2013年03月21日
書きたい事を書いちゃおうという話でして
組織論放置ですが(笑)
経済の構造モデルの話から。
別に完全と思っている訳ではありませんよ、今、正しいと思ってはいます。
価値創造については、何処かで書いたハズです、差異の集合体になりますね。
今回パレート最適を基準とした物価の話でもできたらなと思います。
同モデルでデフレ恐慌とデフレ不況を表現するとなると、
デフレ恐慌というのは、世界恐慌ですね、アメリカの金融危機による戦費債権の引き上げから各国でマネタリーストックが失われました。
チューブ内のツブツブを満たす液体が急激に失われた事になります、価格調整の前に価値創造の世界であるチューブが機能不全に陥りました、それが世界恐慌と言われるデフレ恐慌。
貨幣数量説に従ってデフレが蔓延しました。
デフレ不況に対しては、価値創造のチューブの束が、理由は色々ありますが、とにかく細くなっていくと。
結果、ツブツブが外に弾き出されて、失業率が上がり、資産価値も失われますよ、それがデフレ不況。
一方リフレ政策は、チューブの規格を越えて、マネー(需要)を投入すると一時的に景気が回復しますよと、こういう物。
サイクル理論面で問題が出るというのは側面の話。
一応同モデルは各種の事象に対して、機能する事になります。
マネーという液体に債権を組み入れても、機能するハズです。
このチューブで大切な所は、チューブ内及び外側のツブツブが多次元で繋がる部分の需要となります。
つまり、この部分がマクロ経済学。
需要外のチューブ部分が、価値創造としたシュンペーターのイノベーション理論。
価値創造の外側である、チューブ外のツブツブ及び、液体としたマネーの規格部分が、貨幣数量説及び、政府の役割。
こんな感じになっています。
では、チューブ内の物価がどうなっているのかです。
以前チューブ内の必需度について優先順位を設けました。
チューブには、必需度によって、優先順位があります。
通常物価というのは、チューブの束、もしくは、貨幣数量説に従って決まります。
生活必需品が増えると、チューブの束は増え、支払いも増える、よって、すべての産業において、ツブツブが必要とするキャパシティが増えますよ、結果物価が上がります。
生活水準が上がるとディマンドプルインフレしますよと、自然利子率とはそういう話。
一部の、必需品が高騰しますと、他のチューブへの支払いを圧迫しますよ、コストプルインフレです。
生産に余力の無い場合、必需度に従って、価値創造のチューブは外側の必需度の低いチューブが機能しなくなりますよ、価値創造が出来なくなりますよとなります。
多種多様な価値創造が行われている時は、パレート最適を満たす条件が整っているハズです。
財政インフレは他で定義しました、貨幣数量説から需給曲線に従った通貨のインフレになります。
では、マルクス、効率化に従って、チューブ内にツブツブが要らなくなるにつれ、マネーは残るのにツブツブはチューブ外に増え続け需要が崩壊する。
では、貿易モデル。
人件費の違いがどう影響するか。
ツブツブの必要とするキャパシティの差異、つまりマクロ的には物価差となります。
ここで、ストロー効果で言及した、浸透圧ですね。
ツブツブのキャパシティの小さい側が、貿易によってマネーを吸い上げると、ここでも同一モデルで機能します。
地方が吸い上げられるのは日本の地方の方がコスト高だからです、意外ですね。
さて、近年問題になっている、株主市場主義は、同モデルでどう提議されるのか。
株式は同モデルにおいて、一つのチューブ及び全体のチューブへの投資として、機能します。
一つのチューブが他のチューブからマネーを吸い上げても需要は、減り続けますね。
もしくは、かつて提議しました、市場の見えざる手は、ピラミッド型の元締めが得る利潤を基礎として機能する。
元締め利潤調整機能としまた。
株主がこの元締めになるとして、同一化拡大した場合に、ピラミッドの下層を無視し始める。
単なるモラルハザードですが、そのような問題が増えてくると。
日本の問題は、貿易でストロー効果を受けると共に、効率化による需要減が大きいんですね。
