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検査の結果異常ありませんでした。
確かに、車につないで音量を上げていっても音割れしません。はて？

ドアから外しても音割れしてたのでコーンが逝ってしまったものと思ってたんですが、内張りから押された折癖が時間が立つにつれ自然に治ったのかもしれません。

いじりついでに、ＴＷに付いてるコンデンサを取り替えてみました。
安物ですが元からついてるちっちゃな電解コンデンサよりは全然良いはずです。
以前部屋用の真空管アンプを組み立てたときに、キット付属のタンタルをスプラグの数百円のフィルムコンデンサに換えたところ音がきらびやかに変化したのを覚えています。

1.5μF、2.2μFがあるので、それぞれ単体と、二つを並列にして3.7μFの計３パターンをギボシで切り替えるようにして比較してみました。
数字の少ない方がカットオフ周波数が上がる（つまりＴＷの担当する低音域が減る）そうです。
ノーマルは3.3μFでした。

ノーマルに近い3.7μFが比較するまでも無いくらいしっくりきたのでこれでいくことにしました。他はメインｓｐとのつながりが全然ダメでした・・・。
もっと甲乙つけがたいくらいだったら悩んだでしょうけどね。迷わずに済んでよかったけど(^^;
音色の変化は、エージングに３０時間ほどかかるようなので真価がわかるのはまだ当分先ですね。

先日の電源強化＆ＳＰ逆接が功を奏しかなりいい感じに仕上がってきてたのですが、
左側から原因不明なビビリ音がし始めたので、原因追求と、内張り剥がすついでにスポンジを貼り付けてみました。手で叩くと結構ベコベコしていたので内側からテンションをかけて余計な振動を減らそうという魂胆です。
あまり期待してませんでしたが裏から周り込む音が減ったのか、なんだか音の透明感が上がったような気がします。
ただ、助手席側だけボリュームを上げるとビビリ音がします。デッドニングは抜かりないはずなのに・・・
と思いながらいろいろいじっていると、どうもＳＰ自体から割れた音が出ている様子。

バッフルを挟んだことで内張りが干渉して閉まらなくなったので、干渉部分（ＳＰ振動版の外周の凸部）を少し切り取ったのですが、そのことで振動版自体が内張りに干渉してしまったんでしょうか・・・。エッジ自体が歪んでしまったようでドアから外した状態でもＳＰ自体から派手にビビリ音がしちゃってます。

というわけで取り付けミスの可能性が非常に高そうなのですが、保障期間なので購入元へ預けてきました。
店員さんによると多分無償交換との話ですが、二週間ほど預ける必要があるとのこと。
う～ん、これはつらい。
一瞬コレとか頭をよぎりましたが絶対サブウーハー欲しくなるよなとか思いながらぐっとこらえました。

嫁は仕事だし、お気に入りの曲を聞きながらロンリードライブ、と思ったのですがあてが外れて今日は引きこもりです(^^;

先日高速に乗った際に大音量で鳴らし続けたら、スピーカーの良い慣らしになったようでかなり音が変わりました。
低音が出るようになり、情報量もアップしました。

昨日、位相あわせのため助手席スピーカーのみ＋／－を逆につないで見ました。
なんでも、着座位置の関係で左右のスピーカーからの距離差が生じ音波の山と谷を同時に聞く形になり、そのせいで音の実在感がなくなってしまうのを、片方の谷を山に変えることでムリヤリ解消しましょう、って言うことらしいです。たぶん(^^;

で、結果ですが確かに目の前で歌ってる感は少しアップした気がします。
耳に届く情報量も増えたような・・・。
代わりに体を助手席がわに（中央よりに）傾けてみると、耳が右側に引っ張られるような気持ち悪い感覚です。これは面白いですね。
ツイーターは逆接すると、右側からしか音が聞こえないような感じになったので、とりあえず今回はウーファーのみです。

