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ゆーりっく2のブログ一覧

2012年05月28日 イイね!

命題:需給の完全な乖離。

さて需要と供給というものは、一般的にはリンクしています。

リンクしているからこそ、需給の乖離は需給ギャップと呼ばれていて、本来相関性のあるとされている物です。

この過程に労働価値を埋め込んだのがマルクスでした。
その発展の置塩さんは数式で転形問題を解決しようとします、ミクロ的にはそうなるでしょうね、地域的な物価→付加価値を人件費に置き換える方針ですから。

ところが、どうもマクロ評価を忘れているようです。

さて漁業でやりましょう、関東と関西では高級魚が違います。
厳密には地方によって高級とされる魚が違うんですが。

労働価値説に基づくとどの魚も価値は等しくなるハズです。
つまり現実には付加価値の差の問題がある。

では付加価値の問題でいきましょう。

私たちにとって重要な物は何か?
稀少性か必需性か減価率か

様々な物に置き換えてみましょう、テレビ、宝石、食料。

日本の米は何故高いまま維持できるのか。


ナンセンスな話ですが、ミクロ的には要素が多すぎて、労働価値説に基づく転形問題は把握しきれない。

そしてここには、供給と呼べるのかも解らない→物ではない付加価値→情報という分野も入ります。

このように供給から需要への転換は様々なランダムとも呼べる、ぎっしりつまったミクロの要素を必要とします。

この中で不変の要素は、先進国の漁師が捕った魚は、途上国の漁師が捕った魚よりも付加価値が大きいといった地域差くらいのものでしょう。

・静的評価と動的評価

評価の(必ずしも)相対しないと解ってるかつ、かつ何れかの軸が相対する構造体(知識を構造として把握するのが目的ですから)の場合には、面倒な物言いですが

観測する状態を変えます。
この状態をどうするか、私の場合には動的評価と静的評価の比較が多いです。
完全競争なんていい例ですよね。

小さな差異からの比較で命題を見つけ出すやりようはいくつかあるよという事。

静的状態は簡単です、転形問題の延長にある需要と供給の関係は静的な定量評価に戻した場合には完全に乖離している。

そもそも何でも供給にしてしまうのが間違っていて、マーシャル曲線による需給均衡の影響を物価に強く受けない業界を実態として供給とするべきか。

供給の質の問題がそこにはあります。

たとえば、サービス業は社会に何を供給しているのか。

それは物質的な供給よりも優先されるものなのか。

適正な付加価値とはなんなのか。

このような問題が供給という定義には混ざっています。

・分配を受けるために存在する雇用

私たちの社会というのは分業制です。
分業制というのはある目的を達成するために、労働力を最適に振り分ける制度の事を言います。

ある目的とは一面的には供給ですが、需要でもあります。

そして両者は静的評価の時には乖離しているのです。

供給という目的が余っても需要は必要とされます。

この差違が違和感のある供給の質の正体、
分業制で発生した本来必要でない雇用ではないのかと気づきました。

つまり、サービス業は需要を目的とした方の、供給であるという事になります。

『需要=供給目的の供給+需要目的の供給

かつ、物質的な供給との付加価値の乖離』

これらが転形問題の大きな論点です。
このうちの付加価値の乖離は原理が地域的な価値観に左右されすぎる、法則の作れない物ですから、置塩に代表されるミクロ的な評価方法に原理は無いと断言します。

・普遍的な供給の原理は数えるほどしかない

物価に直接影響する物質的な供給の変動は、別世界である供給=労働市場にも影響を与える

固有の労働市場が一つの付加価値の単位として通用する

以上からたった二つが供給における市場原理となるようです。
Posted at 2012/05/28 19:14:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2012年05月21日 イイね!

