皆さん、こんばんはです。
昨夜は、とっても大事な(楽しい)診察を受けに・・・、

病院(映画館)に行って来ました (笑)
まだ本調子ではなかったのですが、咳もよやく落ち着き、映画館に行けるくらいまでには回復。
しかし、咳は我慢出来たものの感動するシーンでは・・・、

涙と鼻水で顔がグチャグチャになっていましたっけ ( ̄ii ̄)ズルズル (>人<) チーン!!
特に、クラーラのあの「嫌われても構いません・・・」のシーンでは・・・゜゜・(/□\*)・゜゜・わ~ん
ところで、流石に三回目ともなると余裕を持って観れるようになり、作品全体を楽しみながらも・・・、

各戦車の転輪のイヤラシイ動きや・・・、

始動・制動・加速時の履帯の張り具合などの細やかな表現を観察する余裕がありました。
どの戦車もディティールが細かく描かれているのは流石ですよね。
見返せば見返す度に発見があって面白いです。
ああっ、早くBDでもっと細かく観察してみたいものですね。
そして、映画鑑賞中にふとした事(バカな事)を想い付きました。
ガルパンの劇中には様々な年代、様々な国の戦車が登場してきますよね。
それならば、現存する戦車だけでは無く、アニメに登場する架空の戦車達でドリームチームを作成する事は出来ないものだろうかと思った訳なのです (笑)
要は、スーパーロボット大戦的みたいな考えでしょうか。
よくもまあこんなくだらない事を想い付くものだと我ながら感心するくらいです (^ ^;ゞアハハハ・・・
まぁ、こんなくだらない事を考えるのは自分だけだとは思いますが、昔のアニメを懐かしむ意味も込めてちょびっとだけお付き合い下さい m(_"_)m
先ずは、このアニメに登場する戦車を2台チョイスしてみました。
1982年に東宝系にて公開された・・・、

SFアニメ映画の『テクノポリス21C』。
多分、殆どの方が知らないアニメだと思いますので、ちょこっと解説を・・・。
21世紀初頭の科学都市を舞台に、人間とテクロイド(人工知能の人型ロボット)がパートナーとなり犯罪に立ち向かうSF刑事アクションです。
タイトルの「テクノポリス」とは、当時話題となっていた高度技術集積都市計画(Technopolis)と、科学警察(Techno-Police)を掛けたものだそうです。
時代を感じますよねぇ・・・ (-_- )シミジミ…
ストーリーは、西暦2001年、未来都市センチネルシティーではメカを悪用した犯罪が多発していた。
警察内に特捜マシン隊「テクノポリス」が設立され、村上 博士 が開発した「テクロイド」と 壬生 京介 ら選抜メンバーが協力して凶悪事件に立ち向かう。
そんな折、空軍が開発した空挺戦車MBT-99A テムジンがテロリストにジャックされ、センチネルシティー市街地に乱入する。
犯人を逮捕したものの、自動プログラムが作動したテムジンが暴走。
テクノポリスは必死の追跡の末、波止場でのクライマックスを迎える。
この作品、その当時それほど注目されなかったものの、後の『超時空要塞マクロス』や『機甲創世記モスピーダ』に通じるリアル志向アニメの礎となった作品です。
今見返してみると制作スタッフも錚々たるメンバーだったようで、音楽:久石 譲、キャラクターデザイン:天野 嘉孝、メカニカルデザイン:宮武 一貴 と豪華なメンバーだったのですね。
そんな劇中でテロリストがジャックした・・・、

空挺戦車MBT-99A テムジン。
履帯が前後で分割されており走破性の高さは伺えますが・・・、

駆動システムが複雑そうで現実味には欠けますね。
しかし、この時代にしては斬新(近未来的)なデザインを考えられたものです。
そしてもう一台、テムジンを止める為に立ち向かった・・・、