弊害としては、にぎやかに、きらびやかになった代わりに何となくまとまりが無くとっ散らかったような感じになってしまいました。情報量が増えた、ってことなんでしょうか？
またツイーターも逆接にしてみてどっちが良いか聞き比べてみようと思います。
というか、そもそも「元気の良い音」と「まとまりがよく疲れない音」って両立するんでしょうかね。

あ、そういえば同時に電源もバッテリー直に引きなおしたのでもはや何がどう影響してるんだか怪しいですが・・・(^^;

お金をかけたのにむしろ改悪（？）になってしまったことがショックで、
早くこの状態を何とかしたいと焦って色々試しましたが(^^;
ある調整で何とか落としどころを見つけることが出来ました。
というか、自分のヘボ耳には十分すぎるくらい良い音が出るようになりました。

ひとまず前回までの問題点を整理します。
施工直後
・時間の都合で、片ドアのみ施工。左右を聞き比べると
　明らかに施工側の方が音が悪い。
　（音量が小さく、隣の部屋で聞いているようなもごもごした音
　　耳の錯覚か、ダッシュ上のツイーターの音量まで小さくなったように感じる。）

対策（第一弾）後
・貼りすぎた吸音材を、スピーカー裏の最低限の面積を残して剥ぎ取り。
　吸音材剥ぎ取り後、サービスホールは再び全ふさぎ。
　もう片方のドアも同様に施工。
　低音は出るようになったが耳あたりがきつい。
　ビビリはしないがボリュームを上げると非常に不快。
・施工直後よりだいぶ良いけど、まだ音の輪郭がぼんやりしている。
・いろんな楽器の音がごちゃ混ぜ。どこで何が鳴っているのか分からない

だったのですが、ふと思いつきでツイーターを移動してみたところ上記症状はほとんど気にならなくなりました。
今までガラスに音を反射させるような感じでダッシュ上にベタ付けしてたのですが、これが良くなかった様子。
直接より反射させたほうがマイルドな音になるかと思ってたんですが全く反対だったようで(^^;
今はＡピラーの耳の高さよりちょい下にマジックテープで仮留めなんですが、かなり良い感じなので、もう少し様子を見て問題なければ穴あけて固定しちゃおうかと思ってます。

高音がきれいに聞こえるようになると、中低音まで引き締まって密度が増したように感じられますね。高音の伸びもよく、なおかつ耳あたりも良くボリュームを上げたくなります。
全体的にカッチリしていながら無機質な感じも無く、ほぼ思い描いていた理想に近い状態です。
ツイーターは取り付け位置でかなり音が変わるとは聞いてましたが、正直ここまでとは(^^;

ともあれ、もっと試行錯誤必要かと思ってましたが、意外と早い段階で満足できるレベルに仕上がって良かったです。

先週やり終えた方のやり直しと、もう片方の施工です。

まず、これからデッドニングされる方は、くれぐれも一度に全部張るのではなく音を確認しながら少しずつ追加していった方が良いですよ～。
張るのはかんたんですけど剥がすのは３０倍大変です。本当に(^^;
黒いネバネバは結局全部取りきれませんでした。

先日の作業で音にエネルギー感がなくなったような感じがしていたので、外側鉄板の吸音スポンジを、スピーカーの裏だけ残して大部分剥ぎ取りました。
あとはハンマーでコンコンやりながらビビリ部分を特定した上で、最低限の制振に留めるようにシートを貼りました。
その日に聞いた感じだとあんまり変化は無かったですが、今日はシートがなじんできたのか低音がかなり復活しました。

ただ全域で耳あたりがちょっときつい感じが・・・
というわけで来週の作業メニュー決定(^^;
・音をやわらかくするため内張りへのスポンジ貼り付け
・定位出しのため助手席スピーカーを逆相（+/-を反転）にしてみる

さて、吉と出るか凶と出るか・・・
はたまた更なる泥沼への第一歩となってしまうのでしょうか。