2013年07月12日
現状の流れだと、ケインズの復活に続いて、トリクルダウン理論が復活するんじゃないかなと思いまして、今回の記事、年号の方は適当です(笑)
イノベーション理論だけだと、説明にどうにも概念が足りませんから、分業資源を入れるとします。
イノベーション理論は分業資源の開拓についての説明でした。
予想だと需要密度と諸条件に相乗して、減価もしくは減衰率に準じた地域内の供給を行うサービス即ち分業資源が生まれると。
開発経済学で同様の結果が予想されてるみたいですが、都市集積によるイノベーションが通じるのは、おそらく過去まです、そのため実証にはズレが生じるでしょう。
このうちの減価及び減衰率の向上は、サービス供給の地域を拡大させますから、通常は一括生産で、無駄を省けますよ、即ち供給力が増す代わりに雇用=既存の分業資源を失いますよとしました。
ワルラスに従うとデフレ圧力となります。
これが今のIT革命及びグローバリズムです。
既存の分業資源もしくは、イノベーション、これらは需要密度に依存しますが、敷地単位辺りの需要密度の条件を満たす職業は、これからどんどん減っていきますし減価もしくは減衰率も向上してより広域の供給も一元化されていきます。
よって、需要密度を失った既存の分業資源も崩壊するハズです。
これ需要面の構造モデルから見ると、一元化による需要消失はより明確になるんですが。
まあ、シュンペーターそのままの焼き増しと見て良いでしょう。
この過程で、需要密度を維持出来る存在って何でしょうねと考えると、今の財政支出と金利政策くらいなもんなんですよね。
即ち、金持ちくらいにしか、需要密度が存在しない世界になっていきます、そのような世界ではですねトリクルダウン理論が、ほぼ完全に機能すると思うんですよね。
そこでね、トリクルダウン理論を指して、我々はやっぱり正しかったんだと嘯く勢力が、将来現れるんじゃないでしょうかと思います。
トリクルダウン理論なんてのは、現状否定済みのブードゥー経済学なんですが、
最大権力勢力のコンセンサスの方向としても、理論的に需要が残り復活するんじゃないかなあと思える理論なんですよね。
まあこれから、どうなるのかと。
今回はそういう世間話。
以上

Posted at 2013/07/12 13:47:41 | |
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