まあ、先進国の需要問題は、最近どこも顕著ですが。
近年、必需度の外側の価値創造のチューブにおいて人件費が問題になっています、要は儲からないと、これは今、日本が高コストで損失を出しているか、効率化でチューブ外にツブツブが流出していることを指しています。
まあ、資源高騰は世界人口が増え続けてますし、しょうがない部分もあるんですけれどね。
一応、同モデルが機能するかの確認でしたね、以上。

Posted at 2013/03/21 07:52:21 | |
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2013年03月19日
戦略系の話と、他の本読んでたりで、更新遅れてます
バババと、経済の話を拝見するに辺り
雇用を奪う事が、利益になるんだと、いう、ミクロで片付ければ良い話なんですが、
構造モデルに、ここら辺の是非を含んだ、流動性とパレート最適を表現できる形を組み込めないのかなと
思ってまして、まあ、同一モデルで少し更新します。
当ブログの経済モデルというのは、ミルフィーユ型の産業がチューブの束になっている、需要部分で多次元の物なんですが、
以前、マネーと物質と何かしらが(笑)三つに別れているとしました。
それが断面になりますよと書いたハズです。
ミルフィーユ型のモデルは、価値創造の世界です。
失業やマネーを折り込むとどうなるのか。
失業者は、価値創造の外側にありますし、マネーも貯蓄の面で内外にあるハズです。
これ等を解決するのが
小さなツブツブ。
要は同モデル内の人の表現なんですが、ツブツブの特性には生活と貯蓄があります。
モデル外にツブツブをおけば、失業も貯蓄も表現できるという物。
では、マネーはどうなるのか、同モデル内でツブツブが吸収したり、放出したりしなが流動させる液体となります。
外側の貯蓄は、ツブツブの保持している液体になりますから、矛盾なし。
では、ツブツブを外側に弾き出す事がどうして利益になるのか、
=雇用を奪う事が、利益になる
ツブツブが流通させていた、マネーが残るからですね。
多次元になる需要の時点では、これは消費が減りますから全体のマネーとしては、価値創造の束、ミルフィーユは小さくなりますが、無くなったツブツブ分のマネーを誰かが確保出来ると。
ツブツブは外側に出るので、失業率は増えます。
まあ、こんな感じで後は時間軸をはっきりさせれば、経済の構造モデルなんてのは、直ぐに出来上がるんじゃないですかねと感じます。
たいして進歩してませんし(笑)
以上。

Posted at 2013/03/19 08:43:29 | |
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2013年03月12日
さて、今回は戦略の構造分析の話。
具体的に、戦略ってなんでしょうかという話と、組織の戦略と組織図を繋げましょうという話なんですが、
戦略とは、目的命題に対する方法論の思索と、その分析、そして各種方法の選択までの計画運用の広範囲の事を、指します。
戦略と戦術は、セットになっておりまして、
この公範囲の意義の内、方法手段の事を、戦術と言いまして、
まず、目的命題と戦術から書かなければ、戦略の位置付けを理解出来ないかと思います。
まあ、大体の人が20~40%間違って使っている定義ですので、面倒な話なんですが、という事は80~60%合っています(笑)
乱暴に思われるかもしれませんが、構造から曖昧に使われてる定義を、100%区分けしてしまいましょう。
・戦略の主幹部分は、目的命題の分析であり、その戦術の選択である。
戦略は広範囲な意義を持つと書きました、戦略の持つ幅広い広義は、目的命題の分析と戦術を、戦略から区分した時にはっきりします。
では、戦略のどの部分が戦術なのでしょうか。
目的命題から構造を分析しましょう。
目的命題というのは構造内で矛盾してても良いのですが、目的達成に向けたベクトルを持ちます、つまり、目的の達成方向を頂点とした要素命題の集まり、構造的にはそれが戦略です。
あなたの組織には目的命題があって、色んな要素で、その目的は達成されている、そうですね?
