
昨年の東京モーターショーでも、参考出品されていた「カザーナ」の、
ガンダム風に言うと量産型?の、「ジューク」がシカゴモーターショー開催と併せ、
ヨーロッパでワールドプレミア(お披露目)されましたね。
シトロエンのショーカー「カクタス」に・・・
芸風がそっくりと思っていた「カザーナ」でしたが、
「ジューク」ではダウンサイジングされ、「ムラーノ」や「デュアリス」に通じる日産SUVの
エッセンスが細部では感じられる内外装に仕上った印象を持ちます。
先代ムラーノは、特にSUVに、先代Z33型のフェアレディZのデザインアイデンティティ
(インパネやメーター周りのメタル色のパネル等を奢る)を感じさせるものでしたが、
「ジューク」にもそれに近い、今風の日産のスポーティの演出を感じます。
にしても、一般的な前評判の通り、この自動車業界がタイヘンな時に「ヤッチマッタ!」感
があるのは否めないですね。普通の美意識のお客さんがコレを買いに行くかどうか・・・
K12マーチが急に立ち上がって、怒りだして巨大化して、手が付けられなくなったような
顔とボディラインのイメージ・・・
個人的には、惹かれる現行車が少ない中で、むしろこれだけ冒険して目立つ車の方が
購入検討に値するので、割りと好きです。売れていっぱい街中走ってたらイヤだけど。
「Jフェリー」や、「U13SSS」買うみたいな、外しの美学ですかね。
<気になった点>
・エアコンの液晶表示が豪華にカラーだ!
・アルミのデザインがV36スカイラインの17インチ系に似ている。
・丸い目玉が前照灯の様子。フォグは別にある。
・カラードセンターコンソールは、シートベルトとか当ててガスガス傷付きそう・・・
・サイドブレーキレバーがまたもや、右ハンだと助手席側で遠くないか・・・
・リヤドアのブラックアウト部のドアノブは、アルファロメオや初代テラノを彷彿。
・リヤコンビはボルボC30みたい。
・小さくても力持ち!ついに1600直噴ターボお目見え!
●結論 : 「未来警察ウラシマン」の「マグナビートル」を気取って乗りたい!
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)の欧州現地子会社である欧州日産自動車会社は、仏パリ郊外のムードンにて、現地時間2月10日(日本時間2月11日)、グローバル市場向け新型コンパクトスポーツクロスオーバー「ジューク」*を披露した。
ジューク
「ジューク」は、2009年のジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトカー「カザーナ」をベースとしたモデルで、コンパクトなボディに、スポーツカーの持つ俊敏さと卓越した操縦安定性、SUVの力強さを併せもつ新しいジャンルのコンパクトスポーツクロスオーバーである。
独創的で存在感の強いエクステリアは、高いウエストラインを境にして、上部はスポーツカーの流麗さと軽快さ、下部は大きく張り出したフェンダーや大径タイヤなどによってSUVのタフさと力強さを表現している。インテリアは、センターコンソールをモーターバイクの燃料タンクのようなデザインとするなど、走りの楽しさを予感させるコックピットに仕上げている。
欧州仕様車は、K9Kエンジン(1.5リッターディーゼル)、HR16DEエンジン(1.6リッターガソリン)、新開発のMR16DDTエンジン(1.6リッター直噴ガソリン+ターボ)の3種類のエンジンをラインアップしている。燃費向上技術として「デュアルインジェクター」を採用したHR16DEエンジンと、新開発の直噴システムとターボチャージャーを搭載したMR16DDTエンジンは低燃費と力強い加速を両立させ、HR16DEエンジン搭載車には副変速機を備えた小型でかつ軽量な新世代XTRONIC CVT(無段変速機)を新設定した。
K9Kエンジン搭載車とHR16DEエンジン搭載車は2WD、MR16DDTエンジン搭載車には2WDと4WDを設定した。4WDモデルは、走行状態に応じて前後輪と後輪の左右へのトルク配分を最適に制御する新開発のALL MODE 4x4-i(トルクベクトル付)を採用し、さらに優れたハンドリングを実現している。
また、センタークラスターに装備した車両情報を表示するディスプレイでは、空調や燃費など様々な車両・走行情報を表示するほか、「ノーマル」「スポーツ」「エコ」の3種類のドライブモードに切り替えることができる。ドライバーはモードを切り替えることで、シーンに合わせて色々な走りを楽しむことができる。
本モデルは日米欧を含むグローバルな市場で販売される予定であり、欧州では2010年10月より発売の予定である。欧州向けは英国サンダーランド工場、日本および米国向けは追浜工場で生産される。
なお、本モデルは日本市場で本年初夏の発売を予定している。同社のホームページ「ジューク スペシャルサイト」上では、本モデルについての情報を発売に先駆け本日より一般公開する。本ホームページでは随時内容を更新し、発売直前まで様々な情報を提供していく予定である。また、近年注目を集めているインターネット上のミニブログサービス「Twitter」も活用し、フランスでの披露イベントの様子や「ジューク」の魅力や開発秘話などの情報を伝えていく。(http://twitter.com/NISSAN_TMS)
「ジューク スペシャルサイト」のアドレスは以下の通り。
ジューク スペシャルサイト: http://www.nissan.co.jp/JUKE/NEW/
* ジューク: 英語で「(アメリカンフットボールなどのスポーツでディフェンスを)軽快にかわす」の意。
このクルマのもつ機敏さと、乗る人の仕事やプライベートで日々チャレンジする前向きさをイメージして命名した。
Posted at 2010/02/11 11:30:17 | |
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