問:税制問題はどうやったら解決しますか?→中東レベルの石油でも出れば今すぐ解決します。メタンハイドレード

石油というのにも質があるそうで、精製するんですが。

中東の石油というのは質が良いらしいですね。

引き続き風邪っぴきで当たり障りの無い話題。

再び税制です。

税制は経済では、大っぴらに言えば所得の再分配→フローの再分配となります。

→フローの官民の取り分割合の話

近年話題に税制が上がるというのは(プライマリーバランス)このフロー自体が少なくなって負担が増しているからです。
※労働人口の問題も少なからずありますが

それで官民どちらが、どのくらい取るかという話で


ぶーぶー

ぶーぶー

解決もないところで官民が、互いに文句言ってるんですね。

間抜けな話です。

ちょっと頭がボケてるのかもしれません、決定権はおじいちゃん持ちですからね。

それでですね、当ブログではフローのお話を大っぴらにしています。

このフローの解決方法は古風ですがいくつか提示してありますね。

かつメタンハイドレードという資源の話が昨今出ました。
よく解りませんが3京円以上の価値あるそうです。

さて、フローとは大まかに言えば付加価値のつく産業です。

そこには資源産業も含まれます。

ならば石油を産出するアラブ諸国は豊かかという話。

この石油の出るアラブ諸国の財政というのは政情さえ安定していればそれなり豊かです、原油価格に左右されまして、国民に給料が出るところもあるという話です。→クウェート

日本も仲間入りかもしれませんね、という前に、当然の話が出てきます。

重商主義のどこからどこまでが正しくて正しくないのか、という話です。

経済学では何だか困った話がありまして。

一部の否定が全否定に繋がってしまうという、非科学的な風潮があります。

勿論、論理的にはこれは正しい。

真偽判定には極論として、一部の否定しか必要ありません。

ここでアホな話がありまして、大前提に経済の命題とは大抵が、仮説の提案から入るおそらく複合命題であろう物が多いという事です。※というか科学全般にこの話は当てはまるんですが

ちょっと何が何だか解らない書き方ですが、

定量評価できない中で、内容はおそらくこうなっていて、複合命題で補うというやり方に。

一部の否定を繰り返していきます。

命題の全否定なんて出来ない状態が前提にあるんですね。

科学とは否定されてない小粒の命題を拾って、真理を作り上げていこうという積み上げ型の姿勢の事を言います。(言い方を崩しますけど)

つまり良いとこ取りが科学です。
『どこからどこまでが正しくて正しくないのか』
という拾い上げの寛容精神無しの人は基礎がなってないというか、

おっと、当たり障りの無い話ではないですね。(笑)

で、日本はメタンハイドレードを輸出できるぞという話のはるか前から技術で物をつくって海外に売って、儲けてきました。
※戦後主なのは軽工業でしたけど

この儲けを元に閉鎖された豊富な労働市場という特殊な条件で内需を築き上げました。

それで労働市場価値説ですね、需要は労働市場である。

今はある程度市場が解放されて内需が減少してます→貿易収支は改善したでしょうけど財政均衡は悪化しましたね

この話の中で
我が国にとっての石油はまずなんですかと。


繰り返しの話になりますけど、G8で消費税の確約しか出来ない首相が居る中では、アホみたいな繰り返しもやむ無しという話でして。

まあギリシャ、スペイン、ポルトガル、イタリアの回復の話にもなります、
地面を掘って石油を出しなさいですね。

デフォルト合戦が政情不安にならないのなら文句は言いませんが。

石油の話でもしませんかと、そちらの方が大事な内容になると思います。
Posted at 2012/05/21 20:38:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2012年05月21日 イイね!

マイケル・サンデル、市場主義の限界はそれなりに面白い。

えーと、私がマイケル・サンデルというロゴに出会って下した、初めての評価というのは、

倫理観を一度定量に置き換えて、論理で整えるという

謂わば科学哲学において禁忌とされる内容に、土足で踏み入れる野蛮人というものでした。

その後に、社会として必要な妥協案の方策として意味を持つよね、として再評価します。

これからの正義の話をしようですね。

彼の言い分は社会哲学としてやり方的に評価出来る内容ではありました。

さて、文章というものは非常に面白い物で、その人の考えを読み取ると、個人の成長も感じる事ができます。

個人が成長するか否かなんて当然の認識を、私たちは時折忘れたりします。

誰だって若いときは愚かな時がある物だ、そうでしょう?

残念な事に人の愚かな時を指して、あの人は愚か者だと主張する馬鹿が世の中にはいますが。

マイケル・サンデルは今回足を他の方向に向けました、もしくは範疇を広げたといった方が正しい。

市場経済の道徳的観念です。

これがマイケル・サンデル個人の成長による物である事は間違い無いでしょう。

ですから続編、人を追うという姿勢でいると物事を面白く感じる事が多々起こります。

本人は知識的な醸成だと主張するかもしれませんが、知識の醸成が個人の成長なのです。

人の成長や哲学的持論、つまり本当の自らの言葉は接していて面白い物です。

※実際には自分の成長なのか、サンデルの成長なのか解った事じゃありませんが、知識的な醸成を共有出来るなら両者の成長とも言えるでしょう。

基本的に哲学の話というものの多くは、深度が深く練られています。

哲学それ自体が面白い事を考えれば、この本がもたらしてくれるある種の偏った考え方ですね、これも間違いなく面白く捉えられるのではないかなと思います。

かつてない市場主義の広がりに対して、倫理的な暗黙のルールが通用しなくなってきました。

例の如く、私たちが、環境の変化に対して、どのように適応し折り合いをつけるべきかの指針の一つになっています。

個人的意見を言うなら、

「生きていくうえで大切なもののなかには、商品になると腐敗したり堕落したりするものがあるものだ」

「経済学者はよく、市場は自力では動けないし、取引の対象に影響を与えることもないと決めつける。だか、それは間違いだ。市場はその足跡を残す」

これらの社会哲学的な命題

サービス(商品)の価値には道徳が付きまとう。
付加価値には道徳が含まれているですね。

お金の価値という哲学的な命題にも必然的に道徳が入るという示唆があり、考えさせられる本でありました。

市場が道徳的暗黙のルールに踏み入れるようになったのは、市場の進歩もあるんでしょうが、単に雇用への需要が多くなりすぎただけという意見も持ちましたけどね。

働く場が溢れ世の中が忙しい時でも、倫理に触れるサービスが世の中に蔓延したでしょうか。※保険は発展したでしょうが行列代行には懐疑的になります(笑)

