2013年03月07日
さて、既に結論は書いてありますが、まず、適当に定義しなければならない問題。
というか、フローの結論が出てるので興味の関係上ペースが遅いです。
それが当ブログの醍醐味という事で(笑)
汚職ですね、仕事上の失敗と判別がつかないと仮定しました。
まず、叩き台をWikiから
『汚職(おしょく)とは、公職(公職以外の場合は背任)にある者が、その地位や職権を利用して収賄や個人の利益を図る不正行為を行うことをいう。また汚職のうち、政治にからむ大規模な贈収賄事件や、犯罪の事実が特定しにくく判決のむずかしい裁判事件のことを、特に
疑獄(ぎごく)という。警察用語では「汚」の部首からサンズイとも呼ばれる。
なお汚職の語源は「職をけがす」という意味の「 職」(涜職)(とくしょく)で、「 」が当用漢字に入れられなかったため、言い換えられて「汚職」になった。』
>その地位や職権を利用して収賄や個人の利益を図る不正行為を行うことをいう
組織は定義しましたから
Wikiに従って共通の目標に外れる行為が、汚職または背任になります。
ここで問題になるのは、いわゆる刑法での、行為無価値論と結果無価値論、即ち汚職における悪意の所在。
もちろん、悪意のある場合には、共通の目標に対して、損失が生まれるのですが、
悪意の無い場合の失敗と、結果論において変わらないでしょうと。
つまり目標達成上のミスにおいて、悪意の無いミスと、悪意のあるミスで、倫理問題の差異と、損失額の差異があるのか、これが汚職の定義の論点。
2つの論点から差異を挙げてみましょう。
・世の中には、問題発覚まで、損失を拡大させる人が居る。
こちらは、損失額の差異、書き出してみると、汚職や背任に限らない事が解ります。
見えない失点の拡大は、大抵は問題が表面化するまで続きます。
大部分が、途中で修正可能ですが。
悪意の所在によっては、可能性として明確に拡大傾向(早さ)にあるか、そして隠匿の可能性の差がつくくらい。
この差異において、汚職と通常のミスでは、論理上、私には明確な差異は見つけられませんよと。
汚職における、スピードの早いまたは莫大な隠された損失は、通常のミスの拡大と変わりません。
あとは見つけるか事が難しいというだけでですね。
ここから汚職はミスであると、仮定しました。
・倫理問題からの差異
さて、この倫理問題によって損失損害に差異がつくのかを提議してみましょう。
汚職の問題点の大部分を占める論点が、先ほど汚職を組織の目標に対するミスと仮定しました、そのミスの拡大幅が広がるという問題です。
まあ、従来の損失に、汚職分の損失が加算されるので当然といえば当然。
今回の話題で、わざわざ当ブログを覗きに来てこられる方の悩みは、まさにそこにあるでしょう。
ここから、とても簡単な仮説を唱える事が出来ます。
『損失が拡大しているときに、まず、疑うべきは2種の損失である。』
従来のフローと、従来のフローに加えた、汚職の損失の2重構造。
まあ、失点方式は100点を仮定出来ないのが普通なので、こういう考えに立てる方が嫌いなんですが、
構造上は失点方式の2重構造になるのが普通になりますね。
これが組織の損失採点。
フローの失点と汚職の失点。
つまり、結局は同じミスなんですが、加算方式から所在の違うミスとなります。
目標に対する失点とする仮説は、変わらずに所在は2重となったかと思います。
では、このシリーズ次の記事で、責任所在を明確にしやすくなる組織図を簡単にやってみましょう。

Posted at 2013/03/07 07:51:52 | |
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