「生きる」ってなんだろう?
普段は、仕事に没頭して終電で帰宅という毎日。
家には帰っては寝るだけの、テレビなんて全く見ることがない生活。
そんな生活が、ここ数年続いている。
そして、そんな毎日を何の変化もなく送っている。
でも、一つのテレビドラマと出会って、この生活が変わった。
『1リットルの涙』
一週間で、一日だけ。しかも、たった一時間だけ仕事を早く切り上げ、ドラマを見る時間を作るようになった。
そこには、不治の病に日々蝕まれていく木藤亜也さんの姿と、五体満足で日々無駄に過す自分自身の姿とを重ね合わせ、この1リットルの涙から「生きる尊さ」を考えさせられる自分がいた。
もっと、人のために「生きたい」。。。
亜也さんの手記。
「身障者という重い荷物をひとりで背負って生きてゆきます。
なぁんてかっこいいことが言えるようになるには
少なくとも 1リットルの涙が必要だったし、
これからも もっといるとおもいます。
耐えておくれ わたしの 涙腺よ!」
「神様、どうして病気はわたしを選んだの?」
「不幸じゃない、不便なだけだ」
何度読んでも熱いものが込み上げてくる。
亜也さんは、非常に文才があり表現が豊かな人だと思いました。
そんな亜也さんだからこそ、ここまで伝えられることができたんでしょうね。
自分には上手く伝えられないけれど、
本当に、貴方は素晴らしいです。
25歳10ヶ月。
つい3ヶ月前、自分は何事もなく過ぎ去りました。
今は、亜也さんにはやってこなかった26歳1ヶ月を生きています。
もう、無駄にはしないよ。
亜也さん、仕事なんかよりもっと大切なことを教えてくれてありがとう。
どうか、安らかにお眠りください。
Posted at 2005/12/02 01:57:47 | |
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