2012年06月08日
どうも時系列にしないと頭に入らない、経済学。
貨幣数量説について、まとめましょう。
Wikiから引用
・フィッシャーの交換方程式
現実の統計値から貨幣量と物価の相関関係を分析するためのツールとしてアーヴィング・フィッシャーの"交換方程式"がある。これは貨幣量と物価の関係を、貨幣の"流通速度"あるいは"取引水準"といった概念を導入することで記述するもの。いわゆる
貨幣数量説の代表的なアイデアである。:
M*V = P*Q
M はある期間中の任意の時点tにおける流通貨幣(通貨)の総量
V は貨幣の"流通速度" (特定期間内に人々のあいだで受け渡しされる回数:貨幣の回転率のようなもの)売買契約の約定回数
P はある期間中の任意の時点tにおける物価水準(通常は基準年度を1としたデフレータ)
Q は"取引量" (特定期間内に人々のあいだで行われる取引量(quantity)の合計)
交換方程式は逐一個別の取引(単価pの商品をq個だけ取引するため、貨幣mを1回支払う)をマクロ経済全体で合計(∑v=1→V)したものとされる。これは数学上非常に明晰な記述であるが、現実にはマクロ経済全体における
流通速度V
(PQ/M)や取引量Qといった経済統計としては非常に観測・推計しにくい概念を導入しなければならない困難がある。
ー引用ここまでー
この説明の前に、数式についてお復習。
りんごとみかんは足せますよね、要はそういう事。
定量評価に直せるなら、数式に出来ますよ、雨+晴れは直接計算出来ないけど、不快度指数に直して和を求める事は出来ますね、不快度指数という統計が必要ですけど。
これを経済学に転用してますよという事→数理経済学。
フィッシャー(1867ー1947新古典派)の交換方程式は発想が魅力的です。
『M*V = P*Q』
これにたどり着いた過程が知りたいですね。
経済学で有名になる人は保守的な人が多いイメージです。
どうも知識系列の羅列→まとめに関して、経済学というのは失敗しているようです。
大体の理由は解りますけどね。→飯の種(教科書)として権威付けが大前提になってるからでしょ。
中でもフィッシャーの交換方程式は、非常に重要な意味を持っている数理になっているようです。
→結局はマクロ経済学の中核にもなっている。
→新古典派の延長がマクロ経済学である※順序が逆か
このアイデアからは利潤とは、大体がマネタリーストックからのサプライであり、
経済のフローがサプライのやりとり→利潤のやりとり→
究極的には、貨幣の増加が利潤である。
という示唆に溢れています。
さて、利潤とはフローから取り出せるマネーサプライの延長であり、資産や負債の増加量でもあるという簡単な定義に着目してみましょう。
当ブログでは富の定義として、減価率の低い交換可能な財の増加を提言しました。
経済の総量の金額的な評価→GDPによる評価が可能になります。
これがマクロ経済の本当の初歩の考えのようです。GDP
つまり、
フローによって保証されたマネーサプライの移動と、減価率の低い交換可能な財が、一般的な利潤であり、GDPでもあるという事になります。
そして、減価率もフローによって保証されます。
相互的な金額的保証が経済の一面である、という事ですね。
年表と流れを確認しましょう。

Posted at 2012/06/08 21:58:45 | |
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