール前提で・・・」なんて説明が載ってますよね?
この高圧ガスの役割はダンパー内のオイルがシャバシャバとならないようフリーピストンを介して圧力をかけているんだそうだ
ダンパーの構造を調べると分かりやすいgifがあったのでペタリ by Wikipedia

A:ピストンロッド
D:オイル
E:フリーピストン
F:ガス室
つまり、A:ピストンロッドが押し込まれると、E:フリーピストンを介してD:オイルがF:ガス室のガスを圧縮しているのだね~
ガスが圧縮されるとその分の反発力がA:ピストンロッドに加わるわけだ・・・
!!
ダンパーを-20mm短くしたってことは・・・
ここで仮説②
ジャッキからおろした時点で車重を支えているのは
・スプリングの反発力
・ダンパーロッドによって圧縮されたガスの反発力
の2つになるんじゃないかな!?
仮説①で[スプリングに加わる荷重は変化していない]はずなので、ダンパー長を短くすることで起こる現象としては
1.ジャッキからおろして荷重がかかり始める
2.20mm短いダンパー長のほうが同じ車高でもダンパーロッドが縮んでいる長さが短い
3.したがってダンパーを短くする前と同じ車高になってもダンパー内のガス圧が低い状態となり、仮説②で考察した[ガスの反発力]が弱いため、同じ荷重に耐えるためにもっとダンパーが縮む
4.さらにダンパーが縮むことで荷重に対するガス圧が上がり、バランスが取れて初めて荷重による沈み込みが止まる
って流れになるんじゃないかと・・・
◆結論
ダンパー長を短くして組むと、短くする前と比較してダンパー内の[ガス圧]が低くなるため、荷重に対する反発力が下がることで、結果として車高も下がってしまう。
っじゃないかな~と思いますた!
真相やいかにwwワラ
Posted at 2015/04/13 23:48:52 | |
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