2011年12月06日
前記事で
ポチポチ考えながらデフレの原因も探って居たのですが、理由の一つが解りました。
日本では労働人口が増えて
給与の総額が下がっています。
これは年齢の受給年齢の押し上げの影響でしょう。
その証拠に人口増えていませんし、失業率は増えています。
雇用が買い叩かれている。
ということは、
高付加価値の製品を買えずに、必需品のみを消費する貧困層が増えているという事になります。
必需製品をどこで作っているか、これは相当に問題です。
国内で作らないで買い続ければいずれ金が無くなる、当然の理屈ですが、資源インフレのようにスタグフレーションが進んでしまいます。
平均賃金の低下によって高付加価値の製品を消費出来なくなり、必需品を国内で作ってない、これは現に相当に大きな問題です。
年齢の受給年齢の押し上げは生活保障の解決案の一つですが、これはヤバイ来年イタリアさんは逝っちゃうかもしれない。
消費者が必需製品だけを消費しても誰も金持ちにはなりません。
経済学者はちゃんと解ってるのかな。
だから、賃金を押し上げろと申し上げている。
簡単な事だ。
貧乏人を増やしても良いことなんて一つもない。
経済、治安、政情
上手く回せないなら壇上から降りれば良いだけだ。
自分の能力と目的を解らない人が人の上に立とうと思うことが一番の不幸かもしれない。

Posted at 2011/12/06 23:02:04 | |
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2011年12月06日
実経済を平均賃金から割り出して政策評価すれば良い。
※結局統計の上に負債が選り分けられないぞ。
金融業でも抜きますか?
さて、結論を放置して計算式を適当に書いていたら、
実経済の総需要÷参加人数=平均賃金
という当然と言えば当然の数式が出てきました。
実経済の近似値くらいは定量評価出来る事になります。
問題は参加人数です。
製品ごとに違う上に年齢によって消費サイクルが変わります。
ですから実数ではなく、係数として
労働人口のみで評価。
総給与÷労働人口=実経済の係数の近似値=平均賃金
となります。
ちょっと賃金の上限がバカなので制限したいですが(とても有効とは思えない)現状の日本ならマクロ的に問題のない誤差でしょう。
では数値を拾ってきます(笑)
http://gxc.google.com/gwt/x?gl=JP&hl=ja-JP&u=http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2011/minkan/index.htm&client=ms-nttr_docomo_gws-jp&source=sg&q=%E6%B0%91%E9%96%93%E7%B5%A6%E4%B8%8E%E5%AE%9F%E4%BD%93%E7%B5%B1%E8%A8%88%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C&guid=on
見るべき所は給与の総額と参加人数です。
平均賃金が実経済の係数。(負債を除いていない)
景気にリンクしてますし完全に右肩下がり。
最近注目の名目GDPとの相関性もあります。
名目GDPはこちら
http://gxc.google.com/gwt/x?gl=JP&hl=ja-JP&u=http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html&client=ms-nttr_docomo_gws-jp&source=sg&q=%E5%90%8D%E7%9B%AE%EF%BC%A7%EF%BC%A4%EF%BC%B0&guid=on
誤差があります。
2000ー2010年
平均賃金15%の低下に対して
名目GDPは5%
負債で穴埋めしたか、単に市場が苦しんだか。
デフレなので問題はないか?
家電業者に聞いてみたい所です。
15%の国力低下、かつ負債を作り出したオイオイ。
デフレは何%でしょうか。
12%程度
3%誤差。
たいした事はありませんね、高い物が買えなくなっただけで、年齢別に見るのは面倒なので拒否します(笑)
定年が伸びた分の失業率の方が根が深いか?

