Noieのブログ一覧

スパイダーを納車した時から気になっていたのが、「幌の汚れ」。
とりわけ後ろの方がかなり茶色く、汚れていたのです。
「じゃあ基本オープンにして、ガレージに閉まっておけばいいじゃん」と思われた方もいたかもしれませんが、
残念ながらガレージは使われているため、スパイダーをしまう場所はありません。

そうとなれば洗うしかないのですが、これがなかなか情報が少なく、、、
自分が見つけた方法は、

1.洗車機にかける
2.中性洗剤とブラシを使って洗う

これくらいのものでした。
1に関しては論外かと思いきや、コーティングもプラスして一気に機械で行うと意外といいんだそうです。
ただ、自分にはそこまで勇気がないので、却下。

というわけで、2の方法でやってみましょう。（BGM: きょうの料理のテーマ）
ご用意いただくものは次の通りです。
・中性洗剤（自分はスプレータイプのキュキュットを使いました。ちなみに殺虫剤としてはまだ使っていません）
・ブラシ（タイヤを洗うものなどで良さそうです。）

手順はこちら。
1. 該当部分に水をかける。
2. 洗剤をかけて、ブラシでゴシゴシ。
3. ある程度磨いたら、水で流す。
4. 乾くまで放置

そして放置すること３０分程度、、、あっという間に乾きました。
そのbefore&afterがこちら。左がbeforeで、右がafter。



拡大して見ていただくと、なんとなく違いがおわかりいただけるかと思います。
ちなみに右端は、もう劣化したのか色落ちしたのか、何度洗ってもどうにもなりませんでした。
ですが、茶色い汚れ（泥汚れ？）は、９割方落ちたと言えるでしょう。



汚れた水がリアにも流れていましたが、この有様です。キレイにするって、いいですね！！
この後、左側もキレイにしましたが、そこまでやると全部やりたくなるもの。
時刻は15:00、気温もまだ暖かい。というか暑い。
というわけで、ダイナミックに上から水をバシャバシャかけ、キュキュットをシュッシュっとスプレーし、ゴシゴシと洗いました。
んんん、気持ちがいいものです。

さぁて、気持ちが良くなったところでドライブにでも〜、と運転席に乗り込んだところ、やたら濡れているではありませんか！！恐れていた事態、そう、雨漏りです。（BGM: Rain The Beatles）

ドライブの行き先が石狩の海岸から、オートバックスに変わったのでした、、、

先日、家の前でスパイダーを駐車していたときのこと。
いつものようにバックで入れようと後ろを振り向くと、父親がリビングの窓から手を振っていました。
なんでそんなに歓迎されるんだろ、とのんきに考え、手を振り返します。
しかし数十秒後、父親が外に出てきて一言、


「ブレーキランプ点いてないぞ！」(BGM:『運命』交響曲第五番第一楽章 ベートーベン)


電動幌の件が落ち着いた（？）かと思えば、今度はそうきたか！！ならばやるしかない！！
日の入りまであと一時間。よ〜し！！
ということで、早速トランクを開けて作業。
BGMも、電気がつきそうな曲をかけます。（BGM:RYDEEN Yellow Magic Orchestra）

症状は、"右のブレーキランプが点灯しない"これを解決すべく、まずは電球が切れていないか確認。
見たところ、特に問題はなさそうです。
次に左右の電球を取り替えます。左のを右につけ、右のを逆に。
すると、、、なんと両方とも点灯しません。

ヒューズもわからないなりにいじってみましたが、状況は変わりません。
さぁどうしたもんか！！

とりあえず日が落ちてしまったので、作業はあえなく終了。

そして翌日、ネットで手に入れた取説のヒューズ解説のページと照らし合わせて見てみても、
どうも合致しないんです。
仕方がないのでお手紙書一旦作業を中断。

そしてその日の夕方、問題はあっさりと解決することになったのです。。。

某駐車場でのこと。

「そういえばブレーキランプが片方点かないんですよ。」

「どれ、、、ヒューズじゃないな、じゃあ電球だ、(カチャカチャ)よし、ブレーキ踏んでみて。」

「はい！」

「、、、点いたわ。」（BGM:Turn on your light Judas Priest）

なんと、単なる接触不良でした。
確かに一箇所端子が錆びている部分があったのですが、まさかそれで電気が通らなくなるとは思わず、
そのままにしていたんです。（磨けよ！！というみなさまからのツッコミ、ありがとうございます。）

