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ゆーりっく2のブログ一覧

2013年03月12日 イイね!

組織論と戦略。

さて、今回は戦略の構造分析の話。

具体的に、戦略ってなんでしょうかという話と、組織の戦略と組織図を繋げましょうという話なんですが、
戦略とは、目的命題に対する方法論の思索と、その分析、そして各種方法の選択までの計画運用の広範囲の事を、指します。

戦略と戦術は、セットになっておりまして、
この公範囲の意義の内、方法手段の事を、戦術と言いまして、
まず、目的命題と戦術から書かなければ、戦略の位置付けを理解出来ないかと思います。

まあ、大体の人が20~40%間違って使っている定義ですので、面倒な話なんですが、という事は80~60%合っています(笑)

乱暴に思われるかもしれませんが、構造から曖昧に使われてる定義を、100%区分けしてしまいましょう。

・戦略の主幹部分は、目的命題の分析であり、その戦術の選択である。

戦略は広範囲な意義を持つと書きました、戦略の持つ幅広い広義は、目的命題の分析と戦術を、戦略から区分した時にはっきりします。

では、戦略のどの部分が戦術なのでしょうか。
目的命題から構造を分析しましょう。

目的命題というのは構造内で矛盾してても良いのですが、目的達成に向けたベクトルを持ちます、つまり、目的の達成方向を頂点とした要素命題の集まり、構造的にはそれが戦略です。

あなたの組織には目的命題があって、色んな要素で、その目的は達成されている、そうですね?

リンゴを食べるという、目的を命題としたなら、
それぞれの要素命題は、

・リンゴ「いつ、誰が、どこで、どうやって、どの部分を手にいれる」
・食べる「いつ誰がどこでどうやって食べる」
目的命題の方向に、いくつもの要素命題が主要な要素を頂点に連なっていきます。
主要な要素命題を頂点にしますから
目的がある場合に、命題にはベクトルが生まれる。
ご理解出来るかと思います。

この要素命題の内、方法手段が戦術となります。

リンゴを手にいれる方法の部分
食べる方法の部分

それぞれが戦術、他の部分、目的命題を要素命題に分けて方法を考える部分、方法を選択する部分、方法を相対的に比較してリスクを考える部分、大部分が戦略です。

・戦略には階層が生まれる

目的命題を頂点とした、戦術部分には、それぞれ中継点が存在します。

目的命題リンゴを食べるでは、要素命題リンゴに、どうやっての部分がありましたね。

この部分をフォーカス(焦点拡大)すると、リンゴをどうやって手に入れるのかとなります。

この部分の目的命題は、全体の目的命題リンゴを食べるではないんです。
つまり、この部分は、別階層リンゴを手に入れる。
まあ、もちろん全体の目的命題のフォローは必要です。
つまり、手に入れるのは食べられるリンゴとなりますね。

大抵の戦略は、階層を持ち、部分的な目的命題を持ちます。

その中継点は戦術毎にあります。

例えば、大きな目的命題の場合は、戦略はAを頂点としたZまでの戦術の階層と、それぞれの目的命題を持つことになります。
Aは全体の目的命題なので、~Zを包括しますが、DがZを包括するかは構造のケース次第です。
構造内でDとZが繋がらないなら、DはZを包括はしません。

この戦略の構造は、組織図を思い出しますね。

通常組織は、組織図に従って目的命題を頂点とした戦略を達成します。

もしくは、組織図は戦略に従った形になります。

・目的命題の分析構造は、論理的思考に準ずる。

要素命題に分けて考えようとする俗にいうロジカルシンギングが、要は戦略の一面の話になります。
選択なども含みますから広義からして一部分に納まるのです。

・階層毎に存在する戦略と戦術

戦略の事を理解していない方は、全体の事を差して、戦略と語りますが、
例えば戦術階層Zにおける戦略は、上の階層から包括された目的に準じなからZ内でのみの戦略となります。

俗に言う、戦術級戦略は目的命題の末端戦術での戦略を指す事になりますね。

そして、それぞれの階層が繋がり、目的命題や組織は、メタ(高次)な構造になるのが普通です。

流動的な目的命題を達成するのに、有機的な組織構造を持つのが例えばGoogle。
マトリクス組織になります。

ついてこれるかな(笑)

普通戦略を説明されるときは、一面的な定義として、ピラミッド型から、戦略と戦術が末端ではごっちゃになり紹介されます。

ところが、当ブログでは、目的命題を頂点としたベクトルで、戦術毎に上もしくは横の階層にて包括された戦略が、戦術階層毎に定義されますよ、
目的命題は、普通ピラミッド型にならず、メタ(高次)な構造をもちますよ。

末端でも、頂点近くでもこの形は崩れませんよとしています。

そして、組織は、組織図に従って、戦略を実行、目的を達成します。

そして、今日、普通戦略とは、組織図の構造そのものより、その分析評価部分に焦点を当てられ、用いられます。

まあ、広義内で分析評価選択も戦略ではあります。

カテゴリー式のざっぱな評価方法で、多次元の構造から
一面を取り出して他の組織と比較した結果、評価選択する事は出来ますね。

今マーケティングでは、それらのカテゴリー式評価を戦略と呼んでいるのです。

適当に覚える時は、戦略を目的命題に沿った戦術のメタな構造と、その選択と覚えましょう。
Posted at 2013/03/12 23:35:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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