Posted at 2011/12/06 21:05:42 | |
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2011年12月06日
一製品の需要を
『需要=必需度×(収入+使える資産の一部)』
としてしまいました。
均衡値理論で破綻はないハズです。
必需度の理解から。
私たちは必ず食料を消費します。
収入に対しての食費というとエンゲル係数ですね。
食品市場の必需度=その地域のエンゲル係数の近似値。(近似値というのは我慢できるから)
という事になります。
もちろん収入に対して1サイクルの話。
我慢というのは数式的には問題です。
製品の消費サイクルはマインドによって動的にならざるを得ません。
必需度=製品の消費サイクル±消費マインド
となります。
マクロ経済でもありましたね?
でもあなただってご飯は毎日食べるでしょうし、冷蔵庫が壊れたら買い換えるでしょう?
必需度が高く、製品の消費サイクルが短ければ、マインドはたいした問題では無いのです。
需要ではマインドを押さえる役目を持つ収入が大きな柱となります。
収入とは
『生産1サイクルの利益=収入=生産1に対して欲しい利益(賃金)×生産量ー(原価などの先行投資+固定費用)』
こうですね?
生産量のうち、売れる数は需要が決めるのですから
『生産量ー売れ残った数=需要=必需度×(収入+使える資産の一部)』
こうなります。
収入が足りなければ買えないので必需度は0にするか、他の式にするか。
色々な市場を混ぜると長ったらしくなるので放棄。
では
残ったのが利益の定義です。
例えば何を基準に賃金を決めるか、物価でしょう?
全ての必需製品を買うにたる賃金は物価で決めます。
物価は
安定供給下の市場では需要によって限界費用以上で自由に動きます。
つまり賃金は需要によって決まります。
一製品の需要は
『需要=必需度×(収入+使える資産の一部)』
製品の総和が実経済の総需要。
『実経済の総需要×参加人数=平均賃金』
必需製品の数から賃金は決まります。
参加人数は市場によって違いますから一概には決められません。
買いたいもので賃金は決まるってことです。
まとめるとどうなるかな。
ん?凄い式が出てきたな?
平均賃金から色々つくれそうですね。
よって賃金は
需要を元に製品の必需度(消費サイクル)と物価で決まります。
つまり、生活水準、格差意識ですね。
繰り返してますが固定費用を他の市場として
全部繋げられる状態のハズです。
※追記
生産効率と生産量が直結しますね。
一製品の需要が生産1に対する賃金×生産量ですから
効率化すると需給曲線の均衡値理論で
賃金は低下、仮に余った分を捨てても原価分損をします。

Posted at 2011/12/06 20:56:16 | |
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2011年12月06日
ゲーム理論を元にした需給の均衡値モデル
マーシャル曲線の話です。
マーシャル曲線を用いて、前提条件の変わらない完全競争下で供給だけを増やしてみたケースで考えてみましょう。
当たり前ですが、価格は変動せず需要も増えずに
以降生産量が余ります。
価格反映へのプロセスは
先行投資と固定費用の回収だけはしたいという損得のマインドが働かないと価格(均衡値)も動かないのです。
前提条件は供給以外に変わらないとしましたから価格が動くハズがありません。
つまり、原価を無視して在庫を市場に出さず処分してしまうか、
物価を下げてでも在庫を売るか。
二つの選択から
売るという判断があって、初めてマーシャル曲線は物価に有効に働くのです。
例えば農家は限界費用以上になる物価を優先して生産品(供給)を廃棄します
これはどの業界でも行われてる事です。
マーシャル曲線の無視。
供給調整は価格の不当な操作でしょうか?
農作物は過剰供給しなければ不作の時に飢えてしまうのですが。
仮に供給調整が不合理だとするとリスクヘッジは出来ず、市場は大きな失敗を犯してしまいます。
これは自由主義経済に反するのか一度聞かせて頂きたい所です。
では限界費用以上の価格について。
チューリップバブルから物価の乖離。
オランダで1637年に起こった世界最初のバブル経済です。
供給不足かつ人気分野としてチューリップに投資が始まりました。
需要に対して供給が間に合わないのだから物価が上がる。
では需要とはただの人気なのでしょうか。
そんな事は無い、使えるお金と人気が需要ですね。
つまりこの時期オランダにはお無駄に金が余っていた事になります。
需要が有り余り、供給が間に合わなかったので、需給曲線による均衡値は収入より遥か上に乖離してしまいました。
人々のお金を吸いとって物価が上昇。
供給が強化されます。
そして供給量が増え、余ったお金が無くなると暴落。
これがチューリップバブルの内容です。
一応の均衡値理論を守っていますね。
供給の安定している市場と仮定すると、限界費用より上なら、物価は需要によって自由に動く事が解ります。
※ただしチューリップは需要の消滅によって暴落。
過剰供給で市場は当分機能しなくなる事も解りました。
供給が何なのか、
この話では物価調整に合わせた一製品の生産量とだと解ります。
問題は需要です。
この需要が何なのか解らず、我々は苦労してきました。
今も苦労しています。
供給において、需要とは、人気とお金だと解りました。
では人気とは
個人の必需度です。
必需品を優先して買わないで飢えたり、着る服が無いのに車を買う人は居ないでしょう?
出来れば車も欲しいのですが。
前述したチューリップは新たな金儲けの手段という必需度の変動によって、人気を得ました。
例えば木こりにとっての金儲けの手段とは例えば斧です。
雇用に関わるなら必需度は高いでしょう?
そして需要の要素は次にお金です。
当たり前の話ですが必需度が高くてもお金が無いと何も買えません。
ではお金とは
収入+使える資産(貯蓄と負債)
ですよね。
収入とは供給によって生産1サイクルで得られるお金で、例えば雇用です。
『需要=必需度(収入+使える資産の一部)』
こうなる事が解ります。
車を買える位まで誰かの収入を増やせば、車の消費量は増えることになります。(気持ちの問題もありますが)
驚く事に既存のマクロ経済学はこれほど簡単な需要の理解さえしていません。
購買力を増やしたいなら賃金を上げて参加人数を増やす、自明の理屈さえ自分では考えられないのです。

