昨日のドル円の動きですね、何者かの介入があったんですが、ドル円だけは、乱高下を繰り返す他の通貨とは違い、安定し高止まりを続けました。あれは、何やってたんだって話です。だって、ドル円で主な介入と言ったら日銀くらいしか有りませんからね。まだ自民党と確たる繋がりの無い白川日銀が、この時期に何をやっていたか。ドル円での90.00の無駄な攻防で、何が起こってたんでしょうか?おそらく、恐るべき事に、日本売りが起こってたんですね。目算ですが、30ー50兆円近い介入によって90.00付近のLポジションが相手はHFか何だか知りませんが、90.00未満のLポジション、90.00のSポジションと交換されました。つまり今回の相手はドル円の水準が90.00未満なら、少なくとも30ー50兆円超分の得をする事になります。これは、近い内にリスクオフの相場になることを示唆します。この30ー50兆円の介入は、前代未聞です。次のリスクオフでの円高リスクに対して、日銀は野党の攻撃にあい、円安に動くことが出来なくなるかもしれません。あるいは、本日の世界的な為替の混乱の批難を日本が一身に受ける事になります。この30ー50兆円の国家的損失と次の円高不介入が、まあ誰とは言いませんが、最後っ屁になるかもしれませんね。流石ミスターデフレと言わざるを得ない行動です。行動力だけは天晴れ。