空挺突撃戦車MBT-90 マズルカ。
両車輌とも一応市街地戦を想定した戦車との設定だったのですが・・・、

砲身が長過ぎて市街地戦には不向きこの上ない車輌ですよね (^ ^;
テムジンは汎用性の高い車両でしょうし、マズルカはⅢ号突撃砲や38式軽駆逐戦車ヘッツァー的な位置づけではないでしょうか。
それと、自分と同じ事を考える方がいらっしゃったようで、こんな画像を見つけました・・・、

テムジンに砲弾を補充する ゆかりん の図と言ったところでしょうか (笑)
うろ覚えですが、劇中で主人公の 壬生 京介 と相棒のブレーダー(凶悪犯罪に立ち向かうため開発されたテクロイド)とのやり取りが面白かった事を覚えています。
融通の利かないブレイダーに・・・、
壬生 京介:「お前は何様のつもりだ!」
との問いに対して・・・、
ブレイダー:「ブレイダー様のつもりです・・・。」
というやり取りが、幼心に印象に残った作品でした。
因みに、主人公の 壬生 京介 のモデルは・・・、

草刈 正雄 だったようで・・・、

しかも、愛車はスーパー7でしたっけ (笑)
リマスター版があったら欲しい作品なのですが、今ではビデオすら売られていないのが残念なマイナー作品でした。
YouTubeに海外版、ニコ動に日本版の一部がアップされているようなので、興味のある方は探してみてください。
お次は、この作品から1台・・・。
リアル・ロボットアニメの金字塔として君臨し続ける・・・、

『装甲騎兵ボトムズ』。
1983年にTVシリーズが放映されて以来、後日談やサブエピソードを描いた小説・漫画・OVAが次々と発表されています。
最早解説は不要ですよね。
その中から・・・、

空挺戦車アストラッド・・・、

とは言っても、こちらも殆どの方が知らないチョイメカ的な存在です。
小説版の「青の騎士ベルゼルガ」やOVA版「野望のルーツ」、「赫奕たる異端」、「ペールゼン・ファイルズ」などにちょこっとしか登場しませんので、戦力的には未知数です (笑)
設定によれば、AT開発によって得られた技術がフィードバックされた戦車ということなので、きっと凄い戦闘能力に違いない筈・・・ (^ ^;
砲塔がスコープドッグのタコ顔そのものなので、相手チームに威圧感を与えられるとは思います。
続いては、こちらの作品から・・・。
『攻殻機動隊S.A.C.』で有名な 士郎 正宗 による初期の作品・・・、

『ドミニオン』(DOMINION)。
近未来の日本を舞台に、「警察戦車隊」の女性隊員レオナと愛機の小型戦車(豆タンク)「ボナパルト」の活躍を描く、スラップスティック・コメディ調の作品です。
OVAとして1988、1993、2005年と3回アニメ化されています。
士郎 正宗 ワールドの世界観を知る為にも、このドミュニオンとアップルシードは欠かせない存在では無いでしょうか。
劇中でテロリストと闘う為に街中を暴れまわる・・・、

小型戦車(豆タンク)のボナパルト・・・、

車体の大きさが小型車並と一家に1台欲しい戦車でした (笑)
履帯が鉤爪状になっており・・・、

走り回る度に路面がグチャグチャになっていたのを思い出します。
ボナパルは豆タンクなので、C.V.33(カルロ・ヴェローチェ=快速戦車)的な位置付けですね。
続けてドンドンいきましょう・・・。
1988年にOVAとして発売された・・・、

『メタルスキンパニック MADOX-01』。
ストーリーは無茶苦茶でしたが、登場するメカはメチャクチャカッコ良かったです。
ある日、自動車修理工場に務める 杉本 紘二 は、秘密裏に輸送されていた対戦車用新型陸上兵器「スレイヴ・トルーパー MADOX-01」を偶然にも手に入れてしまう。
興味本位から乗り込んでみたものの、不完全なプログラムのまま起動したMADOX-01から降りられなくなる。
丁度その日、海外留学で日本を離れる恋人の 名倉 しおり と会うべく待ち合わせをしていたが、紘二 に機体の扱い方が分かる筈も無く、彼は軍に追わながら異形な姿のまま待ち合わせ場所へと向かう。
そこへ、MADOX-01に私怨を持つアメリカ軍人・ギルゴア中尉の戦車が待ち構えていた。
MADOX-01開発者・楠本 枝里子 のアドバイスを受け、紘二 はギルゴアとの戦いに臨むのだった。
アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインによる・・・、

