
愛車のGT30は車令13歳半。1,2年前からエアコンパネルの温度表示がすごく
見難くなりました。表示面に陽が差すとほとんど見えません。曇りの日とか、夜は
見えるのですが、昼間見えないのはストレスの原因になります。
ディーラで症状を伝えたら、電球換えれば大丈夫というので、やってもらいました。
電球3個の値段はたいしたことありませんが、センターパネルを外さねばならない
ので、結構な工賃をとられました。結果は、まったく改善されませんでした。
外が曇りみたいな日でも、見づらい。陽が差すとほとんど見えなくなりました。
こうなると、例によって、「解体パーツ」活用しかありません。
パーツ名は、正確には「ヒーターコントロールアセンブリ」です。ディーラで車体番
号で検索してもらったところ 72311AE180 でした。(AE170もあります。年式に
よって違うようです。)ヤフオク(即決)に手頃なのがあったので落札しました。
もともとは、BE(セダンですね)に組み込まれていたものということでした。
走行距離と通電時間はある程度比例すると思われますし、当該車の走行距離
数が愛車の半分以下(10万km以下)なので落札した次第。
AE180が到着。奥の茶トラは、食事中の愛猫チキちゃんです。
案外奥行きがあるのでびっくりしました。
ディーラでつけてもらう(最初の電球交換でまったく効果がなかったので)と
よかったのですが、比較車両がない(BH/BE)ので暗いかどうかわからない
という要領を得ない返事。またぞろ、\6k程度の工賃を払うのはごめんです。
え~い、DIYでやろうと決心しました。今日日は、インターネット上に有益な
情報があります。センターパネルを外せればDIYは可能です。
指南書に近い情報がありました。感謝、感謝です。
センターパネル解体(BH5版)
http://homepage2.nifty.com/~legacy/mainte/kaitai/center-panel.html
センターパネルからアセンブリを引っ張り出しました。
本体のコネクタ2個は、[裏返し」にしてコネクタ基部の爪を押し込むと
すっと抜き取れます(わかるまでに数分かかりました)。もう一つ、温度
センサにつながるケーブルがあります。温度センサはセンターパネルを
外すとき、あらかじめはずしましたが、これの小さなコネクタがすごく
固くて外すのに苦労しました。
センターパネルを元通りにする前に、動作チェックしました。
結線が済んだら、エンジンキーを回してエアコンSWをおして動作を
確認します。--->文字が明るくみえたので、成功です。解体パーツは
ちゃんと使えました!
あとは、はやる気持ちを抑えてネジ止めなどを忘れずにやっておしまい。
・・・と、おもったら、手元にネジが2本残っていました。一番下のトレイ固定
用ネジ2本をつけ忘れと気づいて、やり直し。
この作業は、まったく初めてですが、試行錯誤の時間も含めて2時間
位かかりました。("指南書”はあらかじめプリントアウトしておき、何度も
読んで予習しました。)
昼間、陽が差さない場所でははっきりと見えます。澄んだ緑色の文字に
安心しました。
エアコンパネルに陽が差してもよく見えます。これで修理は完了しました。
(修理前は、陽が差さない(見やすい)状態でも、こんな感じでした。)
イチかバチかで解体パーツ使いましたが、うまくいって嬉しいです。
(このヒーターコントールアセンブリ 新品だと\65kです。13歳経って
市場価値\0の車にはとてもつけられません。)
なお、昼間に夜間の状態(ライトをON)にしても、うっすらと文字がみえます。
これが正常だと思います。修理前は、ライトonにすると、文字はまったく
見えなくなりました。これ、表示が暗くなっているかどうかの判定材料になります。
もう一つ、いろいろ調べている内に面白い(私がしらなかっただけです)ことを
知りました。夜間、温度表示を[昼間の明るさ」にするには、エアコンSW(つまみ)
のOFF部を長押しすればいいんです。確かに、その通りでした。