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ひーたん92のブログ一覧

2012年12月25日 イイね!

クルマが主人、ドライバーが使用人?

クルマが主人、ドライバーが使用人?この間、BS日テレの、ベストモーターTVを見ていたら、日産の開発の方が、こんな事を語っておられました。

「思った通りに動いてくれるクルマが自分の理想で、クルマの癖を、『これが味だ』と言って楽しんで乗るのは、クルマが御主人様で、ドライバーが使用人になっている状態だ。」とのことでした。

確かに、クルマをA地点からB地点まで、安全に手軽に早く到達する道具としてみれば、その通りです。ニュルのラップタイムを縮めるためにも、そうあるべきなんでしょう。

でも趣味の対象としてクルマを見れば、その人が良いと認める価値は人それぞれ違ってくるはずです。また、先のように、速く移動する道具と捉えたとしても、違った見方ができるのではないかと思います。以下に述べます。

仮に、クルマをインターフェースとして捉えると、人はそれを通して、世界と繋がっているわけです。そして、「思ったとおりに動く」ための究極の姿は、インターフェースの存在を、可能な限り、意識させないものとなるはずです。具体的に言うと、手足はほぼ使わずに、脳とクルマが直結していて、イメージした通りに即座に動いてくれて、感覚情報はまるで、ほぼ360度の視界が開けているようなものです。(エヴァみたいですね。)

これが究極の、「乗り味」を排除したクルマのあり方かもしれません。でもインターフェースそのものを、独特の乗り味として楽しむ人は当然います。そんな人には物足りないでしょう。昔、アメリカの開拓時代では、馬は移動するための道具として使い捨ての存在で、死ぬまでこき使われたそうです。しかしクルマが登場した事によって、馬をスポーツとして楽しめるようになりました。当然、クルマもスポーツとして楽しめます。

また、ラップタイムを至上とするとしても、それに秀でたクルマは、インターフェースを通じたフィードバックも正確に行われているのではないかと思います。すなわち、路面情報やクルマの動きが、クルマを通して常に正確にドライバーへ伝わり、的確に操作することによって、常に自分の予想した通りに動くという具合です。たとえ、そのインターフェースに癖があったとしても、それがいつも同じ状況で同じように発生するのであれば、構わないような気がします。たぶん(^^;)

リアエンジンレイアウトは、確かに理想ではないかもしれないし、911特有の癖もあるでしょう。でも日産車にも何かしらの味はあると思います。共通しているのは、どちらも正確な情報をドライバーに伝えて、的確な操作をすれば、イメージどおりに動いてくれるということではないかと思います。(^^)

すみません、偉そうなことを申しました。一素人の妄言です。m(_ _;)m
Posted at 2012/12/25 12:10:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマに関わる話 | 日記
2012年12月17日 イイね!

またまたポテンザS001の印象について (その3)

またまたポテンザS001の印象について (その3) ブリジストンの回し者ではないのですが、気になるところがあるので、前々回前回に続いて、しつこく、S001の印象について書きます。あくまで、一個人の、素人インプレッションに過ぎませんが。

・ライントレースが良い。イメージした通りに綺麗に曲がります。

・リアリティに欠けるが良く曲がる、TVゲームのようなステアフィール。

・慣れてきましたが、最初は、ブレーキングの感覚が掴みづらく、ぎこちない止まり方でした。

・加速でエンジンレスポンスが良くなったような錯覚があります。縦方向のグリップも良さそうです。

・ハンドルだけで綺麗に曲がってしまうので、アクセルコントロールをサボってしまう所があります。

・静かだが、自分のイメージする911のタイヤとしては、どうかという疑問を、ちょっと感じます。

静かで乗り心地が良いのは、悪くないのですが、逆にステアリングや、ボディから伝わって来る情報が少なくなっているので、自分の場合、慣れるのに時間がかかりました。

普通に使う分には、S001は素晴らしいタイヤだと思いますが、上のように、911特有のステアやボディの振動から得られる情報を大切にする向きには、違和感があるかもしれません。でも超高速なら、これぐらいが妥当なのかもしれません。

S001は、タイヤ単体なら文句のつけようが無いのですが、クルマ全体として評価した時の、相性の良し悪し、さらにはドライバーとの相性の良し悪しは、当然あると思います。

これは、別にタイヤが悪いわけではなく、メーカーは、オールマイティに作らないといけないので、しょうがないですよね。「そんなにポルシェの走りにこだわるなら、ポルシェ承認Nタイヤを選べ」ってことになりますし。

ブリジストンが目指した、欧州高級車用としても遜色の無いS001は、ハイウエイを走る高性能GTカーにはぴったりだし、ポルシェターボも、GTカー的に乗るんだったら、安全で、良いタイヤではないかと思います。
Posted at 2012/12/17 17:31:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマに関わる話 | 日記
2012年12月09日 イイね!

ポルシェ959のエンジンサウンド

ポルシェ959のエンジンサウンド下に紹介する動画は「カラヤン・イン・ザルツブルグ」というドキュメンタリーの一部分で、指揮者カラヤンが、納車されたばかりの赤いポルシェ959で、オーストリア、ザルツブルグの道を疾走しているシーンです。959の市販が始まった1987年ごろと思われます。

00:12 からが、そのシーンです。ワーグナーの曲(タンホイザー序曲)が、オーバーダブされてますが、エンジンサウンドが素敵です。フェラーリのサウンドとはまた違った良さがありますね。


00:19で、1速から2速にシフトアップしています( 959は、G-1-2-3-4-5 の6速 )
ちなみに、「別冊CG ポルシェ911 31年のすべて」という本に載っている、テストデータだと、1速の最高速度が101km/hで、2速は、146km/hだそうです。

01:08 からは、自宅に戻り、959を囲んで会話をしています。カラヤンは、「信じられない。クルマに過ぎないが、(まるで)飛行機だ。」みたいな、感想を述べてます。その後、元モデルの美人の奥さんを隣に乗せて、再びドライブです。

時間はさかのぼりますが、同じドキュメンタリーで、カラヤンと親友でもある、ソニーの大賀社長(当時)との、959についての会話も収録されてます。(下の動画の01:04から)


カラヤン:「新しいポルシェを注文したよ。」
大賀:  「もう手に入れたんですか?」
カラヤン:「いや、工場から出る6番目のポルシェだから未だだ。私は60歳なんでね(カラヤンは当時、80歳くらい)。」
大賀:  「ハハハ(笑)」 (一方の大賀社長は60歳近く。)
カラヤン:「最高速は312km/hで、100km/hまで3秒で到達するんだ。」 
大賀:  「3秒!? 不可能ですよ。」
カラヤン:「いやいや。それに君も、頭を最新に保つ唯一の方法だと言ったじゃないか。君はとても速く頭を動かさないといけないからね。」(カラヤンも大賀社長もジェット機を操縦する)

みたいな事を喋っている感じです。
巨匠カラヤンが、子供のように無邪気になって、スペックを誇らしげに語っているのが印象的です。

ちなみに、先に挙げた本のテストデータだと、959の最高速は302.6km/hで、0-100km/h加速は、4.6秒でした。「ポルシェ・サラブレットの伝説」という本に載っている、クワトロルオーテのテストデータだと、317km/hと、3.7秒で、これはいい値が出てます。

それにしても、頭を若く保つためにスポーツカーを運転するというのも、楽しみのひとつなのかもしれませんね。


Posted at 2012/12/09 09:31:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記

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