
クルマ好きの方は画像を見て「お!触媒」と一発でお分かりかと思いますが、触媒とは排ガスを浄化する装置ですねー
キャブ時代には排ガスを現在の規制レベルまでキレイにすることは不可能に近かったために装着が義務化されたわけですが、現在のインジェクター&ECUでのコントロールであれば、一般的なクルマでエンジン本体がノーマルであれば規制値に引っかかることは少ないんではないかなーと思います。
そのときの名残り?のおかげで現在も装着が義務化されているわけですが、規制値が決まっているなら触媒の有無を問うのではなく、規制値が守られていれば触媒はいらないという決まりにするのが合理的ではないんかなぁと思う今日この頃。
当然のことながら、環境を考えれば少しでもCO、NOxは少ないに越したことはないのでいいわけですが。^^
で、画像の触媒、とある(爆)GT-Rについていたアペックス製スポーツ触媒ですが、矢印のところで本来の構造が破壊されフィンが
はがれた上に内側に倒れてしまっています。
よく見るとフィン全体も内側に倒れていたりします。
これでは排気ガスの流れが悪くなり、エンジンレスポンスの低下、パワーダウンは避けられないわけです。
それどころか、エンジンにも負担がかかるわけでキケ~ン。
GT-Rはきっちりエンジン&ECUセッティングが
されると触媒を通る排ガスは1000℃を越すんだそうで、
1000℃オーバーでも耐えられる接着剤はほとんど存在しないために使用しているとこのような「はがれ」現象がおきます。
実はこのクルマ、いわゆるバルタイチューン&ECUリセッティングでも以前使っていたマインズ製キャタライザーを破壊しております(爆)
チューンドカーに乗っていて、エンジンの吹けが悪いなーと
思われた方はエンジン本体もそうですが、ここを疑ってみるのもありかと。
数ヶ月に一度ずつ前後を入れ替えて装着すれば寿命が延びたりして
Posted at 2005/11/07 02:04:08 | |
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GT-R | 日記