リンゴを食べるという、目的を命題としたなら、
それぞれの要素命題は、
・リンゴ「いつ、誰が、どこで、どうやって、どの部分を手にいれる」
・食べる「いつ誰がどこでどうやって食べる」
目的命題の方向に、いくつもの要素命題が主要な要素を頂点に連なっていきます。
主要な要素命題を頂点にしますから
目的がある場合に、命題にはベクトルが生まれる。
ご理解出来るかと思います。
この要素命題の内、方法手段が戦術となります。
リンゴを手にいれる方法の部分
食べる方法の部分
それぞれが戦術、他の部分、目的命題を要素命題に分けて方法を考える部分、方法を選択する部分、方法を相対的に比較してリスクを考える部分、大部分が戦略です。
・戦略には階層が生まれる
目的命題を頂点とした、戦術部分には、それぞれ中継点が存在します。
目的命題リンゴを食べるでは、要素命題リンゴに、どうやっての部分がありましたね。
この部分をフォーカス(焦点拡大)すると、リンゴをどうやって手に入れるのかとなります。
この部分の目的命題は、全体の目的命題リンゴを食べるではないんです。
つまり、この部分は、別階層リンゴを手に入れる。
まあ、もちろん全体の目的命題のフォローは必要です。
つまり、手に入れるのは食べられるリンゴとなりますね。
大抵の戦略は、階層を持ち、部分的な目的命題を持ちます。
その中継点は戦術毎にあります。
例えば、大きな目的命題の場合は、戦略はAを頂点としたZまでの戦術の階層と、それぞれの目的命題を持つことになります。
Aは全体の目的命題なので、~Zを包括しますが、DがZを包括するかは構造のケース次第です。
構造内でDとZが繋がらないなら、DはZを包括はしません。
この戦略の構造は、組織図を思い出しますね。
通常組織は、組織図に従って目的命題を頂点とした戦略を達成します。
もしくは、組織図は戦略に従った形になります。
・目的命題の分析構造は、論理的思考に準ずる。
要素命題に分けて考えようとする俗にいうロジカルシンギングが、要は戦略の一面の話になります。
選択なども含みますから広義からして一部分に納まるのです。
・階層毎に存在する戦略と戦術
戦略の事を理解していない方は、全体の事を差して、戦略と語りますが、
例えば戦術階層Zにおける戦略は、上の階層から包括された目的に準じなからZ内でのみの戦略となります。
俗に言う、戦術級戦略は目的命題の末端戦術での戦略を指す事になりますね。
そして、それぞれの階層が繋がり、目的命題や組織は、メタ(高次)な構造になるのが普通です。
流動的な目的命題を達成するのに、有機的な組織構造を持つのが例えばGoogle。
マトリクス組織になります。
ついてこれるかな(笑)
普通戦略を説明されるときは、一面的な定義として、ピラミッド型から、戦略と戦術が末端ではごっちゃになり紹介されます。
ところが、当ブログでは、目的命題を頂点としたベクトルで、戦術毎に上もしくは横の階層にて包括された戦略が、戦術階層毎に定義されますよ、
目的命題は、普通ピラミッド型にならず、メタ(高次)な構造をもちますよ。
末端でも、頂点近くでもこの形は崩れませんよとしています。
そして、組織は、組織図に従って、戦略を実行、目的を達成します。
そして、今日、普通戦略とは、組織図の構造そのものより、その分析評価部分に焦点を当てられ、用いられます。
まあ、広義内で分析評価選択も戦略ではあります。
カテゴリー式のざっぱな評価方法で、多次元の構造から
一面を取り出して他の組織と比較した結果、評価選択する事は出来ますね。
今マーケティングでは、それらのカテゴリー式評価を戦略と呼んでいるのです。
適当に覚える時は、戦略を目的命題に沿った戦術のメタな構造と、その選択と覚えましょう。

Posted at 2013/03/12 23:35:02 | |
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2013年03月10日
さて、組織論の話になります。
コンサルの金儲けネタなのであんまり突っ込むと、クレームを受けるかな。
まず、ダイヤモンド社ドラッカー抜粋が面白い。
ドラッカーは組織論について6つの問題を提示しています。
・情報理論から、中継点が一つ増加するごとに、情報は半減し雑音は倍増する、組織において階層とはこの中継点である
・明確な効率化を目的としない時に、組織図(の変更)は機能しない
・戦略ではなく組織図を目的とした時に組織図は機能しない
・理想的な組織とは、会議なしで動く組織である。
人は、会議に出るか、仕事をするかである。会議に出ていれば、その間仕事はできない。
会議が必要だと言うことは、仕事に責任を持っていないからである
・目的を明確としない無駄な調整役の増加は問題である
・組織改革のほとんどは無駄かマイナスである。
大体こんなことを書いてあります、面白いのでお奨め。
ボトムアップをトップが直接受けるですね、いわゆる徳川家康の目安箱
