1シリーズで報告が結構あるサイドミラーを折りたたんだときの
何かがすれているようなギィィィという音が我が116iにも発生。
以前から何かのタイミングで起こってはいたのだが・・・
ちょいと音が大きくなったので、注油だけじゃダメと判断し
ディーラーへ。
矢印のところから不協和音が。。。 ^^;
みていただくとやはり、注油だけではまた音が出るでしょう。
とのことで、あっさり交換が決定。
その診断の間、ポワ~ンとしているとディーラーマンが悪魔のささやきを・・・
なにやらキーを持ってきた(汗)
↓
どうぞ、お好きに乗ってきてください。と。
???
どひゃぁあ~
アルピンホワイトの650iカブリオレ
あ、写真はオシリ好きのワタスとしては、このアングルばかり・・・
これじゃカブリオレかどうかわからないですね ^^;
以前、630iには試乗したことがあったので、その比較にもちょうどいいかと・・
遠慮なくキーを受け取ってしまった。(爆)
横転しても大丈夫なんです、このクルマ。とDマン。
たしかに、クーペにはない、ヘッドレスト横のBピラー代わりの
つっかえ棒?がニョキっと生えていますね。
って、そんなに試乗じゃ攻めませんって・・・^^;
シートポジションは低めでセダンとは違ったスポーティなイメージ。でも、MAXまで上げれば女性でも問題ないほどちゃんと上がります。たまに、対向車が無人?!と思うほど頭の先しか見えないようなシートポジションで運転している方がいらっしゃいますが、BMWのシートはホントよくできています。可動範囲、ポジショニングなどなど。この辺はさすが走りをちゃんと考えているメーカーですね。
さっそく、スタートボタンを押してエンジンスタート。
ボワァァン!
おおぉぉいい感じ。まさにV型エンジンサウンド。
ブリッピングすると、びっくり。
4.8L V8とは思えない吹け上がり。
2500rpmまではちょっと重いかなぁぁと思った瞬間
一気に5000rpmオーバーまでタコメーターが駆け上がる。
こんな自己主張の強い大排気量V8あり?みたいな。。
うれしい誤算であります。
でもただウルサイっていうのとは全く違いますよ。
キレイに8気筒が奏でるエキゾーストノートを
あえて消音しすぎないってのかな。
でも、直6ほどのシルキーさはもたせず、少し乱暴なイメージ?!
このエンジンサウンドをコトバで表現するのって難しい・・・
「ブロロロ」と「ファァァン」を足して2で割る、みたいな。
うーん、ちょっと違うか。
550iのエキゾーストノートってどうなってるんだろ・・
ちょっと興味あり。
これは走りが期待できます。
せっかくの、カブリオレなので、炎天下のなか当然
オープンで♪
周りのクルマからは、「無理しちゃって・・」というささやきが
聞こえそうな雰囲気まんまん。
でも、いろんな「サウンド」を聞くためにもやはり、オープンで。
このクルマ、オープンにするのに全く手を使わなくていいんですね。今のクルマだと10から15秒であいちゃうことが多いんですが、最後のロックまで電動で20秒。トップもきれいに格納されて外からは全く見えなくなるんですねぇ。感心。
さすがに1分もかかったらもどかしいでしょうが、15秒と20秒なら
実際にはさほど変わらない気がします。
630iでのステアリングアシストの切れすぎる感覚が残っていたため、今回はゆっくりと発進。
ん?重たいV8エンジンが幸いしてか、どっしりとしたステアフィール。個人的には好印象。
かといって、1シリーズのような重さはないが。。
クルマ自体も630のような軽快さはないですね。
それもそのはず、370kgも重たいんですからね。
トルク差20kgをもってしても埋められないか・・・
(その思いはその後とあるボタンであっさり覆されるが・・・)
ちょいと前が開いたところで、右足にグッと力をこめると
ドロロロロッ!っというこれぞV8サウンド!というサウンドを
響かせながら怒涛の加速!
と思いきや、アクセルに対するエンジンレスポンスをあえて抑えているのかな?!
ジェントルゥに加速していきますね。
確か、ベストモータリングでも木下氏がクルーザーのようだと
表現していましたが、納得です。
これが、清く正しいカブリオレの乗り方なんだなぁと
ある意味感心・・
確かに、青筋立ててタイヤ鳴かせながら走る車じゃないですね。
大体、オープンにしていたら、人相まで丸見えですから、青筋立っていたらカッチョワリイですね。 ^^;
サイドウィンドウとリアクウォーター、リアウィンドウを上げておけば、エアコンの吹き出し口を調整して快適にドライブできますね。キャップがないと頭はアチィですが。。^^;
ハンドリングはしっとりとした感覚で、ロールはやや大きめ。
あんまりコーナー攻めるなよ、ってクルマが言っている感じが・・
でも、ちゃんと曲がりますよ。
とても2tオーバーのクルマとは思えないほど。
でも、ジェントルに運転する車ですね。ホント。
ブレーキもなかなか。初期制動が結構鋭く立ち上がるかな。
さすがに奥の方でのコントロール範囲は狭そうですが、
重たいクルマをいかにして止めるかを考えればこれがいいのかも。
さてさて、おまちかね、「SPORT」ボタンをポチッと押してみましょう。
うーん、長くなったので続きはまた明日にでも。。。
いつも楽しい車を用意してくださるディーラーさんありがとうございます。
(続)