振り返れば、ここまでの整備、自分の力ではなにも解決できていません。
いろいろな人に支えられて維持できている、なんともありがたいです。
ただ、少しずつ知識をつけていかなければなりませんね。
イタ車学力増進会とかあったら絶対行くのに、、、

というわけで、電動幌は納車後１時間で使えなくなってしまいました。
しかし、そうなっても開閉できるようになっているのがこの車。
責任をもって車を作ってくれたアルファロメオに感謝せずにはいられません。
というわけで、今ではすっかり手動で開け閉めしております。

さて、電動幌の構造を見るべく、リアの蓋（？）を開けて見ると、なんとそこには小物入れ。
これだけ容量があればあんなものやこんなものも積めます。そしてなにより、風に飛ばされません。
これは大きい。オープンにして物が飛ばされたら、身も蓋もありません。
と、そんなことは今回は関係なく、見てみたいのは電動幌の構造。
小物入れのパネルを取り、覗き込んでみます。

すると、、、

そこにはキラキラと光る液状のものが。。。
すかさず触ってニオイを確認。どうやらガソリンではなさそうです。
となれば、構造上電動幌のオイルしかありえません！！パワステフルードで代用できる、とは書かれていましたが、
純正では一体なんの油が使われているのでしょう？

で、スパイダーのリアには、向かって左側にバッテリー、右側に電動幌のモーターがついているんです。
モーターからは１２本ホースが出ていて、６本ずつ、それぞれ左右に回されています。
ちなみにそのモーターの後ろ側（トランク側）に、白色の円柱状のもの（タンク）がくっついているのですが、
そこから幌のオイルを注入できるようになっております。

しかし不思議なことに、どんなに見ても、そのタンクの周りには一切油が飛び散っていなかったんです。
むしろひどいのは、逆にあたるバッテリー側。
どうも釈然としません。バッテリー液？はたまた雨水？俺そんなに汗かいた？少しずつ迷宮入りしていく自分。

ブツブツ一人で言っていると、横でスパイダーを覗き込んでいた父親が、
「これ何よ？」
と言います。
そんな父親の手には、ホースが一本。
そのホース、なんと、例のモーターから繋がっていた一本だったのです。

すぐに正常な左側と照らして確認してみると、明らかに一本抜けています。
しかも油の飛び方からして、そのホースが抜けたことによる油漏れとしか考えられません。

そうとなれば解決は目の前。
早速ホースを付け直し、代わりのパワステフルードをタンクに入れて、閉めてみます。

すると、、、

ういいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん



閉まりました！！（BGM:We are the champions QUEEN）



今度は開くかどうか、試してみます！！

ういいいいいいい、、、んんんんんん、、、、、、



開かなかった、、、（BGM:落陽　吉田拓郎）



運転席側の下を見ると、ポタポタと油が滴り落ちてきます。あ、頬に涙が、、、
となると、原因はあれしかありません。そう、ホースです。
見てみたところ、やはり同じホースが抜けていました。
つまり受け側の金具に問題があるんですね。
しかしながらその金具というのがまた特殊で、外側からホースが抜けないような細工が施せない造りなんです。

きぃぃぃぃ、と思っていたところ、
その金具が一個だけなぜかトランクに転がっていた予備でついてきたのを見つけたので、
近々交換して、再度試してみたいと思います。
解決はすぐそこのはずです！！

こうしてブログを書くたびに思うのですが、写真は撮っておくべきですね。
でも油まみれの手でスマホを持つのもどうも気が引けるし、、、
スマホにラップでも巻きましょうか、笑

８月７日。スパイダー納車の日です。
思えば８年前。初めてgtvを見たときは感動したな。あれから８年経って、今度はそれが自分の車になるのか。なんだか信じられないな。あ、gtvじゃない、スパイダーか。などと考えていると、感慨深いものがありました。