これなんて組織のフラット化に見えるんですが、情報伝達面からの問題として見ると面白いのかな、ただ目的が明確でない時に無駄であると。
その上で組織図を見てみましょう。
先に組織図のルールから書きます。
・組織図は、組織の目的に対する戦略に準ずる、もしくは目的は組織図に従って融通の効く範囲の戦略で、達成される事になる
・それ故(戦略の構造は大抵が目的に沿った形をとるので)、組織図は決まった組織図を持たない
・結果的に、組織図は基本の形を組み合わせた、メタ(高次)な構造を特徴とする
・組織図をつくれない組織は無い
組織図の運用関連で、検索をかけると、まあ驚くくらい引っ掛からないんですが(笑)
これ、使い方も解らないのに、つくって意味あるのかなと、非常に思ってしまいます。
戦略と工程の確率論から論ずる話題のハズなんですけど、何故か見つかりませんね。
話題のグーグルなんてマトリクス組織も、組織図に出来ます。
基本的には、組織図なんてものはメタになるハズですよと、と言ってしまいますが
幅広く戦略を取れる形にするか、戦略に従う組織図にするというのが、最近の組織の主流。
戦略の構造解析なんてのも、次の記事でやりますか。
まあ、基本の組織図がこちら
・ピラミッド型
俗に言う官僚制ですね、トップから下にいくに従って広がる形。
通常戦略は目的をベクトルとしますから、目的の総括を頂点とした、戦略の基本の形であるピラミッドは、単純な目的に対する人海戦術として、もっとも機能する形かと思います。
まあ、人海戦術を使う、こんな小規模の会社の組織図はだいたいこんな形。
・ライン組織
ピラミッド型組織図の縦に権限のラインを引くと、そのまま、この組織図になります。
直属の上司ごとを、中継点とした組織図です。
・ファンクショナル組織
目的戦略に従い、専門性のある複数の上司が命令を同時に行う組織。
ライン組織の中継点のラインを少し複雑化させただけですね。
・ライン・スタッフ組織
ファンクショナル組織の複雑の指示権限を、助言に変えて、直属の上司をおいた形。
後はこの組み合わせで、
普通の会社の形である事業部制組織
権限の軸を2つに分けた変わりだね、マトリクス組織があります。
まあ、通常の組織図は、本のように幾つかの基本の組織図がページのように折り重なり、多次元で関係してくる、メタな形になるとは思います。
平面を結論として語る所がバカっぽい話であって、それは戦略の構造とも関係するんですが。
このページが完全に縦割りになり、互いに関係してこない組織図が、今の日本の官僚制と言えます。
まあ、構造として古い形ではあるんですよね。
では、戦略の構造とお話について、次の記事で。

Posted at 2013/03/10 08:14:23 | |
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2013年03月07日
ご無沙汰の経済のお話で
さて、ルサチマン的ネタの宝庫である規制緩和について、キリスト教由来の自由主義のお話と合わせて、資本主義のフラット化が、経済に良いか悪いかというお話。
ここでは、経済の目的が効率化だとかいう人を否定してしまいます、効率化は手段、目的ではない。
熱心な信者を生み続けているファッション左翼的反規制主義ですね、この由来は、古代ギリシャのお話、プラトンの手法になります。
以前に、紹介しました哲学史ですね、師のソクラテスの死刑に反発したプラトンは、政治目的として哲学の手法を使い、物質と善を繋ぎ合わせたイデアという概念を造り出します。
マルクスもこの手法を取ってまして、労働と富と正義を繋ぎ合わせましたね
まあ、規制緩和原理主義というのも、善と反規制を繋ぎ合わせた、ファッション左翼の宗教です。
簡単に言えば、自由主義の問題点は
その由来が、重商主義に反発しただけのキリスト教の教義で、経済問題の解決と全く関係ないという事。
さて、正味の所、規制緩和が経済にどう影響を与えるかをやりましょう、当ブログは富の源泉を価値創造としています。
様々な源泉が、私たちの生活という消費の海に流れ込み、海が水蒸気を産み、風に乗って源泉に集まり雨となって、雨は再び源泉を社会という消費の海にもたらす、経済はこの循環です。
これ等をフラット化したらどうなるのか。
海が源泉を飲み込んだらどうなるのか。
規制も規制緩和も様々な問題を含んでいます。
イメージからの話。
まず、貨幣制下の分業社会では、需給は同じ所では機能しない、もしくは非効率。
自給自足じゃないんだから、消費の海と供給の源泉は当然違うところにありますよ。
源泉があって川があって海へ流れ込みますよと。
共産主義の目指したフラット化は労働のある限り不可能です。
規制緩和も、ベクトルとしてフラット化を目的としています。
源泉に差異がある無しに関わらずです、現実を見ずに目的を先につくるやり方は、破綻するケースが多い。
