
私事ですが、先日、(ゴールド免許につき)5年ぶりに運転免許証を更新しました。
いまさら感はありますが、運転免許証が一部変更になっていること、みなさん、ご存知ですよね?
(1)「本籍」が消えたぁー!
今まで運転免許証に表記されていた「本籍」欄が消されています。
将来的には「生年月日」「住所」「顔写真」等も消されるとか・・・
(2)いつのまにか「中型免許」に?
運転免許証に記載の「種類」欄。いわゆる「普通免許」「大型免許」等、自分が運転できる自動車の種類です。
あれ? いつのまにか「普通」が「中型」になってる・・・
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
(1)「本籍」が消えたぁー!
現在、一般的に、運転免許証は、個人証明書としての位置づけが高く、各種契約時の本人確認目的等の場で幅広く利用されている。しかし、昨今、精巧な偽変造運転免許証が出回り、他人名義の運転免許証を用いての銀行口座の開設、携帯電話の利用契約等による振り込め詐欺や、サラ金等からの不正借り入れ等の事件が社会問題化している。
そこで、この運転免許証の不正防止を目的としてICカード免許証の導入がはじまった。2007年1月より東京都、埼玉県、茨城県、兵庫県、島根県が導入をはじめ、2009年6月1日現在で、青森県、福井県、岐阜県、京都府、鳥取県、山口県、高知県、石川県を除き、全都道府県にてその導入が完了している。(意外にも大阪府は2009年6月1日に導入が開始。)
今回私が免許更新時に受講した講習の教官によると、
現時点ではまず「本籍」欄の表記を削除しているが、将来的には、その他個人を特定できる「生年月日」「住所」「顔写真」等も表記削除する予定、とのこと。
では、今後、各種契約時等の本人確認等で、運転免許証を利用する場合はどうするのか?
このICカード免許証は、専用読み取り端末に当カードをかざし、ユーザが設定したパスワード認証が取れると、免許証表面上から削除された「生年月日」「住所」「顔写真」等すべてのデータがその端末画面に表示される機能を有している。(今回の更新でも実際にパスワードを設定し、その機能を確認しました。) 今後、運転免許証にて各種契約時等の本人確認を実施する店舗等に、この専用読み取り端末を設置していく予定だとか。
(この専用端末、いったい、いつごろまでに、誰の出資負担で設置するんだ?)
・参考:
ICカード運転免許証
(2)いつのまにか「中型免許」に?
平成16年6月に公布された道路交通法の一部を改正する法律が平成19年6月2日に施行。「普通自動車」「大型自動車」に加えて、新たに「中型自動車」を追加し、これに対応する免許として「中型免許」等を設置した。その主な目的は、最近の大きな車による死亡事故増加の阻止。旧制度における「普通自動車」は車両総重量8トン未満。これが新制度では「普通自動車」は5トン未満となり、新たに5トン以上11トン未満の「中型自動車」が追加された。
では、私のような旧制度にて「普通自動車」を取得した者はどう扱われるのか?
運転免許証更新時に、免許証記載の種類欄は自動的に「普通」から「中型」に変更され、免許条件欄には「中型車は中型車(8t)に限る」と表記される。(変な日本語w)
つまり新制度以降では、別免許取得が必要な「中型免許」の一部が、勝手におまけでついてくる(?)ことに。なんか得したような気分ですが、今回私が免許更新時に受講した講習の教官からは、
「普段、普通自動車に乗っていらっしゃる方が、該当の中型車を運転する際は、事前に十分練習等により感覚をつかんでから運転をするようにしてください!」
との、ありがたいご指導が。
(事前に<感覚をつかんでから>って・・・w)
・参考:
中型免許の新設
Posted at 2010/09/23 07:55:02 | |
トラックバック(0) |
車 | 日記