一部の人はご存知でしょうが、私はフローの内容に道徳を持ち込みません。

これは私に道徳観が欠けているというよりは、原理的に自ずとそうなるだろうという事は論理として絶対に省かないという自負があるからです。

ただ、延長線上に倫理があっても良いんじゃないのかとは思います。

つまり別の論点です。

たとえば社会保障の維持は経済的効用を求めて目的とされる物ではありません。

実生活と同じに往々として相反する物、組み合わせの難しいことの、両立に、さじ加減を求められるのが、どうも人というものらしいですね。

私からすれば、両立が難しいなら分けてから分業すれば良いのです。

人には手は二本足は二本頭は一つしかないのが、伝統的な常識というものですから。
Posted at 2012/05/21 20:06:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2012年05月20日 イイね!

省エネは貿易収支改善→1えんだまやめてみる?


風邪ひいて脳みそ終わってますので、今日は簡単な話ばかりで。

貨幣数量説繋がりで貨幣運用コストがどこに向かうか。

この貨幣運用コスト、ご存知の通り中世からまあまあ問題になってきました。

というのはデフォルトや体制の変更を度々繰り返してきた政治に信用が無かったというのが、大きな理由でしょう、

貴金属の価値を背景に裏付けが必要でした。

まあ貨幣が足らないというのは不便で不便でしょうがない。
そのせいで色々なお金の種類も出てきました、お金の歴史ですね。

この造鋳コスト、当然貿易収支に響きます。

人件費もかかるし、刷って終わりじゃないんだよという事。

私としては市場経済の価格調整力の強化も政策として挙げてますから難しい問題なんですが、平たく言えば
1円玉は使わなくても、誰も困らない上に貨幣の運用コストが減らせるんじゃない?

という話。

有効需要に響くので節約の話は滅多にしませんが、※技術優位を使って稼ぐ話しかしていません

1円玉って資源的とコスト的にすんごい無駄なのかもしれないなと、ぼーっとした頭で思いました。
Posted at 2012/05/20 23:00:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2012年05月20日 イイね!

利潤率と貯蓄のボトルネック説が、矛盾するというか、単純な分配法則になった件で笑った。

経済ゲームの前提を考える時にですね、

貨幣数量説に言及しました。

マネーサプライを人口比で一定に制限する場合には、おそらく、デフレと負債の増大によって経済が崩壊する。

この仮説は
利潤率と貯蓄のボトルネック仮説から利潤率が単なる分配法則であること、そして減価率→利潤説の否定を予言しています。
※関係はあるかもしれない

・利潤率の自然発生

経済→利潤→資本→再投資

利潤の仕組みはこのようになっており、利潤は自然発生するものだと考えられております。

貯蓄のボトルネック説は

資本→再投資

この割合が少ない時に、元締めの利潤にモラトリアムがかかりデフレが起こるというものです。
→元締め利潤調整仮説


一つの景気循環説になってるんですね。


・マネーサプライ以外が利潤になる理由

再投資の割合というものは投資効率によって決まります、これが金利となって現れます。

そして再投資の額が有効需要へ。

不況の一因を投資効率の減少としたものです。※日本の金利の低さの一因でもあります

このように有効需要というのは、投資効率に振り回されます。
さて、利潤率、企業の利益でも民間貯蓄でも良いんですが、利潤というのは1サイクルにフローから得られるおおまかにいって貯蓄です。

よって、フロー+利潤の再投資*投資効率が1サイクル前のフローの100%を切る時には不況が起こります。
→これが件の貯蓄のボトルネック説の大元ですね

→「再投資*投資効率が100%を越える場合には利潤になる。」
※マネーサプライの制限をした場合にはどうなるか不明

→こちらがフローの増大=経済成長という私の持論と反します。

・マネーサプライを人口比で制限した場合にフローの増大はどのように制限されるのか。

貨幣数量説よろしく流通速度に左右されるかと思いますが、まずデフレでしょうね。
→金額的な成長は見られないかもしれない
まあゲームをつくって確認したいところ。


・信用創造は利潤になる

負債がどうなるか知りませんが、マネーサプライが増えますから

・中央銀行の果たす役割は意外と大きい

侮れない貨幣数量説、利潤の大元だという説は否定出来ない。
一方で減価しない財が利潤として機能する可能性も充分にある。
→貨幣の置き換え
貨幣=減価しない交換可能な財
→重商主義の肯定

とまあ色々考え方はあるんですが、利潤の正体は分配法則に則った貯蓄であり、そしておおまかにはマネーサプライのようです。

正味確認してみたいですね。
Posted at 2012/05/20 19:40:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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