いくらフラット化を目指しても、消費の海は源泉を飲み込めない。
現実に合わせた目的をつくれない、だから手段を間違える、そして最終的に破綻する。
最初から結論自体が間違っている、原理主義の欠陥です。
では、富の源泉である価値創造とは何なのか、資本主義は差異の集まり
つまり大小のボトルネックの集まりと言われています。
誰彼より才能があるから価値創造が出来る、これは個人のボトルネックが埋められないから、貨幣で代用するのです。
比較優位はそもそもボトルネックがあるからというお話。
物流の価値創造も、様々な地形のボトルネックによって産まれます。
自由主義信者は、ルサチマン的にこれらを全てフラット化したら、価値創造が増えると主張します。
増えません、減ります、市場はパレート最適を、ボトルネックによって満たそうとする経済活動だからです。
つまり、消費の海をより豊かにするのは、富の源泉であるボトルネックの選定にかかっている。
自由市場はパレート最適を満たそうとするその一手段であり、万能な神などではない。
規制には良い規制と
悪い規制がある。
ここら辺をやりましょう。
・日本国内の原理主義の聖域、楽市楽座(タックスヘイヴン)のベクトルはフラット化ではなく、ボトルネックの利用にある
日本国内で自由主義のお手本とされる楽市楽座なんてのは、フラット化などではなく、差異の強化ですよという簡単な話。
ボトルネックが利用されたから、その地区は栄えました、要はタックスヘイヴンです。
フラット化なのか、ボトルネックの有効利用かくらいの見分けはつきますね。
全国的に、座を廃止した豊臣政権では価値創造を失い、デフレに苦しみました。
放漫財政で諸々の経済問題を解決しようと試みますが、徳川幕府政権期で当然限界へ。
グローバル化によるフラット化で、各国は、放漫財政で諸々の経済問題を解決しようしましたが、今回も当然のように限界へ向かっているように見えますね。
タックスヘイヴンの問題点は、ご自由にどうぞ。
・市場は、目に見える倫理問題しか解決しようとしない
これは、組織論でもやろうとしている見えない失点の拡大ですね。
市場はむしろ汚職側の失点の加算である隠匿を始めます。
中国の大気汚染なんてのも、その典型的な例。
水俣病やその類似例なんてのは数えきれません。
見えない失点は市場任せで、より拡大するのです。
問題が表面化するまで、誰も問題を解決しようとしないのは、政府も市場も、変わりません。
過去を見て市場だけを、神格化しようとする根拠がまるで解らない。
これは国家も同じ。
経済学という認識が近年生まれ、かつての国家論と同じように新たな信奉が経済に生まれたのです、国家と市場に序列なんて元々なし。
万歳自由主義(笑)
・自由市場はパレート最適を満たす条件ではない
供給自体に問題があったり、格差問題もその一つですね、各国は世界恐慌を経済統制によって乗り越ました、自由市場あくまで局面による投資手段の一つです。
疑問をもたれる方は、その回復の早さでどうぞ。
・自由市場は神じゃない
最近では、過去の全ての宗教であった現実との擦り合わせと同じような、市場が犯すのは小さな過ちと修正される動きがあるようですが、そもそも市場は神じゃない、原理主義自体に問題があって、今さら彼らが修正せざるを得ないのは、結論がそもそも間違っていたから。
そして今も結論が間違っている可能性を多分に含んでいる。
・では、理想の規制、良い規制、悪い規制とは
これは、間違いようの無い話になります。
『倫理問題に沿った、パレート最適を満たそうとする規制』です。
これが、最適解。
目的が何だか解らないフラット化を目指した自由ではなく、現実に沿ったより流動的な結論を目的とした、ボトルネックを有効的に利用しようとする原理が正しいのではないでしょうか。
いや、断言しましょう、こちら以外なら全問不正解。
少なくとも、古典的な、今さら自由市場主義なんてのに盲従したがるファッション左翼の連中は、既に気が狂ってる。
最適パレートのための経済交流に合わせた規制。
この目的は消費の海の豊かさです、目的としてはアダムスミスの主張と同じになりますね。
この原理に沿って、良い規制と悪い規制が分かれますよと。
そもそも本来、アダムスミスの提示した自由市場とは
消費の海の豊かさ、つまり庶民の豊かな生活への手段です。
近年の自由市場主義者は、このかつての目的まで、自由市場に合わせて変えてこようとする人が居ます。
まず、手段を目的と履き違えるなと言いたい所です。
倫理問題に反している、それなら間違っている。
パレート最適に反している、それなら間違っている。
規制関連なんてのは、貿易収支の問題もありますが、本来ただ、これだけの話なんですよ。
今回は、反反規制の話ですね(笑)
以上。

Posted at 2013/03/07 20:38:19 | |
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