皆さん、こんばんはです。
今日から大型連休に突入です O(≧▽≦)O ワーイ♪
人によっては10連休という方もいらっしゃるのでしょうね lω・`))ィ-ナァ…
自分は飛石連休で明日はお仕事なのですが、飛石でも折角のお休みですから楽しまなきゃ損!損!
そして、今日は「昭和の日」・・・。
懐かしき日々に思いを馳せる為に、今日はとある場所に行って来ました。
とは言っても、自分がミジンコにすらなっていない遥か昔の産物が展示されている場所なのですが (^ ^;ゞアハハハ・・・
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昨日の激しい風雨も止み、今日は絶好のお散歩日和 εεε=(*・ー・)オサンポオサンポタノシイナー♪

桜が終わり、芽吹き始めた淡い新緑が眼に優しい (*´ω`)~♪
風がちょっとだけ強かったけれども外を歩くには気持ちが良くて・・・、

一山超えてしまった (^ ^;ゞアハハハ・・・
そして、やって来たのは・・・、

東北大学の青葉山東キャンパス内にある・・・、

小っちゃな小っちゃな博物館 ∑(=゚ω゚=;) チッチャ!?
まさか、自宅から 5km 圏内にこんな場所があるとは思ってもみませんでした。
ウン十年仙台に住んでいても知らない事ばかりですね (^ ^;ゞアハハハ・・・
小っちゃな小っちゃな博物館ですが、ここには自動車の過去と未来が詰まっています。
先ずは、過去の展示物から・・・。
自動車の育ての親であるヘンリー・フォードが生み出したT型フォード・・・、

因みに、自動車の産みの親はカール・ベンツですよね。
T型フォードは1908年 ~ 1927年まで販売され・・・、

累計で1,500万7,033台が生産されたそうです。
車一車種の生産台数としては、フォルクスワーゲン・タイプ1の2,100万台に次いで第二位なんだとか (・`д´・;)ス、スゴスギ…
細部を見ていくと色々と面白いです (・0・。) ほほーっ
クラシックカー特有の長いノーズ・・・、


ラジエーターキャップ上方に見える小窓はクーラントの残量計 (・o・?
それとも濃度計 (・o・??
何方かご存知の方はいらっしゃいますでしょうか ☆+。 オシエテ (人=´∀`=) プリィーズ 。+☆
ボンネットのルーバーから覗く水冷直列4気筒エンジン。
排気量 2,896cc 、馬力 20ps/1,500rpm 、トルク 11.3kg-m/1,000rpm 、最高速度 72km/h・・・。
高速道路は無理でも、一般道を走るのでしたら今でも通用しそうですね。
驚いたのは、3,000cc でありながら燃費が 10 ~ 12 km/l と今時の車より良かったりして スッスゴィ...(゚Д゚ノ)ノ
展示車両はワイヤーホイールですが・・・、


初期生産では木製ホイール装着車もあるようです。
足回りの構造が物凄くシンプル・・・、

変わった形のリーフスプリングが面白い。
変速機(ミッション)は前進2段、後進1段。
搭載された変速機は半自動式らしく、操作が至極簡単だったそうです。
初めて自動車を運転するような人々にも扱い易かったようで、それ故にT型フォードの普及に繋がったとも言われています。
ひょっとして、セミオートマチックじゃないですよね (^ ^;
ブレーキは後輪のドラムブレーキと、変速機に一体化されたドラム締め付け式のセンターブレーキなる物を装備しているそうです。
随所にあしらわれたフォードのロゴ・・・、


ハブキャップにサイドステップ。
所有欲を満たすための配慮がちゃんとなされていたのですね。
因みに²、T型フォードの販売価格は850ドル(現在の価格にして90,950円)だったそうです。
1915年(大正4年)のビール一杯が23銭でしたから、如何に高額だったかと言う事が分かりますよね (^ ^;
室内も物凄くシンプル・・・、


このモデルは2ドアモデル。
今で言うところのツーシーターにあたるのかなぁ・・・。
あっ、ベンチシートだからツーシーターじゃ無いか (^ ^;ゞアハハハ・・・
スピードメーターは無く・・・、

あるのは電流計だけとは超スパルタンですね (^ ^;
その隣にもう一台・・・。
1920年代半ばにT型フォードの販売が落ち込み始め・・・、

そのテコ入れてとして販売されたのが・・・、

こちらのA型フォード。
A型フォードではエンジン馬力が 40ps まで引き上げられ・・・、


変速機(ミッション)もギアシフト方式の3段変速機に・・・、


ブレーキも4輪ドラムブレーキ化され・・・、


1927年 ~ 1931年までに400万台が販売されましたが・・・、


1931年の世界恐慌で製造中止となったそうです。
車体の重量が増した為でしょうか・・・、

横置きされたリーフスプリングの他にショックアブソーバーらしき筒が見えます。
A型フォードはラグジュアリーカーのようですね・・・、


シートは革張りではありませんが高級感が漂います。
メーター類も増やされ・・・、

電流計の他に水温計、油圧計、ODOメーターが備わりました。
この2台は、東北大学の学生・教職員によるボランティアチームによってレストアが行われ、現在も自走出来る状態で展示されています。
レストアされてここに佇むこの娘達(T型フォード、A型フォード)・・・、

通りを行き交う子孫達(現代車)を見て何を想うのだろうか・・・。
ハイブリッド車を見て仰天しているかもしれませんね (笑)
はたまた、痛車を見て絶句しているかも (爆)
それと展示物がもう一つ・・・。
未来、いや現在なのかもしれませんが・・・、


トヨタ自動車から寄贈された・・・、


トヨタ製のF1用エンジンが展示されています。
同じ 3,000cc で 900ps って、凄過ぎですよね (^ ^;
毎年7月末にフォードのエンジン始動実演が行われているようなので、7月にまた訪れてみたいかと思います。
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さぁ、次の休みは何をしようかなぁ・・・。
5/1 は天気が良く無いみたいだけれども、また近場でも散策してみようかなぁ・・・。