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ゆーりっく2のブログ一覧

2012年06月11日 イイね!

欧州バブルをインフレとして理解すると面白いよねという話。

軒並み財政危機の欧州ですが、本来インフレの必要なところを、阿呆みたいにデフレを推し進めた結果、

皆、借金まみれになりました。

解決策が際限のない資金援助かデフォルトくらいしかないんですが、

これって、不良債権の積み重ね以外はインフレと同じだよねという話。

ユーロ圏外からの資金援助→バランスを取りながら共倒れか

ユーロの暴落しかシナリオは無いんですが、
→83円の円高は仕込みだったんじゃないの(笑)(笑)
悪性デフレの放置は、財政危機に繋がるという教訓ですね、供給は普及率に合わせて悪性デフレの分岐点がありますよという事→負債を残してフローが縮小してしまう。

結果マネーストックの不胎化です。

元並みにユーロの価値が落ちれば国際競争力がつくそうなんですが、輸入と借金の返済はどうするの?(笑)

という事で欧州の政情不安ですね、

なんだかんだ円高が進むでしょう。

前代未聞でお金刷るんですから。

実はアメリカも中国も悲鳴をあげています。

常識的に考えるとこのあとに二番底があります、WW2前のブロック経済に戻るでしょうね。

この二番底をどう誤魔化すつもりなのか。

自由貿易ではデフレが制御できませんから回復は不可能でしょう。

日本はどこにつくの?

というよりは

中韓印辺りが安保で問題になりそうですが。

新興国がこの借金を背負えば良いんですけどね(棒
Posted at 2012/06/11 20:44:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2012年06月11日 イイね!

フローチャートにすると面白い経済学、年表の何が悪いんだろう?

今度構造を入れて流れをまとめます(笑)

経済学は重商主義からの流れなんですか

重商主義の貿易収支の考え方に、間違いは見つかりません。

Wikiから引用

重商主義、トマソ・マン1630年頃

マンによれば、交易こそイングランドの富を増大させる唯一の方法であるが、交易を通じて富を増大させるにはいくつかの方法がある。
第一は消費を減らし、輸出に振り向ける財の量を増すこと。
第二は土地その他の国内の天然資源を有効活用して、輸入の必要を減らすこと。
第三は外国の原料を使って国内で生産した財にかかる輸出関税を低減すること。
第四は需要変動の少ない財を輸出することである。これは価格が高ければ高いほど貨幣が増えるからである。


ここら辺からアダムスミス国富論(1776ー1791)への流れは、時代背景が面白い。

アダムスミスは貿易の拡大から、増大する経済のフロー成長の価値に気づいて、貿易収支=国富の考えに基づいて国内に蔓延した低賃金論→国富論をですね、平等という倫理哲学観と経済成長フローの価値によって否定し、高賃金による国富論を世に広めます。

これがアダムスミス「国富論1776ー1791」。

貿易収支は単なる経済の出口であり、低賃金論はフロー成長を加味していないという内容。
政府の役割や市場の役割についても書いてます。


新自由主義と真っ向から対立しているのも面白い。
見えざる手→利己心も判断工程の数に置き換えると企業化に対立している。

何より平等主義ですね、人は倫理観というものを大事にします、物事が広まるキーワードは平等なんだなと思い知らされます。

ではここら辺の構造

出口である貿易収支に対して、経済フローの成長を金額に直してしまいましょう、経済フローの増大が貿易赤字を越える時にプラスになりますね。

さらに、経済フローの成長は投資として有効です。

東アジアの新興国の経済成長と同じ理屈ですね。
新興諸国は経常赤字によって成長しました。

経済フローの成長の内容は、フローの増大と利潤の移動(再投資率)と負債です。

要は貿易収支に対するフローの発見ですね。
これをアダムスミスがしました。

労働価値説の基礎も築いています。

そして、スミスの考えた
見えざる手→マーシャル均衡
フロー→マルクス利潤の発見に続きます。

ここら辺は、単体で解説するべきでない話なんですが

市場の見えざる手→市場原理主義

これはアダムスミスを曲解した結果になるかと思われます。

労働価値説を唱えたスミスは、利己心による労働価値の判断を見えざる手としています。
→これはそのまま元締め利潤調整仮説ですね

労働価値の判断の工程数が減れば、見えざる手は働かないのです。
市場原理は価格調整に正当性と能力の強弱がある、当ブログと立場は全く同じです。

スミスへの批判もあります、当時の事情として当然完全な情報など取り扱えなかったのですべき批判ではありませんが、
フローの発見止まりだからこそ、自由主義を推奨してしまった。(ただし、スミス自身は政府の投資を認めている)

曲解になるかどうかだと、自由主義をある程度取り入れる事も出来るよという考え方もあります。

ケインズは現在の経済学はアダムスミスの解釈に過ぎないと言ったそうですが、貨幣数量説や有効需要などは明らかに延長発展の考えです。

まあ、ケインズまでいくと長いのでここまで。
Posted at 2012/06/11 19:58:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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