『宇宙の戦士』のパワードスーツにも似ているMADOX-01 m9(+ゝω・´+)カッコイィ───ッ☆
そして、その宿敵ギルゴア中尉の操る・・・、

空挺戦車の・・・、

タランチュラ。
先に紹介したテムジン、ボナパルト同様に履帯が前後で分割されており・・・、

履帯を稼働させて車高調整も可能な模様。
また、二ヵ所以上履帯が破壊されても走行可能なところが、この駆動システムの利点のようですね。
こちらもマイナーな作品であまり映像も出回っていないのですが、OVAの特典として陸上自衛隊の富士総合火力演習の映像が付いていましたっけ。
DVDを持っていたのですが、何処に紛失してしまいました (^ ^;
SFアニメと言ったらこの作品も忘れちゃいけませんよね・・・、

『宇宙戦艦ヤマト2199』。
ヤマトの劇中にも数多くの戦車が登場しますが・・・、

その中からガミラス帝国 サルバーS-Ⅵ型 重戦車。
砲身が3本もあって、何だか強そう・・・。
しかし、一斉射したらその反動で後退しそうですね (^ ^;
そして、皆さんご存知のこの作品からもちょこっとご紹介・・・、

『機動戦士ガンダム MSイグルー』。
こちらの作品も解説は不要ですよね。
陸の王者の異名を持つ・・・、

M61A5 61式戦車5型。
寸法的には、黒森峰のVIII号戦車 マウスより一回り大きい超重戦車です。
155mm 2連装滑腔砲を装備していますので、これならマウスやT28重戦車も一撃ではないでしょうか (笑)
と、ここまでご紹介した7台だけでも相当な戦力になるとは思いますが、ここから先は戦車を超越した戦車をご紹介・・・。
同じく機動戦士ガンダム MSイグルーから・・・、

試作モビルタンクの・・・、

YMT-05 ヒルドルブ。
こいつならカール自走臼砲もイチコロでしょう (笑)
そして、ミケーレ・コレマッタ少佐の・・・、

「やっ、やるじゃないかガンタァ~ンク・・・。」で有名な・・・、

RTX-440 陸戦強襲型ガンタンク。
自爆攻撃されたら周囲の味方戦車も巻き込みかねませんが (爆)
もう、ここまで来たら恐い物は何も無いですよね。
反則覚悟でこんな戦車は如何なものでしょうか・・・、

先に紹介したドミニオンの 士郎 正宗 が描く『攻殻機動隊S.A.C.』。
その中から・・・、

思考戦車のタチコマと・・・、

多脚戦車 HAW-206。
壁をよじ登り、市街地を縦横無尽に駆け回る。
オマケに光学迷彩を使われたら太刀打ち出来ません ┐(´ー`)┌
敵には回したくない戦車達ですね (笑)
最後の最後に、ボトムズと同じくリアル・ロボットアニメの金字塔の一つでもある・・・、

サンライズ・アニメの『太陽の牙ダグラム』。
多脚戦車と言うジャンルから・・・、

アビテートF44A クラブガンナー・・・、

アビテートF44B テキーラガンナー・・・、

アビテートF44D デザートガンナー。
デザートガンナー以外は不整地には向かないかもしれませんが、ここに挙げた3台は個人的な好みなんですけれども (^ ^;ゞアハハハ・・・
まだまだ探せば色んな戦車があるとは思いますが、こんなドリームチームは如何でしょうか (爆)
長々と綴ってしまいましたが、おバカなドリームチームのお話しでした (^ ^;