もう毎年恒例となってきた”プリンス&スカイライン ミュウジアム”の春イベント。
今年はスカイラインが誕生して55周年を迎えたこともあり、僕がミムさんに乗り換えての
初めてのスカミューなので記念すべき一日です。
ミュウジアムまでは地元のお友達さんとともにマッタリ移動で9時くらいに到着。
いつもはもちっと早くて三段目の駐車場には停めれたけど今回は久しぶりの
臨時駐車場でした。
駐車場には歴代のスカイラインがいますが34が一番多く、次に32が多くみられ
その他の世代はまばらな感じです。
やっぱり人気車種以外は減少の傾向にあるのでしょうか。
でもその中で現行型であるV36スカイラインの姿もちらほらとあり、ちょっとホッとしてみたり。
その中でお友達さんに言われて気が付いたのが白い36さんのナンバー。
なにやら見た事のあるナンバーです。
そう、数字が全てミムさんと同じで、前に乗っていたのはアレなんだな~と容易に
想像できる、なんて安直なナンバリングww
しかもグレードも250GT type-Sと同じで親近感を感じぜずにはいられなかったですねww
二台の34に挟まれるは生産台数197台のうちの1であるKPGC110 ケンメリGT-Rです。
とても綺麗で色褪せない魅力とオーラを纏っています。
んで、お決まりの二段目駐車場は珍しくもDR30軍団に完全占拠されていましたねww
ミュウジアムの裏手には”走りのスカイライン”の先駆車であるS54スカイライン。
左の赤いのはなんと一桁ナンバーであるから驚きです。
展望台からの諏訪湖と蓼科、ミュウジアム。
ちょっと霞はあるものの気持ちの良い青空の下絶好のイベント日和です。
ミュウジアム入口
入口付近にはV36クーペも野外展示されていました。
今回は55周年記念車についてのプレゼンもあることから初めてV36スカイラインが
ミュウジアム内に展示です!
展示されていたのは370GT type-SPの55周年限定車。
普段見慣れていないせいか歴代車並みの注目度でしたね。
現車だけでなくV36関連の資料展示が館内にあるのを見ると
V36スカイラインは”スカイライン”として認知されているのだな~と安堵ですww
館内イベントの内容は1部は桜井さんをモチーフにした著書を引用しつつ、
歴代の開発者と著者によるトークショー。

2部は55周年を迎えたスカイラインの歴史を振り返ると共に今後のスカイラインが
どうあるべきかのディスカッション形式のプレゼンテーション。
3部は参加はしませんでしたが、今年生誕40周年を迎えるケンメリについてのトークショー。
の三本立てです。
1部では何度も聴く桜井さんの開発に対する熱意と、厳しい指導での苦労話や
当時の開発現場の雰囲気など当時の様子を昨日の事のように話されていましたね。
時折笑いがこぼれる時もあったりと桜井さんとスカイラインのファンにとっては
とても有意義なひと時でしたね。
2部では初めに歴代からV36までのステータスや特徴をスライドを見ながらたどりますが、
V36型では50周年に続き55周年を迎えるという昨今モデルでは久しくロングセラーな
モデルである事を改めて実感しましたね。
また、その後のディスカッションでは今後スカイラインを開発するにあたり現オーナーからの
意見を収拾するといった新しい試みもあったりと、単に”質問”ではなく”意見”を聴く良い
機会だったりしました。
今回の発言者はいづれもR系オーナーだったためスカイライン像はR系に戻して欲しいとの
意見が多かった気がしますが、原点回帰のため”GT”と”スポーツ(レース)”を切り離した
時点で”GT”路線は揺るがないでしょうね。
V36オーナーとして言えるのは現状でもかなりレベルの高い走りをするのでそれなりに
満足はしているけど、入力から各部のレスポンスがネックで人車一体には及ばず走る”愉しみ”
が十分ではないので、改良することでBMWのような人の意思通りの動きを実現できれば走る
”愉しみ”は倍増し、”GT”としてのスカイラインしての魅力はアップすると思う。
との発言をしたかったのだけど時間的に発言の機会がありませんでした・・・
来年にはV37がデビューするとの予想が各紙でありますが、どれだけユーザーの声が
反映されたクルマとなっているか気になるトコです。
在りし日の桜井さんとスカイライン命名の地の風景
展示場へと下る階段の先に掲げられています。
サブロー
V36のトミカなんてあったんですね。ちょっち欲しかったりします。
でも非売品・・・orz
そんなこんなでミムさんと行く初めてのスカミューでしたが、館内にV36の展示や
駐車場でも何台かのV36を目撃できたりとV36乗り換えても疎外感を感じずに
楽しめる事ができて良かったです。