ヨリックのブログ一覧

最近になって、結構歌舞伎を見るのが好きになってきました。まだそんなに色々見ているわけではないのですが、そんな初心者の私にありがたいのは、ＮＨＫ教育テレビの番組。

この春（４・５月）は毎週二つのプログラムが歌舞伎の見どころを解説してくれます。

「日本の伝統芸能」こちらは当代の団十郎が「暫」「助六」「勧進帳」など、お得意の荒事、お家芸を解説してくれます。

「知る楽～極付歌舞伎謎解（きわめつきかぶきのなぞとき）」 こちらは松井今朝子さんという作家が「菅原伝授手習鑑」や「義経千本桜」「東海道四谷怪談」など、さまざまのジャンルの歌舞伎演目を解説してくれます。すでに今週は両方とも第一回が放映されました。

しかし、この「暫」の鎌倉権五郎、見れば見るほど面白いです。團十郎の明るい演技も良いのですが、正義の味方として花道から登場してきて、タンカを切って相手をひるませ、巨大な太刀でバッタバッタと悪者を斬り捨て、音楽に合わせて六方を踏みながら去っていくのがなんともカッコ良い！巨大な袖の素襖といい、背中で結んだ大縄のような襷といい、２ｍくらいある大刀といい、仮面のような顔の筋隈、車鬢といい、もうそのまんまガンダムに登場してもおかしくないカッコよさです！

最近のDoCoMoのＣＭ，山崎努と堤真一が出てくるやつ、なかなかぐっと来ますねぇ。

山崎：「忙しそうだな。」
　堤：「あぁ、全然。」
山崎：「そう。忙しくても、余裕を見せて生きていくのが、大人ってもんだ。スマートにな。」

やっぱりこうありたいですなぁ。

その昔、CASIOのQV-10（正確にはQV-10A）というデジカメを持っておりました。今となっては当たり前の、撮った写真を液晶ディスプレイでその場で確認できるという、1994年末に発売された当初は衝撃的なモノでした。たった25万画素でズームもフラッシュもありませんが6万5千円（今から考えると高い！）、普及価格帯の初めてのカメラでした。私が買ったのは96年暮れ。QV-10Aという新しいモデルが出て、定価も5万円と下がり入手しやすくなってから。

パソコンを整理していたら、このカメラで撮った古い写真が出てきました。大阪に出張したときにお好み焼き屋で撮ったもの。解像度も低いしシャッタースピードも遅いんであまりマトモな写真じゃないけど、意図せずになんか味のある写真になってるなぁ（笑

２月に「ニューヨーク・グランドセントラルで固まった２００人」という動画を紹介しましたが、これを作ったImprovEverywhereというグループ、その後もシャレた活動を続けています。

　●地下鉄の駅やら電車の中やらで大勢の人間が下半身パンツ一丁でうろつくという「No Pants 2k8」

　●よくあるショッピングモールのフードコートで店員のおねえさんが突然歌い始めると、あっけにとられる一般人を尻目に一人また一人とミュージカル風にフリつきで歌に参加し始める「Food Court Musical」ついには、警備員が何の騒ぎだ？と現れて、、、笑えます。

　●ごく普通の街角の野球場で行われている小学生のリトルリーグの試合に、横断幕や応援カードなどを持つ熱狂的なファンが大量に出現、と、球場にＮＢＣの本物の中継車が現れて本物のスポーツアナが実況と解説を始め、ついには空にまで、、、という「Best Game Ever」。最後に素直に喜んでる小学生たちのインタビューまで出てきてカワイイです。

しかし、最近のもので一番笑っちゃったのは、この「human mirror」。タイトルからしてそれなりに想像できるんだけど、実際の映像のインパクトに思わず吹き出しました。グッジョブ！



このImprovEverywhereというグループのリーダー、チャーリートッドという男、ほんとにシャレたセンスの人です。

好きだなぁ、こういうの！