Posted at 2011/12/06 20:52:19 | |
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2011年12月06日
資本主義のやり方というか、原理。
供給不足分野が利潤(資本)を産み出し、リーダー(資本家)が産まれます。
そしてリーダーがどこに利潤(資本)を投資するかを決め、供給不足の分野を見つけ出し開拓する。
共産主義よりは理にかなったやり方でした。
皆でリーダーを分業してしようというのが、株式投資です。
開拓可能な分野に人気が集中、過去では考えられないほどの短期間で市場を骨の髄まで開拓しつくし、得た資金によって技術を発展させます。
製品が産まれ続け
流用出来る技術なら流用。
発展するにはまさに夢のようなシステムです。
問題はリーダーのモラルハザードとイノベーションの枯渇でした。
開拓しつくした市場は過剰供給となり価値決定権を失いデフレとなります、それでは多くの利潤は得られません。
これが多くの市場が辿る成長曲線です。
モラルハザードリーダー「賃金下げちゃえば良いじゃない。利潤が増えなくて皆困ってるんだよ、成長しないのにリストラ出来ないとか、経営努力が足りないんじゃない?」
この時点でカルテルでも結んで市場を凍結させてしまえば、この市場は需要の牽引役になります。
価格を限界まで競争しないといけない、この幼稚な発想はどこから来たのでしょうか。
・検証
マルクス経済学、これはもう古典の学問ですが、ここでも過当競争の果てに共産主義の出現があるとしています。
自由放任による資本主義の延長は共産主義に続く前の破綻過程への道です。
当然カルテルは有り。
ケインズ経済学、競争原理に手をつけましたっけ?
自由主義経済、出た悪玉菌、GHQ繋がりの公正取引委員会。
非常に古い考え方なんですね。
完全競争下では利潤が得られずリスクヘッジも出来ません。
この考え方の肝は何も考えない共産主義です。
市場原理を考えない生真面目な官僚制が、全うなカルテルの邪魔をしてたんですね。
※公共事業に対するゼネコンなどのカルテルは、市場原理から離れすぎているのでこれは否定してしまいます。
自由主義経済の要は個人がいかに価格決定権を持てるかで、大企業それ自体が価格を不当に下げるカルテルと言えます。
過剰供給市場も全然自由じゃないでしょう?
ですから自由のために当然規制。
さてさて、モラルハザードリーダー(自由主義経済の主張者は結果論からすれば阿呆と断言出来ます)の世迷い言によって途上国への雇用の移動、リストラや、派遣業が蔓延。
一時的な利潤や雇用の流動性(苦笑)を得た変わりに、結果莫大な需要が失われ代わりに負債が産まれました。
※需要とは平均賃金と参加人数に近い数値となってしまうのでGDPを否定してしまいます。
雇用の変わりに得られる一時金ですね。
この無理矢理得た利潤は資本主義下では投資に使われるハズでした。
投資先は供給不足の分野です。
イノベーションの枯渇で国内にはどこを見回してもそれが無いのでデフレスパイラルかつ国債安定へ。
投資家の居る意味は現状あるのでしょうか?
世界的なお金余りは資源インフレという投機問題にしかなって無かったですね。
挙げ句経済は需要がなくなり不況へ。
投資家さんも段階的な規制が必要という事になります。

Posted at 2011/12/06 11:26:34 | |
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