物事の起源、根元。
人はそれぞれ 様々なルーツを持つ。
その断片に触れる、秋の十日間。
引っ込み思案な私が初めて参加した、チンクのオフ。
「500の会」。
みんカラの存在を その1年半前から知ってはいたものの、未だ登録する一歩が踏み出せぬ日々。
そんな消極的な私が視た、一枚の告知。 意を決して参加した 「500の会」 がソレだ。
当時 既に 「BOSSの称号を携えた男」 と 「すだれ王子」 が私に云った。
「 案ずるより産むが易し。 ビビッてんぢゃねーよっ!」
自身の内気な性格を変えるべく、私は みんカラの扉を叩いた。
叩き割りそうになったが、お陰様で こうして皆様と巡り逢えたことに、感謝。
アレから1年、またこうして第3回に参加出来る幸せ。
お年寄りも楽しめる、サイコーのオフ。 素敵な仲間達だ。
背徳の香り…
BOSS、ゼロカウンター
夢のコラボレーション。
彼らにも、”心の安らぎ” は必要だ。
クルマだけでなく、「ヒト」 のふれ合いが 心地良い。
だから私は また、還って来るだろう。
「500の会」。 それが私にとっての、オフ会のルーツ。
「500の会」が幕を降ろす頃、体内のアセトアルデヒドも分解完了。
想えば、たら腹 呑んだモンだ。
昨夜の酒は、旨かった…
素敵な友人の計らいで、鳥取から遠ざかる掟破りの前夜祭。
がしかし、鴨方・寄島・里庄町…
奇しくも 我が母親の故郷ドンピシャ。 行かぬ訳にはいくまい。
男気 MAX!
親子の絆。
酒瓶を離さぬ、女。
酒瓶を離さぬ、女 Ⅱ。
最高の もてなしと仲間達。
呑ませるんじゃない!
弄るぞ~
私にとってこの町は 「夏休みの想い出」。
幼少より親しんだこの田舎で、新たな友人と知り逢う幸せ、不思議な 「縁」。
だから人生、面白い。
この地、文字通り 私のルーツ。
疑惑のショット !?
金曜日に投稿だ。
二週連続のお泊り遠征、我ながら元気なものよ。
年に一度の ”究極の祭り”。
その素晴らしさの前では、足元から聴こえる金属音など 些細なコト。 リハビリにはもってこいさ。
その数、三百数十台。 眼前に広がる光景には、夥しいチンクの群れ。
そして何より、高度に訓練された幹事団スタッフ達の統率のとれた行動に驚愕。
「 全ての人に楽しんで欲しい。」 その想い、痛いほど伝わってくる…
遡ること、約2年半。
私は既に ABARTH との生活を満喫していた。
そして家族で出掛けた某公園で出逢った、衝撃の光景。
美しく整列した チンク達。
「 こっ、これはっ! いったい何の集まりですかっ !? 」
そこで初めて耳にした ”みんカラ” というコトバ。
興奮する突然の乱入者に、優しく丁寧に対応してくれた方々こそ
全国オフ幹事長をはじめとした、紳士・淑女の皆さん。
あの日、あの時、あの場所で出逢ってなければ、
私は今でも一匹孤独に峠を駆け回る日々しか無かった、かも知れない。
あの日、カーライフの「幅」をとてつもなく拡げてくれた彼ら ”恩人” の顔を見るために、
私は浜名湖畔を目指したのだろう。
彼らとの出逢いが私にとって紛れもなく、この世界のルーツなのだから。
勿論、写真は無い。
美しき壮大な想い出というのは、心のフィルムに焼き付けるモノだから。
だが、本当に参加したのだという証明も、必要かも知れぬ。
よって 夜の浜松を満喫、ささやかな ”証し”。
浜松のホテルより、”コワレモノ” と貼られた 掌ほどの小さな小包が自宅に届いたのは、
数日後のコトだった…
私は焼津の港で、風に吹かれていた。
奇跡の タイミング。
かつての我が家が永い旅路を終え、ひっそりと休息の時を過ごしていた。
喜びも 悲しみも 恐怖も 勇気も 絶望も 快感も 挫折も 友情も 仁義も、全てここで教わった。
自分は何の為に、生きるのか ?
自分は今どこに居て、何処に向かっているのか !?
ここが全てを解決してくれた。
「 幾分 やつれた様だが、元気そうだな。 コノ 小っちゃい奴が、今の私の相棒だ。
お前の齢から考えると、もう二度と逢うコトは無いだろう。」
全てが ”青春” だった 「あの頃」 を、ありがとう。
ひとりの大人として、男として、ここが全ての ”ルーツ” だった…
物事の起源、根元。
人はそれぞれ 様々なルーツを持つ。
「懐古」 と笑うなら、それでもイイだろう。
しかし、ルーツを辿るコトで生まれる 「感謝」 もあるものだ。
それを実感した、秋の10日間。
そして私は、改めて云う。
私は、決して ラーメン屋では、無い。
Posted at 2012/11/15 20:41:54 | |
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