2012年08月24日
次の記事に入る前にですね。
日韓の問題が佳境に差し掛かって来ているようですので、当ブログの立場を書いておきます。
今回の騒動の概容から書きましょう。
・チキンレースの様相を呈しはじめた日韓両政府。
領土問題の報復措置にスワップ協定を選んだということは、状態の解らない相手の命綱を、領土問題で切ると脅すという事です、その命綱が何かというと、公の定義として援助か相互の通貨協定なのかさえ解らない始末だというのが今回の所感でした。
報復措置として、経済が絶好調(そういう報道ですね笑)にある先進国への援助を打ち切りますよという事なのか、既にいらない協定だから打ち切りますよという事なのか。
※安住財務相の発言は興味深い
スワップ協定が事実上の二国間援助なら、これは民主党の失策ですし、高々援助の打ち切りは、報復措置として的確なのか、それとも援助でないなら報復措置として選んだ理由は何なのか、そして、スワップ協定延長(内IMFの関与しない300ドル)の破棄が韓国経済に影響するのか、スワップ協定が必要以上に大きな噂になっているとも取れます。
そこに韓国大統領の天皇の侮辱発言が飛び込み
今年の韓国の反日問題は親書の返送にまで発展してしまいました。
日本政府は、報復措置だか何だかさえ解らない、状態も定義も解らない相手の命綱に言及していますから
※この曖昧さが問題の核だったりして
まさにチキンレースと評して良いでしょう。
・難しく考えないで簡単な話にして、個別にバランスした対応を取れば良い
スワップ協定延長破棄に対する私の個人的な感想はこうです。
『竹島の報復措置としてのスワップ協定は、スワップ協定を二国間援助としてやったのかさえ解らない状態では、報復措置として的確なのか論点が非常に曖昧な状態にあり、その経済に与える影響すらも解らない』
仮に報復措置をするなら、その措置が政治的にバランスするか、これは大きな問題になります。
私には評価の解らない物に手を出したがる理由が解りません。
よって民主党の領土問題に関するスワップ協定への言及は、瀬戸際外交どころかキチガイ外交だと評しました。
仮に報復するなら報復するで、解り易い所で、バランスした報復措置を取るのが、普通かつ、真っ当な話になるかと思います。
→つまり、民主党にとって、内訳300億ドルのスワップ協定延長破棄は、安住財務相の言葉通り評価済みで報復措置ではないという、当たり前の論理にたどり着くと思うのですが、政治目的の無い人気取りのための外交だったと思うのです
・後から出てきた、韓国大統領の天皇の侮辱発言と親書返送への対応はどうするか
これらは竹島への報復措置やスワップ協定の延長破棄とは、既に個別の問題になりました。
韓国大統領に、個別に謝罪を要求するのをベースとして(面子の問題)
問題の根本にある両国の歴史的問題の解決あたりが、政治目的になります。(政治問題としての解決)
韓国大統領には謝罪のための来日ですね、天皇への侮辱発言謝罪のために、一度日本に来ていただかなくてはならないでしょう。
その上で後日、歴史的な解決を模索すると。
謝罪のための来日ですから、他の事をさせてはなりません。
これが模範回答になるかと思います。
まあ、民主党がどうするかは知ったこっちゃありませんが、面子の問題での模範回答は、おそらくこれ以外にはあり得ないでしょう。
・親書の返送の問題も別
この謝罪も別ですね、
韓国政府として、謝罪してもらわなければなりません
天皇>親書>竹島の形として
面子の問題は決して経済=お金には変換出来ません。
謝罪へのプロセスとして、経済制裁を持ち込むならそれはそれで有りですが、面子の問題として、日本政府は予め解りやすい和解への答えを用意しなくてはならないでしょう。
その例が、韓国大統領の謝罪のための来日です。
一端、面子問題に発展したなら、バランスさせて両方を立てると、その匙加減は難しいかと思いますが、謝罪だけなら誰にでも出来る難しくない問題だと、私は思います。
簡単な責任の取り方です。
韓国大統領の過激な発言が、安住財務相のスワップ協定延長破棄への反応なら、安住財務相が、謝罪した後の韓国大統領に訪韓して謝れば良いじゃないかと、こんな感じですね。
このように簡単にして
当たり前の事を、当たり前にバランスさせて対応しようよと。
※歴史問題の言及は条約違反なので日本の知った事じゃありませんけれど
その上で私が今ブロック経済を扱うのは、韓国経済が破綻すると、もしくは韓国の不況の輸出を放置するとどうなりますよと、マクロ的な大きな政治目的のために、どうすればみんなのためになるのか、
そういう話を追究すべき時期だからと思うからです。

Posted at 2012/08/24 19:39:22 | |
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