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ゆーりっく2のブログ一覧

2012年12月10日 イイね!

暇潰し、リフレ政策講義

リフレーション政策と言えば、

随分と、皆さんの知識的ボトルネックの大きい話題かと思います。

通貨の裏付け問題は、どうなってるの?とか
※貨幣数量説からして財源の問題は?

景気は本当に良くなるの?とかですね
※マクロ経済学って本当に正しいの?

とか、そんなお話をしようかと思います。

ハイパーインフレ馬鹿が、馬鹿と呼ばせていただきますけどね、世の中に増えてますので(笑)
時々はまともな話を、頭の中に入れましょうよというテーマです。


さて、先に結論をお話ししてしまいますと、リフレ政策は、広義の緩やかなデフォルトです。

デフォルトが、経済問題をどう解決するか、
先ずは、ここら辺の常識から書かないとならないかと、思います。

・デフォルトは悪なのか?

勧善懲悪の世界となると、専門外でして、何となく悪なんだろうなと、
皆さんそんな解釈であろうことかなと思います。

ただ、経済とは均衡の問題ですので、論理問題をいれても仕方がないんですよね。

昨日、ギリシャとアルゼンチンが、負債圧縮のために選択デフォルトをしますよと、話題になりました。
※3分の2デフォルトがデフォルトで無いとする論点は、言葉のあやのみの問題になりますから、受け付けません。


何で、デフォルトなんて、そんなに悪い事を許すの?
と皆さんはお思いでしょう。

これは、信用収縮と負債圧縮をバランス(均衡)するための『政策』です。

勧善懲悪の話にはなりません。

あれ?負債圧縮と信用収縮のバランス政策、つい最近もFRBとECBがやりましたよね?

そう、リーマンショック、サブプライムローンへの対応である、QE(量的緩和)が、

実は

事実上の緩やかなデフォルトであるという事に、私たちは気づけなければなりません。
※だから資本主義がどうのこうのの話になったんですが

まず、原理を常識として身に付けないとリフレ政策が理解できない。

現代は、デフォルトの方法が多種あると、
これは、皆さんの知識的な大きなボトルネックになります。

私たちは、世界恐慌のような極端な金融破綻を嫌います。

生活が一気に壊れてしまうからです、ですから、緩やかなデフォルト、先伸ばしとも言えますが、

通貨の内容でですね、
えーと、信用がコインの表
負債が裏で一つのコインになっているんですが、
このコインが全部裏になってしまうと、使えなくなるんですが、
コインのバランスが崩れる時があります。

これを防ぐか、破綻させてしまって、再び使えるようにバランスさせるのが、広義のデフォルトです。

これで、デフォルト政策に、勧善懲悪の世界を組み込むのがいかにバカらしいという事に気づけるでしょう。
コインが使えないと、そもそも経済活動が出来ないからです。


ただし、プライマリーバランスの問題は別にあります。

過去の例からすると、まあ、放漫財政というのは、とにかく貿易収支が悪化します、
貿易収支が悪化すると、どんどん他国の物が買えなくなる、

よって自国で生産してない分には、生活が苦しくなると。

こちらの貿易収支の問題でも、私たちの生活は破綻します。

貿易に使う物も、通貨になりますね。
通貨の信用に関わるデフォルトと、貿易の兼ね合いは、大きな問題になります。

これでデフォルトの論点は、一先ず、しっかりしたかと思います。

要は貿易収支と通貨問題の解決であると。

リフレ政策で、よく問題にされてるハイパーインフレは、ドイツ中央銀行の対民間企業のデフォルト政策の失敗でした。

まあ、ハイパーインフレと変わらない結果になったろうが、大々的にデフォルトさせてしまえば良かった。

破綻させるか、金を刷るか、均衡するしか無いんですから、どっちでも変わりません。

ハイパーインフレが問題になるという事は、どこかで債務不履行が起こっているという事になります。

リフレにハイパーインフレを持ち込むという事は、国債が返せないから超々規模のデフォルトが起こりますと、反リフレ派は暗黙の了解をしてることになりますね。

それで日本の中央銀行が量的緩和に類する政策をしてないかという話になります。

金融緩和をしてないんですか?と
問われたら、皆さん、してますよとしか答えられないんです。
リフレに類する政策は現に実行済みなんですね。

それでですね、日本の大まかな現状が理解出来たであろうと思いますが、皆さん気になるであろう、通貨の裏付け問題になります。

これ、表向きは、中央銀行のバランスシートになるんですが
信用収縮と同時に起こる際限のない不良負債の膨張ですね、
これでも、通貨の価値は崩壊します。

・恐慌時のデフレは、何故、通常デフレで言われる通貨価値の上昇に当たらないのか

リフレの説明の前に、ここら辺を勉強すべきなんですね。

恐慌により、何故デフレになるのか?

通貨のおおよその価値について、当ブログではやりましたね、

為替では、購買力平価説からフローの規模と資産で決まりますよと、

経常収支+資産増減+外貨準備金増減

この為替の仕組みからすれば、通貨の価値というのは、経済のフローの規模の増減に従って、中央銀行が適切に必要量を工面する事によって決まります。

※購買力平価説+貨幣数量説

恐慌では、ビジネスモデルの多くが崩壊します
フローの縮小→通貨価値の減少→デフレ+通貨安

では、経済成長でどうなるか

フローの拡大→通貨価値の増大→インフレ+通貨高


購買力平価説から説明すると、恐慌のデフレは、単純なフローの縮小、経済の後退になります。

この後退に金融市場が耐えられないんですね。

ならば、通貨高+デフレの今は何でしょうかね、という類いの知識は、この購買力平価の基礎的な知識を知らないと、応用も出来ないんじゃないかと思います。

まあこれ過去にやってますし、今回やりたいのは、リフレによる超長期のデフォルトと、バランスシート不況→好況の説明ですから放置。


・通貨の裏付けは何によって、なされるのか

要はその時の経済のフローと貨幣数量説による、中央銀行のバランスシートが通貨の裏付けになります。

政府が多少の赤字を垂れ流しても、問題無かったりします。


・バランスシート不況⇔バランスシート好況とリフレ政策と国債のデフォルト方法

まあ、倫理問題を放置してなんだかなあと、思われるでしょうが、

GDPの200%を越えた日本の国債を返すあてに、リフレかデフォルト以外の方法が(リフレもデフォルトと同じようなもんですが)、実は、もはや無いんだと。

この対案無くして、財政均衡を論点にしても仕方ありませんし、

次回あたりの記事で
この記事を前提にしたリフレ政策の説明を簡単にやっちゃいましょう。

リフレの説明をしてませんからね(笑)

まあ、デフォルトですから、非常に簡単な結論で言えば、

財政均衡の論点は、

収入、支出、負債の圧縮です。

貿易収支の改善
緊縮財政
デフォルト

要約すれば、ここら辺の問題に収束します。

リフレ(もしくはデフォルト)で負債の圧縮をしながら、貿易収支を改善して、緊縮財政や賃金の是正で節約をすると

これが、現時点の財政均衡に対するパーフェクトな答えで、まあ原理からの話になりますが、他には対案も無いであろうと。

まあ、全部簡単な話になりますから、興味があればご覧下さい。
Posted at 2012/12/10 13:26:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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