2013年09月11日
大体でいきますよ。
共同体の作り出す互恵の交換性というのに目をつけました。
つまり余剰品。
という事はコモンズは、交換品を作り出すだす共同体という事になりますね。
これが下層のコモンズです、企業とかね。
持続性のある需要とは、この交換性のあるコモンズがベースになります、都市において、交換性の高いコモンズの密度がある水準を越えると、さらに多くのコモンズを作り出しますよと。
こちらの都市集積で新たに産まれるコモンズには、必ずしも交換性は付属してませんが、イノベーションにより産み出されるコモンズには違いありません。
この経済の中で、貨幣の持つ役割とはコモンズ同士の触媒ですが、貨幣というというコモンズの触媒を独占出来る上層のコモンズがありますね、例えば政府です。
上層のコモンズは下位のコモンズに、地域的な優位性を持ちますから、例えば官僚主義なんてのは、特に財政面で上手く行きづらい面があります。
これは、政府という上層のコモンズが、貨幣というコモンズを独占する傾向にあるからです。
結果、貨幣とコモンズの価値及び生産品は兌換性を保ったまま、しばしば乖離します。
まあ、これ政府が無くても変わらないか。
財政支出で乖離は増えそうですけどね。
ここでインタゲに注目したいですけど放置。
それぞれのコモンズには、技術限界と密度限界と人口による余剰品の限界が予想されますね。
これらコモンズが都市を中心に減価率を限界とした階層になっているのが、今の経済だと。
コモンズ中心だと、だいたいこんな感じになるのかなと思いますけどね。
となると、労働はコモンズの持つ資源になるのかな?
こうすると、支配関係が逆になりますね、人口と資源問題>コモンズ>労働力
使わない資源が文句を言うとか、普段の感覚とあべこべになりそうですが(笑)
まとめる前のイメージだけで書きましたよ。
上層のコモンズが下層に貨幣を流さないとか、水利権と同じ関係は成り立ちそうなんですが、現実どうなんでしょう?
あと、ポランニーですね、意外なところが出資していたようで、やはり目の付け所が違うなと(笑)
以上

Posted at 2013/09/11 19:13:53 | |
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2013年09月11日
一応、貨幣世界とコモンズの関係でどんな記事を作ろうか考えてる最中ですが、
今回時事ネタですね。
あ、祭典の当選、おめでとうございます。
で、祭典とは別にですね、オリンピックの経済効果系の話が一部盛り上がってるようで、これ年一回の夏祭りから4日に一回の市とか、最終的には24時間営業のスーパーマーケットですか、期間を短くして比較してもらうと解りやすいように思います。
後は、単なる財政支出ですから、お馴染み特需景気のサイクルですし、財政支出分の内容は放置します。
特需景気のサイクルは設備投資から、過剰な設備投資分が焦げ付くサイクルですよと、財政支出は、当ブログを読む人にとっては常識以前の話。
さて、何故、年一回の祭りはきちんと儲かるのか、これ需要を一年溜め込んで放出するんですね。
4日に一回の市も同じ、かつて脆弱だった供給側が供給のための時間を取られたくないので、溜め込んだ需要を一気に消化する場を作ったと。
需要の消化方法は、大切ですよとイオンモールの話でやりましたね。
あれと変わりません。
オリンピックは4年に一度の需要放出の場なんですね。(冬もありますから異論は認めましょう)
ここで注目すべきは、スポーツは(減価率が高い)内需系のコンテンツ産業だという事なんですね。
他の国で使えるような同規格の用具は外需もありますけれど。
ちなみに私は、スポーツをする側の人間ですから、スポーツに悪いイメージは全くありませんよ(笑)
当ブログで指摘してありますように、内需系のコンテンツ産業を支えるのは、持続的な需要密度が必要です。
以上の条件から、オリンピックの経済効果を解りやすく書きますと、
・財政支出
・4年に一度の需要放出(地域的に見れば需要に持続性は無し)
・継続的な雇用増加は見込めない
この三点になるかと思います。
よって、効率だけを考えたら、雇用増加含めて、いかに出来るだけ設備投資をしないで、放出された需要を消化するかと。
これ普通の商売と全く変わりませんよね(笑)
まあ、普通の話にならなきゃおかしいんですけどね。
ロンドンオリンピックでも、来期の観光はのびなかったようですし、普通に考えれば持続性のある需要密度はオリンピックでは得られません。
よって、特需景気のサイクル+需要消化のみがオリンピックの経済効果となります。
財政支出の効果については、個々で評価すべきなんでしょうが、現状の為替水準で何をしようが疑問に思います。
国内の消費も現状の経常収支の傾向からでは、特需景気のサイクル(財政支出)とほぼ変わりませんから、要は国内の消費は増加分だけ赤字になるでしょう。
後は国外から来てもらったお客さんに、どれだけお金を使ってもらうかがキーになりそうです。
国内の消費が財政支出と変わらないとなると、
ネック側:国内の消費と財政支出
メリット側:観光収入
やっぱりマイナス側が少し強いんじゃないかなと思います。
これ、今の為替水準と悪化しつつある現状の産業構造の場合でですよ。
どう考えても日本は通貨高によるデフレリスクが、高すぎたんじゃないかなと思います。
損益分岐点はとっくに過ぎている。
後はいつデフレリスクが通貨高のせいで、取り返しのつかないリスクだと、気付けるかくらいしか無いんじゃないのかな。
まあ、空気を読めない経団連以外は、節約を明確に打ち出したオリンピックですし、マイナス自体あっても少ないんじゃないかなと思います。
というか、今の財政では何名目だろうが、使い過ぎたら普通にダメでしょう。
そうしたら特需景気のサイクル分プラスを先に計上しますから、先ず成功したオリンピックと呼ばれると。
微妙な結論ですが、誰が考えたってオリンピックの経済効果は良くも悪くもこんなもんです。
24時間営業の利点を求められそう、というかそちらの方が面白い話になりそうですが、深く突っ込みませんよ。
なに、他の結論を出した人が居る?だれだ?
以上

Posted at 2013/09/11 07:03:17 | |
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