陸送会社から連絡があり、「１時間後にご自宅にお届けします」とのこと。
意味もなく階段を昇り降りしたり、なぜか手を洗いまくったりなど、それはそれはそわそわとしていました。

そして感動のご対面。



来ました。来ちゃいました。
祖父から譲り受けたクラウンを除けば人生初のマイカー。そもそも人生初の輸入車、人生初のオープンカー。
もう最高です。
電動の幌もまだ開きます。エンジンもかかります。なによりかっこいいです。かっこよすぎます！！これが似合う男にならないと、と、気も引き締まります。

そして納車から数十分。お披露目会をするために、近くの駐車場に向かいます。

「おおお、いいねぇ！！いよいよ来たねぇ！！」
「そうなんですよ！！あ、電動の幌も開くんですよ！！」

ウィーーーーーーン、ビヨヨヨヨヨン

、、、、？

あれ、、、？

動かない？

「ごめんなさい、さっきまで開いたんですよ、あれ、、、？」

「あ、これ油漏れてるわ」



〜納車から１時間後、電動幌の１８年にわたる仕事は、突如終わりを告げた〜（BGM:落陽 吉田拓郎）



落陽のサビの盛り上がりのごとく、イタリア車万歳！！イタリア車最高！！これでこそイタリア車だ！！と、
一気にイタリア車オーナーの自覚が芽生えて盛り上がってきました。
なによりエンジンルームを見たところ、年式の割には状態がいいことも判明。
走ればいいんです。なによりかっこいい！！

しかもこの後、自分で幌を開け閉めする方法もわかり、無事オープンの快楽を味わえることになったのです。

さらにその後、ひょんなことから電動幌が直ることになったのです。
その話は次回、、、

人の自動車購入記を見るのが好きにも関わらず、自分の購入記を残さないとは！！
ということで、ざっと書いていきたいと思います。

結果的にはスパイダーに乗っていますが、本当はgtvのツインスパークを狙っていた自分。V6は部品代が高いとアドバイスをいただいていたので、ツインスパークに目をつけていたのです。
そんな中、購入時期はふわふわとしていたものの、横浜に「車検付き、高年式、低走行」の三拍子が揃ったgtvがあり、それを買おうと、長いこと思っていました。

しかし、、、

そう簡単には手に入らないもの。残念ながら先を越されてしまいました。悔しい！！

さて、そうとなれば次の車を探さなければやってられません。
来る日も来る日もカーセンサー、goo-netを見ていましたが、なかなかこれといったものが見つからず。
ちなみにこの段階で自分の検討リストに入れていたのは１４５、１４７、１５６、gtv、そしてスパイダー。
イニシャルコストを考えると１４５や１４７が現実的でしたが、どうしても９１６を諦めることができずにいる自分がいました。

悩み悩んで数日。あんまりないなぁ、、、と少々悲しくなっていたところに、一通のメールが。
開いて見ると、そこには「このスパイダー、どう？」と、URLが貼られていました。

そこから、自分の気持ちはもう購入一直線です。
寝れば夢の中にスパイダー。気がついたらPCの画面にスパイダー。将来の自分を想像しても、乗っている車はスパイダー。口をひらけば（１）ありがとう（２）ごめんなさい（３）スパイダー。こんなに一途になったのなんていつぶりでしょう。

しかし、、、

様々な事情でスパイダー購入計画は消えたり復活したり。
本当になにがなんだかわからなくなりそうでした。
そして何度も何度も話し合い、ようやっと手にいれることができました。

そんなこんなでアルファロメオオーナーに、そしてスパイダーオーナーになることができました。
ここまでこられたことに、とにかく感謝です。
そしてこれから、この車を通して何が見られるのだろう、と考えると、これまた楽しみで夜も眠れなくなるのであります。

さて、こうして晴れてスパイダーオーナーになったわけですが、早速洗礼を受けつつあります。笑
その洗礼の数々は、これから書いていきたいと思います。